干渉にも屈せず、自主的立場を貫いてきた歴史を教訓に運動の前進を目指す
日中友好協会兵庫県連合会は、7月4日午後、神戸市東灘区で第67回総会を開催しました。開会にあたり前田清県連会長は、来年の日中国交正常化50年を前に、1966年からの「文革」以後、1999年の中国側との関係正常化まで、協会は中国の大国主義干渉と闘い、日本人の自主的立場を貫いてきた、この運動の歴史を教訓として受け止め、真の日中友好の発展のため「中国を知る学習会」や多彩な文化活動、国民レベルの友好交流活動を積極的に展開し運動を前進させようと呼びかけました。
ゲストとして招いた中国人留学生は、コロナ禍で授業は全てオンライン、評価を受けないと大学に行けず友人とも会えません。3月に大学院を終了し、現在就活中ですが採用が制限され、面接もオンラインとなり多くの留学生が帰国を予定しています。アルバイトで凌いでいますが、この間、時短や休業でバイト収入は3分の1に減少し困っています、と現状を語っています。
総会での討議は多岐に渡り、中国問題や日中情勢、マスコミの中国報道、支部活動の現状や支部総会開催と会員を増やす取り組み、太極拳教室の現状、「中国百科検定」などについて発言がありました。総会は提案された議案を採択、新役員を選出し大会宣言を拍手で採択しました。