香港基本法=一国二制度遵守は国際公約
―なぜ中国政府は〈最善手〉をふみ外したのか―
6月30日全人代常務委員会は国家安全維持法を制定、習近平国家主席の署名によって即日施行されました。そして矢継ぎ早に香港行政当局のもとに「国家安全維持委員会」が設置され香港の司法・警察当局を指揮下におきました。また、香港に中国政権による派遣監督署「国家安全維持公署」が設置され「香港国家安全維持委員会」に対する監督指導が始まりました。
7月1日の民主派のデモに対して10人を拘束、うち1人を「香港国家安全維持法」違反で起訴しました。香港の「自治」を進めながら、国の「秩序と統一」を図り、50年間(1997~2047年)かけて、どういう国家を建設していくかという「世界史的課題」(最善手)を中国政権はいとも簡単に投げ捨ててしまいました。この経過を振り返りながら私たちはどう対処していくべきか、ご一緒に考えましょう。
日時:2020年9月13日(日)午後2時~4時
会場:東灘文化センター8階会議室1、2(JR住吉駅すぐ)
講師:山本恒人 大阪経済大学名誉教授
資料代:500円 事前にお申込み下さい マスク着用
主催:日本中国友好協会兵庫県連合会
Tel&Fax(078)412-2228
E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net