秦王朝の魅力と中国茶のおもてなし
中国の歴史・地理・政治・経済・文化・芸術など、多角的に中国を学べる「中国を知る会」は、毎月1回開催されています。
7月23日には、第18回目の学習会を尼崎教育会館1階会議室にて開催しました。今回のテーマは、誰もが関心を寄せる「秦王朝」。
紀元前230年に韓を滅ぼしたことを皮切りに、趙・魏・楚・燕・斉といった戦国七雄を次々に征服していきます。「政」と名付けられた人物は、後に「秦の始皇帝」として知られるようになりました。
秦の国章には、一見すると読めないような文字が使われていますが、これは当時地域ごとに異なっていた文字を統一した「小篆体」と呼ばれる書体です。
また、度量衡の統一を実施し、書物の焼却(焚書)も行われ、多くの文献が失われました。
中国茶とお菓子でひとときの癒し
当日は、学習の合間に中国茶とお菓子でひと息。
お茶には、中国緑茶の中でも特に有名な杭州産の「龍井茶(ろんじんちゃ)」をご用意しました。また、ドリアンとココナッツの風味が楽しめる「榴莲椰脆饼」、ゼリーのような食感で甘みがある「爆浆麻薯」もお出しし、参加者の皆様に好評でした。
次回のご案内
次回の学習会は、8月27日(水)13時30分から、尼崎教育会館1階会議室にて開催予定です。テーマは「前漢・新・後漢」について。もちろん中国茶とお菓子もご用意いたします。