能登半島地震被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

能登半島大地震による被災地、被災者へのお見舞い

1月1日夕方発生した能登半島大地震は震度7、マグニチュード7.6と発表され、被害状況が終日続々と報道されています。1995年1月17日の阪神淡路大震災(震度7、マグニチュード7・3)を上回る規模の大震災で、29年前の阪神淡路を体験した兵庫県民として被災地の皆様に心からのお見舞いを申し上げます。

2024年1月2日

日本中国友好協会兵庫県連合会

新年のごあいさつ

2024年の新年にあたり、皆様に心からのご挨拶を申し上げます。昨年は、ようやくコロナ禍をのりこえ、「日中平和友好条約締結45周年」を記念した各種講演会・学習会など記念行事を開催し、ご参加などご支援、ご協力を頂き有難うございました。

一昨年12月、日本政府の閣議決定による「安保関連三文書」によって中国を脅威とみなし、「専守防衛から、敵基地攻撃能力の保有と大軍拡」を宣言しました。これは米中対立のもとで、アメリカの対中戦略に日本を巻き込む危険な事態に他なりません。まさに「戦争する国」への歴史的転換であり、事実上の憲法改悪と言えます。安保関連三文書に断固反対を表明するとともに、私たちは、日本とアジアの平和を脅かす「台湾有事」にしてはならないし、「台湾有事を日本有事にしてはならない」決意です。同時に、ウクライナへのロシア侵攻による戦闘及びイスラエル・パレスチナ戦闘の即時停戦を求めます。

日本政府が強行した福島第一原発のアルプス処理水(汚染水)の海洋放出に対し、中国政府は日本産水産物の全面禁輸を発表、実施しています。こうしたことも関連して、日本と中国の民間レベルの人的交流が十分回復出来ていないのは残念です。

いま中国には、世界の厳しい目が注がれ、大国となった役割と責任が求められています。日中友好協会は1950年創立以来の原点、「日中不再戦・平和友好運動」を基本に、「日中相互交流・相互理解」、「中国を知る」「百科検定への挑戦」など学習活動をいっそう強める決意です。

2024年は、孫文最後の来神と旧神戸高女での「大亜細亜主義」講演から100年、また神戸が生んだ著名な作家・陳舜臣生誕100年にあたります。これらに関連した諸行事と共に、楽しい多彩な文化活動の継続発展の中で、「仲間づくり」運動に大いに取り組みましょう。本年も一層のご支援、ご協力をお願い致します。

2024年1月吉日

日本中国友好協会兵庫県連合会

 会 長  前 田  清

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