コロナにも猛暑にも負けず「平和美術展」盛況

平和を願い124人&6グループから237点の作品展示

「平和の壁に花一輪を」を合言葉に、7月21日~25日、兵庫県民アートギャラリーで開催された第54回兵庫県平和美術展には124人と6グループから237点の作品が展示され会場を訪れた人々は静かに見入っていました。

「新型コロナの感染が世界的に広がり、収束の目途がいまだに立っていません。コロナ禍で日本の医療体制の弱さが浮き彫りになったにもかかわらず、国は予算を削減しています。一方で軍事費は9年連続で増額しています。2021年1月22日に、核兵器の開発、保有、使用を禁ずる「核兵器禁止条約」が発効しました。世界で唯一の被爆国である日本は批准に背を向けています。

平和を願う私たちにとって、新型コロナの一日も早い収束を願うとともに、人権抑圧、乱開発や自然破壊、軍事など人と地球を傷つけることに抗議します。私たちは、核兵器廃絶、ジェンダー平等、平和を願い、暮らしに希望を見出せるよう、自らの表現活動を大切にし、新たな意欲で取り組んでいます。毎回、新しい出品者が登場し、新鮮な風を送ってくれています」(美術展パンフより)

第54回「兵庫県平和美術展」には、124人と6グループから237点の絵画・写真・書・新聞ちぎり絵・ちぎり絵・絵手紙・きり絵・写佛・網戸絵・絵と詩コラージュ・川柳・漫画・短歌・木版画・立体・ボビンレース・カービング・木彫・陶芸・民芸・ちりめん細工・小物・ファッション・帽子・着物リメイク・フラワーアレンジ・パッチワーク・タペストリー・クラフトの各分野からの作品が展示されました。

来年、2022年は7月27日(水)~31日(日)に開催されます。

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