生茶と熟茶、氷島五寨の生茶を飲み比べ
11月20日の中国茶講座は「普洱茶」について高級茶芸師・高級評茶員の神田貴子さんから詳しい説明を聞き、生茶と熟茶、近年大へん人気のある産地の一つ氷島五寨の生茶を飲み比べました。
普洱茶とは、中国6大分類の中で黒茶に分類される後発酵茶の一種で、中国雲南省で生産され、雲南大葉種という品種が使われます。製造工程の違いにより「生茶」と「熟茶」があり、円盤型やレンガ型などに固めた圧縮茶や散茶があります。長期保存が可能で、経年により熟成が進みます。
生茶・経典韵品(雲南省臨滄市)2011年産 生茶の餅茶357gと熟茶・大益七子餅茶7262、2005年産 熟茶の餅茶を試飲し茶葉、湯色、香り、味の違いなどを体験しました。氷島五寨の古樹茶4種(生茶の散茶)を飲み比べ微妙な味の違いを学びました。(写真上:熟茶・大益七子餅茶7262、下:生茶・経典韵品)
次回「中国茶講座」は12月18日(水)午後1:30~開催します。2020年1月、2月は講師の都合により休講します。