梁啓超が託したメッセージを読みとる
今年(2023年)は近代中国の思想家・梁啓超(1873-1929)の生誕150周年にあたります。彼の長きにわたる日本での亡命生活のうち、約6年間の歳月は神戸で費やしました。孫文研究会はこの節目の時と彼とゆかりのある地にちなんで、国際学術シンポジウムを開催します。梁啓超の多方面にわたる言論は、人々が中国を、そして世界を観察し、思考する枠組みを大きく変えました。彼の残してくれた文章の中から、これまで注目されることが少なかったものを中心に、5人の報告者の皆さんと、梁啓超が託したメッセージを読み取ってゆきたいと思います。
日時:2023年11月25日(土)10:00~16:00
場所:孫文記念館ホール・オンラインZOOM併用
定員:30名(対面)
開会のあいさつ 石川禎浩(京都大学教授)
報告者
・安 東強(中国・中山大学教授)
「民元康梁派国民党組織形態」(中国語)
・川尻文彦(愛知県立大学教授)
「在日時期、梁啓超の社会主義認識」
・森岡優紀(国際日本文化研究センター日本学術振興会特別研究員)
「痛恨と悔いの歴史叙述」
・鐘 文博(台湾・國紀念館研究員)
「梁啓超遊台対日拠時期台湾士人之影響」(中国語)
・黄 斌(早稲田大学東アジア国際関係研究所招聘研究員)
詳しくは添付チラシをご覧下さい。
主催:孫文記念館・孫文研究会