「自分でつくる八宝茶」を体験

体質に応じ材料をブレンドする

6月19日に開いた「中国茶講座」はこれまで最多の参加者がありました。神田貴子講師作成の11枚に及ぶ資料や解説を聞き、会場中央に並べられた八宝茶の材料から自分の体質に応じた材料を選び、それぞれ自分だけの八宝茶を楽しみました。

「八宝茶」とは、中国茶にナツメや龍眼、クコの実などの漢方生薬や、お花、ドライフルーツ、氷砂糖などをブレンドして作る健康茶のことです。八宝には、たくさんの種類という意味があり、必ずしも8種の材料という訳ではありません。それでも市販される八宝茶の多くは8~9種の材料から作られています。

もともと中国西方の回族の間で飲まれていたものが、シルクロードを通じて中国各地へ伝わったと言われています。材料の組み合わせは無数にあり、体調や季節、味の好みに合わせて自由にブレンドして楽しむことができます。八宝茶では、緑茶が多く使われ、他に白茶や青茶(烏龍茶)、紅茶、ジャスミン茶等でも使われます。お茶にもそれぞれ身体を冷やす涼性のお茶、身体を温める温性のお茶があります。(写真中央に並べられているのが八宝茶に使う材料)

次回「中国茶講座」は7月17日(水)午後1:30~

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