福建省武夷山の烏龍茶「岩茶」―Part 2―

希少性の高い「岩茶」をテイスティングします

前回の講座に引き続き福建省武夷山の烏龍茶「岩茶」を紹介します。ブランド生産地「三坑両澗」の希少性の高い岩茶を中心に、数種類の岩茶をテイスティングします。

日時:2021年12月15日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「教室」

JR摂津本山駅北口を東へ線路沿いに徒歩約1分、「甲南ビラ」2階201号室

講師:神田貴子 高級茶芸師 高級評茶員

参加費:1,500円(資料代含む)事前予約が必要です!

(12月3日現在の予約数 10人)

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会Tel&Fax:078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

お茶どころ福建省の武夷岩茶を味わう

生産地や品種の分類などを学ぶ

11月17日(水)に開催された中国茶講座は、「武夷岩茶」をテーマに神田貴子高級茶芸師が岩茶について紹介。岩茶とは、福建省北部の武夷山で生産される烏龍茶を指します。露出した岩肌の谷間や窪みなどの場所に茶樹が植えられているため岩茶と呼ばれます。

岩茶の製茶では一般的に発酵度は高め、焙煎も強く複数回かけるため、茶葉は茶褐色、湯色はオレンジ色や茶色になります。焙煎による芳ばしい香りと濃厚で芳醇な味わい、後味の甘さ等が特徴です。品質の良い岩茶には「岩韻」と呼ばれる岩茶特有の風味や余韻が感じられます。。

本日の銘茶として、岩茶「武夷水仙」「武夷肉桂」「正岩果香肉桂」「大紅袍」「正岩雀舌」「百瑞香」と白茶「老寿眉」の特徴や産地など詳しく紹介され、五種の岩茶を試飲しました。

次回の「中国茶講座」:2021年12月15日(水)午後1:30~

11月の中国茶講座は「岩茶」

福建省武夷山の烏龍茶「岩茶」を紹介

11月の「中国茶講座」は発酵度の高いお茶は身体を内側から温めます。福建省武夷山で作られる発酵度の高い烏龍茶「岩茶」を紹介します。数種を飲み比べてお好みの岩茶を見つけましょう。

日時:2021年11月17日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「教室」

JR摂津本山駅北口を線路沿いに東へ徒歩1分、甲南ビラ201号。阪急岡本駅を南へ徒歩約6分、山手幹線道路南へすぐ。

講師:神田貴子さん 高級茶芸師 高級評茶員

定員:12名 事前にご予約下さい!

参加費:1,500円

連絡先:日本中国友好協会兵庫県連合会

神戸市東灘区本山北町3丁目4-9 甲南ビラ201号

Tel&Fax:078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

世界から高く評価を受けている中国紅茶

渋味が少なく、茶葉本来の旨味が感じられる

中国茶講座の講師で、高級茶芸師の神田貴子さんの説明によれば、紅茶は世界中で広く親しまれ、その生産量は全世界のお茶生産量の6~7割を占めています。紅茶の発祥は中国で、はっきりした起源は不明ながら17世紀には紅茶生産が始まっていたと考えられています。最初に福建省で小種紅茶が作られ、18世紀になると、より製造が複雑で技術を要する工夫紅茶が登場し、次第に中国各地で輸出用の紅茶が生産されるようになっていきます。

現在、世界の紅茶の主流はCTC紅茶(顆粒状紅茶)で、機械で大量生産できるため、世界で生産される紅茶の6割以上がこのタイプです。その一方、中国では現在でも多くの工夫茶(カットせず葉の原型を留めたリーフティー)が作られています。工夫茶は、生産コストが高く大量生産向きではありませんが、渋みが少なく甘みが強いのが特徴で、茶葉本来の旨味が感じられるため、世界でも高く評価されています。

7月21日の「中国茶講座」は、神田貴子高級茶芸師、高級評茶員から中国茶紅茶についての詳しい説明を聞き、福建省の紅茶2種(武夷老叢紅茶・福建密桃香紅茶)、雲南省の紅茶3種(滇紅金芽針・雲南野生古樹紅茶・蝉蜒紅有機紅茶)、広東省の紅茶Ⅰ種(南嶺野生紅茶)を味わい、生産地、香り、味、湯色、茶葉の特徴などについて説明を受けました。(写真の紅茶は、雲南省の紅茶・滇紅金芽針を水出しで頂きました)

7月の中国茶講座は中国紅茶

紅茶の発祥地・中国の紅茶を飲み比べ

紅茶といえば、インドやスリランカ産が有名ですが、紅茶の発祥地である中国でも、高品質で個性豊かな紅茶が作られています。今回は産地の異なる中国紅茶数種類を飲み比べます。

日時:2021年7月21日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

阪急岡本駅南を西へ1分、光の園幼稚園東隣のビル3F

講師:神田貴子 高級茶芸師 高級評茶員

参加費:1,500円(資料代、お茶のお土産付)

定員:15名(先着予約順)事前にご予約お願いします。

どなたでもご参加頂けます。マスク着用お願いします。

※8月は夏休みします。

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax:078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

茶葉を押し固めて作る「緊圧茶」

緊圧茶の歴史を学び、4種の茶を味わう

4月21日開催の中国茶講座はコロナ拡大が進む中でしたが、11人が参加し、「緊圧茶」について学び、試飲しました。神田貴子講師によれば、「緊圧茶」は茶葉を押し固めて作り、主にプーアル茶などの黒茶で作られていましたが、近年は中国各地で様々なお茶の緊圧茶が作られるようになり、ここ10年ほど緊圧茶ブームの様相を呈しているそうです。21日の講座ではプーアル茶以外の緊圧茶が紹介されました。

緊圧茶の歴史を学び、本日の銘茶として、餅干白茶寿眉(福建省鼎市)、漳平水仙(福建省龍岩市漳市)、大紅袍茶磚(福建省武夷山市)、安化黒磚茶(湖南省益陽市安化県)の特徴、味、色、香りなどの特徴について説明を聞きながら味わいました。「中国茶講座」5月は休講し、6月開催は新型コロナ感染拡大状況により判断し決めることになりました。

「中国茶講座」4月再開

中国茶講座」は予定通り開催します!

様々な形に押し固めたお茶「緊圧茶」を紹介

昨年12月から休講していた「中国茶講座」を4月から再開します。緊圧茶は茶葉を様々な形に押し固めたお茶を指します。プーアル茶がその代表格ですが、近年は白茶や紅茶、烏龍茶などでも緊圧茶が作られています。プーアル茶以外の緊圧茶を紹介します。

日時:2021年4月21日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

阪急岡本駅南を西へ徒歩1分、岡本教会東隣のビル3F

講師:神田貴子さん 高級茶芸師、高級評茶員

参加費:1,500(茶菓子、お土産のお茶付き)

定員:15名 事前にご予約下さい(先着申込み順)

予約受付中! マスク着用でご参加下さい

お申込み先

日本中国友好協会兵庫県連合会「中国茶講座」

Tel&Fax:078-412-2228

E-mail: okmt50@nicchu-hyogokenren.net

花茶の香りと茶外茶を学び楽しむ

花茶(ジャスミン茶)と茶外茶(健康茶)を味わう

中国茶六大分類では、製造方法の違いにより、「白茶・黄茶・緑茶・烏龍茶・紅茶・黒茶」の6つに分類しています。これら6つをまとめて基本茶類と呼びます。基本茶類に再度手を加え加工したお茶を「再加工茶」と呼び、六大茶類とは別のカテゴリーに分類しています。ジャスミン茶などの花茶や、茶葉を固めた緊圧茶、ティーバッグや粉末のお茶などが再加工茶にあたります。その他、茶樹以外の植物から作られるお茶も「茶外茶」として,広義の意味で中国茶に含まれています。

「講座」では、「花茶」の製造工程や特徴などについて詳しく説明を受け、茉莉花茶3種(茉莉茶王、茉莉小精針、茉莉龍珠)と桂花紅茶(桂花九曲紅梅)を味わいました。「茶外茶」では強い苦味が特徴の海南苦丁茶と漢方の生薬として使われているという胖大海を試飲しました。

※「中国茶講座」12月はお休みします。

11月の「中国茶講座」~花茶と茶外茶

「花茶」と「茶外茶」を紹介します

前回の10月は「六大茶類」について学び定員を超えるほどの参加者で好評を頂きました。11月は花茶と茶外茶を紹介致します。どなたでも参加頂けますのでお気軽にお申込み下さい。

香りのよい福建省の高級ジャスミン茶数種と、茶以外の植物を原料にした「茶外茶」について神田貴子高級茶芸師・高級評茶員が紹介します。産地や製造法、香り、味、湯色、薬効など茶の特徴について解説を聞き、試飲で中国茶の素晴らしさをお楽しみ下さい。

日時:2020年11月18日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

※阪急「岡本」駅南口を西へ徒歩1分、鳥貴族さんが入るビルの3階

 JR摂津本山駅北口北へ徒歩約5分(光の園幼稚園・岡本教会東隣)

講師:神田貴子 高級茶芸師・高級評茶員

11月のテーマ:花茶と茶外茶

参加費:1,500(資料、茶菓子、茶のお土産

定員:15人 早めに下記へご予約下さい!

予約申し込み数:9人(11月17日現在)

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax:078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

中国茶講座で六大茶類を学ぶ

製造方法を基に緑茶・白茶・黄茶・烏龍茶・黒茶・紅茶に分類

10月21日開催の「中国茶講座」は定員を上回る16名が参加しました。神田貴子高級茶芸師・高級評茶員が中国茶の分類について発酵や製造工程の違い、特徴を説明しました。また、中国茶4大茶区(江北茶区・江南茶区・西南茶区・華南茶区)の産地名や主に生産される茶類についても紹介しました。六大茶類の製法、生産状況、中国茶の基本の入れ方(茶葉、湯量、洗茶、抽出時間と回数、推奨茶器など)について詳しく説明し、緑茶の「西湖龍井茶」・黄茶の「君山銀針」・白茶の「花香白牡丹」・烏龍茶(青茶)の「安渓鉄観音」、「大紅袍」・黄茶の「君山銀針」・紅茶の「祁門紅茶」、黒茶の「谷庄普洱茶(熟茶)」について個々の産地、製造工程、味、香り、湯色など特徴を詳しく紹介し試飲しました。

次回中国茶講座は11月18日(水)午後1:30 テーマ:未定

参加予約を受け付けています。定員15人