「尖閣問題」がわかる日中友好ブックレット(Ⅰ)
2010年の尖閣諸島沖での漁船衝突事件以来、日本と中国の関係は悪化しています。この間、日中両政府による話し合いの動きもありましたが、日本の尖閣諸島「国有化」をきっかけに、その対立はエスカレートしています。両国の関係は日中国交回復以来、最も悪い状況になっています。世論調査では「相手国に対して良く思わない」という比率は両国とも約9割となっていますが、一方両国の関係は大事であり、関係を修復すべきだという声も約7割を占めています。
尖閣諸島問題については、雑誌や書籍、新聞など様々な角度から多くの論評がありますが、このブックレットでは、尖閣諸島をめぐる問題について、ここ数年の動きと、明治期以降を中心にその歴史的経過などをわかりやすく説明し、平和的な話し合いで解決すべきだという視点で解明しています。
日中友好協会は、1950年の創立以来、かつての中国に対する侵略戦争への反省から再び侵略戦争を許さないという精神のもとに、草の根の運動としてねばり強い運動を進めています。尖閣諸島の問題についても、こうした運動を地道に進めながら、両国の友好と平和に通じる解決を願い、国民への呼びかけと日中両政府へのはたらきかけを重ねています。このブックレットが、尖閣諸島の問題と日中友好のために少しでも役立つことを願っています。
1、尖閣問題の平和的解決めざすアピール 2、尖閣諸島とは 3、漁船衝突事件と「国有化」 4、尖閣諸島をめぐる歴史 5、日本、中国、アメリカ、東南アジアの動向 6、平和的な話し合いで解決を 資料・年表(ブックレット目次より)
日中友好ブックレットⅠ「尖閣問題~平和的解決を~」
日本中国友好協会編 発行:本の泉社
定価:540円+税(送料別)
多くの方に今読んで頂きたいブックレットです!
日本中国友好協会兵庫県連合会
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