10月の中国茶講座

中国茶六大分類を学びます

銘柄が1000以上あるとも言われる中国茶は、一般的に「中国茶六大分類」で大きく6つに分類されています。10月の中国茶講座はそれぞれに分類されるお茶を試飲しながら「中国茶六大分類」について学びます。

日時:2020年10月21日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

講師:神田貴子    高級茶芸師  高級評茶3

参加費:1500円(茶葉の値上がりによりUPしています)

定員:15名 事前予約お願いします(申込順)

10月13日、定員になりましたので締切ました。

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会 

Tel&Fax:(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

広東省のお茶を楽しむ

フローラル系の華やかな香りの単叢茶

7月15日に開催した「中国茶講座」は広東省のお茶について神田貴子高級茶芸師の詳しい解説を聞きながら「嶺頭単叢」「鳳凰単叢芝蘭香」「鳳凰単叢黄枝香」「鳳凰単叢桂花香」「鳳凰単叢群体香」「鳳凰水仙氷鮮茶」の6種を試飲しました。中国茶講座への人気は高く、定員の15人が参加し、内14人が女性で、部屋の窓、ドアを全て開け風通しをよくし、除菌、消毒を徹底しての開催でした。

鳳凰単叢・嶺頭単叢を美味しく入れるコツ

単叢茶に使われる水仙品種は、フローラル系の華やかな香りと、渋みや苦味を併せ持つ品種です。渋味が出過ぎないよう抽出時間は一般的な烏龍茶より短めに、お湯もやや低めの温度にします。茶器は、繊細な香りを楽しみたいときは蓋碗や磁気ポット、まろやかな味にしたいときには紫砂急須がおすすめです。(写真:嶺頭単叢の湯色)

茶葉の量:「茶:湯」は「1:30」を目安に。(5gの茶葉に150㏄のお湯)湯温:95度くらいで15秒~20秒。水出し:500㏄の水に茶葉3~5g前後を加え、冷蔵庫で3~4時間かけ抽出します。

鳳凰単叢茶の健康効果

リラックス効果、脂肪分解、代謝促進、利尿作用、消炎殺菌、免疫力アップ、アンチエイジング等の効果が期待できます。(写真:鳳凰単叢黄枝香の湯色)

8月の中国茶講座は夏休みで休講します。次回開催日程については改めてお知らせ致します。

中国茶講座7月は広東省のお茶

香り高い烏龍茶、鳳凰単叢茶などを紹介

7月の中国茶講座は「香り高い烏龍茶、鳳凰単叢茶(ほうおうたんそうちゃ)を中心に中国・広東省のお茶を講師の神田貴子高級茶芸師、高級評茶員が紹介します。どなたでもご参加頂けます。事前にお申込み下さい。定員になり次第締切ます。

日時:2020年7月15日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

※阪急岡本駅南口を西へ徒歩1分、「鳥貴族」さんが入るビル3階

講師:神田貴子さん 高級茶芸師、高級評茶員

参加費:1,200円 定員:15人 事前予約が必要です

※7月13日現在の参加予約数:14人 間もなく締切

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)412-2228(月曜日~金曜日)

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net 

白茶の起源、生産地、効能などを学ぶ

白茶は微発酵のお茶で「三降三抗」の効果

6月17日午後、「白茶」をテーマに中国茶講座を開催し、定員の15人が参加しました。講師の神田貴子高級茶芸師、高級評茶員が白茶の起源や生産地、種類、その薬効効果について話しました。

白茶の殆どは福建省で生産されています。福建省の福鼎、政和、松渓、建陽が主要生産地です。1796年(嘉慶元年)頃に作られ始めたと言われています。現在、福建省以外では雲南省等でも僅かに作られています。白茶の種類はあまり多くなく、基本の種類を覚えておけば、各白茶の大まかな傾向はわかります。・白毫銀針・白牡丹・寿眉・貢眉・新工芸白茶。

白茶は漢方薬として使われることもあり「一年茶、三年薬、七年宝」と言われ、経年熟成により味に深みが出るだけでなく、薬効効果も高くなります。漢方では涼性に属し、体の熱を取り除き炎症を抑える働きがあるため、昔から子供の麻疹の解熱に良いとされていました。また白茶には「三降三抗」(高血圧、高脂血症、高血糖の改善・抗酸化、抗腫瘍、抗輻射)の効果があるとされています。

講師から詳しい説明を聞き、白毫銀針、白牡丹、白牡丹餅茶、寿眉餅茶などの銘茶を味わいました。(写真は白牡丹茶葉)

次回「中国茶講座」は7月15日(水)開催予定です。

「中国茶講座」6月開催

「一年茶・三年薬・七年宝」と言われる「白茶」

白茶は漢方薬としても使われます。様々な健康効果があるほか、身体の熱を冷ます効果があるため、これからの季節におすすめのお茶です。

3月に開催を予定していた「中国茶講座」は、新型コロナウイルスの感染拡大により長期間休講を余儀なくされていましたが緊急事態宣言の解除を受け、6月より再開することとなりました。まだ収束したわけではないので「3密」を避ける対策を行い、十分気を付けながら開催して参ります。ぜひ白茶を味わってみて下さい。

日時:2020年6月17日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

※阪急岡本駅南を西へ徒歩1分、「鳥貴族」さんが入るビル3F

講師:神田貴子さん 高級茶芸師 高級評茶員

6月のテーマは「白茶」

参加費:1,000円(お土産、茶菓子付き)

定員:15人 欠席が出たためあと1名可

申込先:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

中国茶の起源と分類

中国茶の起源

新茶の季節となりました。中国茶について、その起源と分類を知るため中国百科検定公式テキスト「中国百科」より紹介します。

中国で生まれた茶は、中国国内で様々に変化し、世界中に広がりました。唐代に茶聖と呼ばれる陸羽が著した世界最初の茶専門書「茶経」の中では、一之源(茶の源)に「茶者南方之嘉木也」と記され、茶が中国の南方の木であると述べられている。また、七之事(第七章)の冒頭に「三皇  炎帝神農氏」と名前が挙げられている。農業の神様、本草学の始祖と言われる神農は、山野を駆け巡り、野草を食べては、食べられる植物を人々に教えていた。時には毒草にあたり苦しむが、神農は茶の葉を噛んで解毒したと伝えられている。

「茶を飲む習慣は、遠く神農の時代から(紀元前3400年頃)から始まり魯の周公旦によって世に広められた(紀元前1046頃)と記されている。最初は「薬」として飲まれていたと考えられるが、次第に庶民の飲み物として広まっていった。茶には特有のよい香りがあり、飲むと爽やかな気持ちになる。また、様々な成分が活力を増進し、疲労の回復に役立つ。その薬効作用と味、香りの良さからやがて世界中に普及し、それぞれの国の風土や文化に合った形で発展していった。

中国茶の分類

茶樹から若芽を摘み取り、各種の茶葉に製茶する。製茶した茶葉の種類を大きく分けると基本茶類(1次加工茶)と再加工茶類(2次加工茶)の2種類になる。基本茶類には緑茶、白茶、青茶、紅茶、黄茶、黒茶があり(6大分類茶)、発酵の度合いで種類が分かれている、再加工茶には花茶、緊圧茶、粋取茶、果味茶、茶飲料、薬用保健茶などがある。(中国百科検定公式テキスト「中国百科」より抜粋)

4月の中国茶講座は中止します

4月の「中国茶講座」は中止します!

4月15日(水)に開催を予定していた「中国茶講座」は中止します。新型コロナウイルスの感染が日々広がり続ける中、飲食を伴う中国茶講座はリスクが高いため、参加者と講師の安全を考慮した結果中止を判断しました。参加ご予約を頂いている方々、また参加を予定されていた方には誠に申し訳けありませんが何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます。なお、再開日程については状況を見定めたうえ改めてお知らせ致します。

日本中国友好協会兵庫県連合会「中国茶講座」

中国茶講座4月は「白茶」

数種類の「白茶」を紹介します

3月の中国茶講座が新型コロナウイルス感染予防のため中止となったため3月に予定していた「白茶」を4月の講座で紹介します。

白茶は「一年茶・三年薬・七年宝」と言われ漢方薬としても使われ、抗菌作用、抗酸化作用、免疫力アップの他、様々な健康効果があります。季節の変わり目の体調管理に白茶を取り入れてみませんか。どなたでも参加頂けますのでお気軽にお越し下さい。

日時:2020年4月15日(水)PM.1:30 ~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会会議室

講師:神田貴子 高級茶芸師 高級評茶員

参加費:1,000円(お茶の土産、茶菓子付)

定員:15名  事前に参加ご予約下さい。

申込み先:日中友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net 

3月の中国茶講座は「白茶」

3月18日の「中国茶講座」は中止します。

参加を予定されていた方々には誠に申し訳けありません、コロナウイルス感染拡大を受けての判断ですご理解下さい。

数種類の「白茶」を紹介します

「一年茶・三年薬・七年宝」と言われる白茶は漢方薬としても使われ、抗菌作用、抗酸化作用、免疫力アップの他、様々な健康効果があります。季節の変わり目の体調管理に白茶を取り入れてみませんか?3月の講座では数種類の白茶を紹介します。

日時:2020年3月18日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会「岡本教室」(阪急岡本駅南を西へ1分)

講師:神田貴子 高級茶芸師 高級評茶員

定員:15名 事前にご予約下さい。

参加費:1,000円(茶菓子、中国茶のお土産付き)

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

中国の紅茶について学ぶ

安徽省、福建省、雲南省、広東省、台湾の紅茶

紅茶は世界のお茶総生産量の7割を占めており、世界で最も多く飲まれているお茶です。中国福建省が紅茶の発祥地と言われていますが、発祥地中国では緑茶生産がメインで、紅茶の生産量は中国茶全体の1割程度とあまり多くはありません。現在、世界の紅茶主要生産国は生産量の多い順に、インド、ケニア、スリランカ、中国、インドネシアで、この5ヵ国で世界の紅茶の8割を生産しています。

12月18日の「中国茶講座」は神田貴子高級茶芸師、高級評茶員が中国紅茶について、安徽省の「祁門紅茶」「工芸茶紅牡丹」、福建省の「無煙香正山小種」「伝統  正山小種  青楼紅袖」、雲南省の「滇紅金芽」「滇紅毛峰」「滇紅大葉」、広東省の「茘枝紅茶」、台湾の「台湾密香紅茶」を紹介、製造工程や中国紅茶の基本の入れ方などについて説明、茶葉の香りや特徴について話し参加者全員が試飲し中国紅茶を楽しみました。