帰国者が丹波篠山へ黒豆狩り

初めての体験に帰国者大喜び!

中国帰国者への支援活動を続けている中国「残留日本人孤児」を支援する兵庫の会(浅野慎一代表)は10月16日(日)、中国「残留孤児」や残留婦人2世とその家族46人と支援する会スタッフ、ボランティア16人の合わせて62人が大型バス2台に分乗し丹波篠山の黒豆畑へ向かいました。支援する会はこれまでも年1回各地を訪問し交流と社会体験を目的に「バスで行く交流会」を実施してきましたがコロナ拡大の影響で今回は3年ぶりの実施となりました。

この日は好天にも恵まれ、黒豆畑に到着した一行は地元農家の人から丹波地方特産の黒豆について話しを聞き、畑へ入り一ぱい実をつけた枝を引き抜き大喜び、黒豆狩りを体験しました。その後、篠山城跡へ向かい地元の土産物が並ぶ売店に立ち寄り買い物をして帰路につきました。(上:畑に入り黒豆を収穫する帰国者ら)

帰路の途中、神戸市垂水区にある舞子墓園の中国帰国者の墓とその隣に建つ記念碑を訪れました。帰国者が支援者の援助を受け協力し合って寄付金を募り、兵庫県と神戸市から助成を得て2019年3月に建立されました。帰国者の墓と記念碑は、完成後、兵庫県帰国者の会(植田恒陽会長)が当番を決めて清掃や管理を続けています。参加した帰国者は「黒豆狩りは初めての体験で楽しい一日を過ごすことが出来ました」と感想を語っていました。(写真:舞子墓園で帰国者の墓、記念碑前に集う)

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