🚨妊婦が突然体調不良!駅構内に“臨時分娩室”が設置される!
🗓️7月29日早朝
中国・龍岩駅の待合室で、妊娠中の女性旅客が突然体調を崩しました。
客運当直員の范林亜(ファン・リンヤ)が助けを求める声を受け、すぐに現場へ駆けつけると、妊婦は羊水が破裂し、呼吸も荒く、非常に緊迫した状況でした。
范林亜はすぐに120番(救急)へ通報。駅のスタッフは即座に隔離用の仕切りを設置し、使い捨ての分娩キット、医療用ハサミ、滅菌手袋などを準備。わずか数分で“臨時分娩室”が完成し、全員が救助体制に入りました。
「もう少し頑張って、すぐにお医者さんが来ますよ」
范林亜は落ち着いた優しい口調で妊婦を励まし続けました。
医療スタッフの到着を待つ間、妊婦は出産の兆候を見せ始めました。
赤十字救護員資格を持つ客運当直員の姚鳳君(ヤオ・フォンジュン)は、医療用ハサミを使って妊婦のズボンを半身でしゃがみながら慎重に切開。
「そっと、そっとね。痛くしないようにするからね」
彼女は優しく声をかけながら作業を進め、妊婦の不安を和らげました。
🚑10分後、救急隊が到着。
緊急性が高いため、駅スタッフの協力のもと、医師は“臨時分娩室”内で出産を介助。
👶元気な産声とともに、赤ちゃんが無事誕生。
その後、鉄道職員と医療スタッフが妊婦を担架に乗せ、駅外の救急車まで丁寧に搬送しました。
「本当にありがとうございました……」
乗車時、妊婦の家族は何度も感謝の言葉を述べ、目には涙が浮かんでいました。
翌日、旅客を気遣う范林亜は妊婦の家族に電話をかけ、母子ともに容体が安定し、退院して自宅で休養する予定と聞き、ようやく安心したとのことです。
🚉鉄道部門からの温かいメッセージ
夏休み期間中は駅の利用者が多くなります。
旅の途中で困ったことがあれば、
どうか迷わず駅や車内のスタッフにご相談ください!
📢提供元:人民鉄道報業有限公司 江西記者ステーション(南昌鉄道局グループメディアセンター)
✍️文・写真:李一民、左鴻文、李寧、王琳
🎥動画:劉鑫根、梁佳悦
📝編集:賈司瑒
✅校正:李孝佺