日中友好協会・姫路支部では、8月1日から31日までの1か月間、たつの市「赤とんぼ荘」にて『中国旅行写真展』を開催し、無事に終了いたしました。多くの方々にご来場いただき、心温まる交流の場となりました。
展示をご覧になった方々からは、 「へぇ、こんな場所も中国にあるんやなぁ」 「ここ、私も行ったことあるわ」 といった声が聞かれ、写真を通じて旅の思い出を語り合う姿も見られました。
展示は常設形式のため、スタッフの常駐はできませんでしたが、作品の損傷やトラブルは一切なく、穏やかな雰囲気の中で開催できました。展示スペースはレストランへの通路を兼ねたオープンスペースでしたが、入り口に設置した「鑑賞者名簿」には、合計341名の記帳がありました。
記帳された方の内訳は、たつの市が228名と最も多く、次いで姫路市が57名、神戸市が17名、加印地域が13名、相生市が12名、赤穂市が7名、神崎郡が5名、そして兵庫県外からの来場者が2名でした。
この中には、姫路支部の会員や中国旅行に参加された方々のお名前もあり、新聞折り込みを見て来場された方も多くいらっしゃいました。記帳率を約50%と仮定すると、実際には700名近い方々にご鑑賞いただいたことになります。
名簿には、こんな嬉しいメッセージも添えられていました:
• 「お疲れ様です。また来ます」
• 「とても素敵な写真ばかりでした。また開催してほしいです」
• 「いい記念写真、まとめて一冊にして売ってください」
• 「カレンダーを今年も作ってください」
こうした声に、私たちも大きな励ましをいただきました。
毎年秋に開催される「ひめじ国際フェスティバル」の準備にあたり、支部写真家集団では「ただ美しい観光地を紹介するだけでなく、日本人が日中友好を願って旅した記録を伝えたい」という思いを共有し、作品選びや説明文にも工夫を凝らしてきました。
高層ビルが立ち並ぶ上海の街角、歴代皇帝の建造物の前、水郷の暮らしが息づく風景など、どの場面でも“人”を中心に撮影しました。現地の中国の方々と日本人旅行者との交流の様子も、写真にしっかりと収めています。
今回の「赤とんぼ荘写真展」は、そうした思いを多くの市民の皆様に届ける貴重な機会となり、私たちにとっても大きな成果となりました。
ご協力いただいた皆様、そしてご来場くださった皆様に、心より感謝申し上げます。
日中友好協会・姫路支部