中国古典舞踊「KOKORO」神戸まつりに出演

県連会員の舞踊家、舞姫・こころ(胡紅侶)さんが、舞姫KOKORO & KOKORO中国舞踊学院として神戸まつりに出演します。

  • 日時:2024年4月21日(日)14:50~15:00
  • 場所:東遊園地特設ステージ
  • 演目:モンゴル族古典舞踊「春江花月夜」

皆さんのご来場をお待ちしております。

<神戸港 平和の碑>の集い2024

2008年7月21日、KCCビル前に<神戸港 平和の碑>が完成しました。アジア・太平洋戦争の時期に神戸港で強制労働を強いられた朝鮮人・中国人・連合国軍捕虜の歴史を刻んだものです。「神戸港における戦時下朝鮮人・中国人強制連行を調査する会」では、石碑建立以降、毎年4月に、<神戸港 平和の碑>の集いを開いています。

石碑前での集会ののち、講演会を開きます。講師はPOW 研究会の田村佳子さん。昨年末に刊行された『捕虜収容所・民間人抑留所事典』(すいれん舎)に神戸の捕虜収容所について執筆されています。田村さんの調査/研究によってその全体像が明らかとなりました。

日時:2024年4月13日(土)
1)14;30~14:45 石碑前で小集会
2)14:50~16:30 勉強会(参加費&資料代1,000円)
テーマ:「神戸におけるアジア・太平洋戦争下の連合国軍捕虜収容所」
講 師:田村佳子さん(POW 研究会会員)
会 場:KCCビル10階(華僑歴史博物館のあるのがKCCビルです)
兵庫県神戸市中央区海岸通3 -1- 1
3)17:00~ 雅苑酒家(南京町)で懇親会
(参加費4,000円、学生2,000円)

●懇親会は事前申し込みが必要です。下記事務局まで、お願いします。

神戸港における戦時下朝鮮人・中国人強制連行を調査する会
代表 安井三吉/ 副代表 徐根植、林伯耀
事務局長 飛田雄一
<事務局>
〒657- 0051 神戸市灘区八幡町4 -9– 22
神戸学生青年センター内 e- mail: hida@ksyc.jp
TEL 078- 891- 3018 FAX 078- 891- 3019

孫文「大アジア主義」講演100年を前に学習講演会

2024年は二つの100年が重なる記念すべき年です。神戸生まれの著名な作家・陳舜臣さん(1924~2015年)生誕100年と孫文が神戸で「大アジア主義」講演(1924年11月28日)を行って今年で100年となります。これを記念し、日中友好協会兵庫県連合会は学習講演会を3月23日午後、神戸市内で開催し40人が参加しました。安井三吉神戸大学名誉教授が「陳舜臣さん(生誕100年)の孫文像―『大アジア主義』講演100年を前に―」と題し講演しました。

安井教授は、陳さんがなぜ孫文に関心を高めていったのか、「近代を書くに至って、つねに孫文という大きなテーマに邂逅した。その周りを手さぐりで行きつ戻りつしたものである」と『青山一髪』あとがきに記しています。安井教授は、自身の仮説ではあるがと前置きし、「ある時期から陳舜臣さんは、孫文を非常に重視し、自らの理想を孫文に仮託して語るようになった。民族主義から世界主義へ、と」。そして、孫文の三民主義や神戸中華同文学校と梁啓超についても紹介しました。 陳舜臣さんは1924年2月18日神戸生まれ、国籍は日本(台湾)→中華民国→中華人民共和国→日本、と情勢の劇的な変化により国籍を変更したと思われます。大陸中国について陳さんは、「 『西行漫記』(「中国の赤い星」中国版)を読み中国共産党と毛主席のことをかなりくわしく知った。興奮をおさえることが出来ず、幾晩も眠れなかった」(「詩人教師毛主席」)と記している。台湾の2・28事件、台湾の民主化については年表を示し解説、1989年の天安門事件について陳さんは、一般商業紙や雑誌、華僑報で痛烈に批判している。

安井教授は最後に、陳舜臣さんが孫文への思いを表した言葉を紹介、「1924年に、孫文は北京に帰る途中、神戸に立ち寄って県立高等女学校で演説しているんです。ちょうど私が生まれた年、それも同じ神戸です。それで私には、孫文とは何か見えない縁で結ばれているような感じがあるんです。その時の演題は「大アジア主義」でした」。

「20世紀前半の話で、国家はそんなになかった時代に、『大同主義』『世界国家』を論じているのは理想論に感じる」「陳さんは天安門事件後、国籍を中華人民共和国から日本に移籍しているが、その後大陸へは行かれているのか」「孫文の『大アジア主義』は『大東亜共栄圏』と似ているように感じるがどうか」などの質問が会場からありました。

広島の高校生が描いた原爆の絵展

原爆被害の実相を後世に伝えていくために

広島の高校生が原爆被害の実相を後世に伝えていくいために、被爆体験証言者の方とともに制作した「次世代と描く原爆の絵」のレプリカの展示会です。また、当時の様子がわかる映像を2回流します。

日時:2024年3月31日(日)10時~16時30分

会場:野の花サロン(〒658-0051神戸市東灘区住吉本町1丁目24-27)

*東神戸病院(JR 住吉駅北)を北へ、山手幹線道路沿いの三菱UFJ銀行東隣

映像上映:①11:00 ②14:00

参加無料

共催:東神戸医療互助組合 社保平和委員会・原水爆禁止東灘区協議会(東灘原水協)

お問い合わせ:(078)851-9381(互助組合:道上)(078)811-3948(東神戸薬局:成山)

記念講演会「陳舜臣さん(生誕100年)の孫文像」

「大アジア主義」講演(1924年11月28日)100年を前に

孫文が神戸(現・兵庫県庁のあたり)の県立神戸高等女学校講堂で「大アジア主義」講演を行ってから今年11月28日で100年となります。また1924年は神戸の著名な作家・陳舜臣さん(1924~2015)が生まれた年でもあり、今年生誕100年でもあります。この記念すべき年にあたり、日中友好協会兵庫県連合会は孫文研究で著名な安井三吉神戸大学名誉教授を迎え、「陳舜臣さん(生誕100年)の孫文像―〔大アジア主義〕講演100年を前に―」をテーマに学習講演会を開催します。講演会はどなたでも参加頂けますのでお誘い合わせてご参加下さい。

日時:2024年3月23日(土)午後2時

場:神戸市立灘区文化センター5階E会議室(JR六甲道駅接続)

講師:安井三吉  神戸大学名誉教授

テーマ:陳舜臣さん(生誕100年)の孫文像―「大アジア主義」講演100年を前に―

参加協力費:500円

安井三吉先生プロフィール:1941年東京生まれ、東京大学文学部東洋史学科卒業。1972年東京大学大学院博士課程満期退学、神戸大学教養部講師、助教授、国際文化学部教授、2004年定年退官、名誉教授、孫文記念館館長・神戸華僑歴史博物館研究室長。専門は中国近現代史研究。

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax:078-412-2228 

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net 

第53回神戸空襲犠牲者合同慰霊祭

犠牲者への黙祷、読経、空襲体験談などで追悼

阪神淡路大震災に見舞われた私たちを、次々続く自然災害を日本中の人々が助け合ってきました。今年1月1日から続く能登半島地震も支えあいたいものです。今、ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルのガザへの攻撃など、なぜこのような戦争が続くのか、平和を求める願いと努力が届き、人が人を傷つけあう戦争を人間の思いやりや想像力、相互の信義と公正に基づき停戦へと進めることを信じたいものです。79年前の2月5日、3月17日、5月11日、6月5日、8月6日と何度もあった神戸空襲を忘れないように、亡くなられた方々の無残な死や無念へ思いを新たにするために、亡くなられた方々を思うひと時を過ごします。

日時:2024年3月17日(日)午後1時30分~

場所:薬仙寺(兵庫区今出在家町4-1-14 ☎078-671-1696)

犠牲者への黙祷、住職の読経、空襲体験者のお話

若い皆様にも、体験を継承し、語り継いでいくためにも、参加頂きお話を聞いて頂ければと思います。

*薬仙寺へは、当日JR兵庫駅から、市営地下鉄海岸線「和田岬」駅から案内板を設置します。

神戸空襲を記録する会(連絡先☎080-1419-8208)

大空襲で焼野原となった神戸市街
空襲で焼けた生田神社のご神木・楠の切り株

神戸岡本梅林公園で「2024年梅まつり」

「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」

岡本は歌に唄われるように昔から有名な梅林地帯です。岡本梅林公園は昭和57年に公園として整備され、神戸の街並みや大阪湾を一望できる位置にあります。2月中旬から3月中旬にかけて約40種類200本の梅が咲き誇り、遅咲きの梅など種類も豊富で長い期間梅見を楽しむことができます。2月25日(日)午前10時より「摂津岡本梅まつり」が行われます。まつりでは各所で梅ガイドによる説明、また甘酒・梅パン・梅関連商品の販売も行われるようです。岡本公園は阪急岡本駅から北西へ約10分の見晴らしの良い高台にあります。

摂津岡本梅まつり:2024年2月25日(日)

時間:午前10時~

各所で梅ガイドによる説明、甘酒・梅パン・梅関連商品販売

主催:摂津岡本梅まつり実行委員会

協力:東灘区梅一の火会/岡本商店街振興組合

「辛亥革命」を学ぶ―中国近現代史を学ぶ会

中華民国臨時政府の成立と宣統帝退位

清朝のもとでの立憲君主制実現という方向に向かうかに見えた20世紀初頭の中国であるが、その転機は改革を支えていた立憲派の離反から始まった。自らの主導による政治体制の実現を夢見ていた彼らにとり、1911年5月に組織された最初の近代内閣が皇族を首班として漢人閣僚は僅か3分の1足らずを占める陣容であったことは、到底納得できるものではなかった。再組閣が拒絶されたことで、清朝に対する信頼は一挙に低下し、さらに四川省で鉄道国有化をめぐり発生した保路運動への不満を募らせていたところへ、10月10日に湖北省武昌で武装蜂起が発生した。革命派の工作で蜂起した清朝の新式軍隊に在地の立憲派も協力し、湖北軍政府の樹立を宣言した。これを契機として各地で蜂起が続発し、ここに辛亥革命が勃発した。

武昌蜂起の勃発後、清朝は最精鋭の北洋軍を南下させて湖北の革命蜂起鎮圧作戦を展開し、さらに隠棲中の袁世凱を総理大臣に起用して事態の収拾を図った。袁は有利に鎮圧作戦を展開することで圧力をかけつつ、革命勢力側の交渉による解決を持ちかけた。その結果、共和側の受諾と引き替えに自らの大総統就任を認めさせ、1912年2月に宣統帝の退位詔書が発せられて清朝は滅亡した。そして3月に袁は臨時大総統の孫文にかわって大総統に就任し、首都も北京に移転した。(プリント資料「辛亥革命」と孫文より。写真は清朝末期から中華民国建国直後の硬貨。左は袁世凱、中は孫文)

 

次回学習会の日程

日時:2024年2月24日(土)午後2時~4時

会場:日中友好協会兵庫県連合会「教室」

JR摂津本山駅北口を東へ線路沿いに徒歩1~2分「甲南ビラ」2F

参加費(資料代):500円

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax:078-412-2228

E-mail: okmt50@nicchu-hyogokenren.net

2024年神戸・南京町の「春節祭」

雑技や変臉、獅子舞などで春節を盛大に祝う

旧暦で節句を祝う中国では、旧暦の正月を「春節」として盛大に祝います。この時期の中国は爆竹が鳴り響き、祝い事には欠かせない龍や獅子舞が舞い踊り、大いに賑わいます。神戸・南京町でも旧暦の正月に合わせ、1987年から春節をアレンジし「春節祭」が始まりました。

今年の春節祭は、2月10日(土)~12日(月・祝)に南京町広場で行われ、期間中、変臉(変面)・雑技・獅子舞・舞踊・音楽・龍舞・太極拳など多彩なイベントが連日盛大に行われます。

期間:2024年2月10日(土)~12日(月・祝)

場所:神戸・南京町広場(JR/阪神元町駅を南へ5分)

主催:南京町春節祭実行委員会 ☏078-332-2896

南京町獅子舞
龍舞
変面

南京町へのアクセス

1・17メモリアルのつどい

阪神淡路大震災から29年―ミニ長田ウオーク

29年前の1995年1月17日(平成7年)午前5時46分に発生した兵庫県南部地震(マグニチュード7・3)で建物の倒壊や火災により犠牲者6,434人、負傷者43,792人、全壊及び半壊棟数249,180棟の大きな被害が出ました。今年1月1日に発生した能登半島地震(マグニチュード7・6)は阪神淡路を上回る規模の大地震で、家屋の倒壊、火災、津波、土砂崩れなどが連日報道され被害の大きさが伺えます。被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

阪神淡路大震災で建物の倒壊や広範囲にわたる火災などにより壊滅的な被害を受けた神戸長田地区では震災から29年目を迎え、震災復興長田の会/1・17長田メモリアル実行委員会が「長田 ひと・街・くらし 1・17メモリアルのつどい」を計画し多くの人々の参加を呼び掛けています。

日時:2024年1月17日(水)9時30分~

場所:ピフレホール3Fクラフト室(JR新長田駅南側)

内容:ミニ長田ウオーク、紙芝居「お地蔵さんとつなぐ絆」、みんなで交流(学生さんと一緒につくりました)

参加費:無料

主催:震災復興長田の会、1・17長田メモリアル実行委員会

連絡先:090-3626-4866(事務局・江口さん)