黄山を見ずして、山を見たというなかれ
世界遺産の黄山は中国安徽省にある景勝地、仙人が住む世界(仙境)を思わせる景観で古代より「黄山を見ずして、山を見たというなかれ」と言われ、数多くの文人が憧れ、水墨画や漢詩の題材となっています。
黄山の山々は古生代にできたもので、氷河や風雨の繰り返しにより岩石が侵食され断崖絶壁の景観ができたと言われています。海からの湿った空気の流れ込みにより峰々に漂い大量の霧や雲を発生させています。三主峰と呼ばれる蓮花峰、光明頂、天都峰の他69の峰があります。
「黄山松」は、岩の割れ目に根を張り、その強い生命力が尊ばれています。黄山には怪石・雲海・奇松に温泉を加えた「黄山の四絶」と称され「天下の名勝、黄山に集まる」と言われています。(1990年世界遺産に登録、Wikipediaより抜粋)。9月のツアーでは山頂まで雲谷ロープウエーで上り、山頂付近をハイキング、光明頂・東海門・大王松・連理松など山頂の絶景を見学します。