―戦後日中関係の語り方について―
「歴史」は記憶と忘却が相交錯する中で作られてきたものである。いわゆる歴史問題や歴史認識問題は決して「過去の事実」ではなく、その事実に対して当事者同士が現在までどのように語ってきたのかというヒストリカル・ナラティブに由来している。戦後の日中関係を語るには、とりわけこのような様相を呈する。本報告では、具体的な事例を取り上げながら、戦後日中関係の語り方、およびそれが日中歴史和解に与える影響をお話したい。
日時:2023年2月21日(火)14:30~16:00
会場:現地+オンライン(Zoom)
東北大学東北アジア研究センター大会議室(436室)
講師:王広涛 復旦大学日本研究センター准教授、京都大学大学院法学研究科外国人研究員
議題:歴史と記憶のはざまに―戦後日中関係の語り方について
参加申込締切 2023年2月19日(日)オンライン参加申込者には前日までにZoomのリンクをお送り致します。
アクセス:http://www2.cneas.tohoku.ac.jp/news/news230127.html
主催:東北大学東北アジア研究センター
共催:東北大学 社会にインパクトある研究D2近隣国理解