中国鉄路総公司は2019年7月10日0時より運行ダイヤの改定を行います。主な改定内容は下記の通りです。
- 旅客列車の増発-ダイヤ改定後新たに増える直通旅客列車は39往復、運行区間変更が54.5往復、運行経路の変更が16.5往復、その他の調整が85往復となります。多客時に増える動車組列車が25往復、運行区間変更が2往復となります。この改訂で新たな復興号動車組列車が登場します。
- 一部都市での停車駅の見直し-旅客のニーズに応え、輸送効率を上げるため、北京、上海、哈爾浜、瀋陽、長春、大連、武漢、済南、青島、杭州、南昌、厦門、南寧、南陽の14都市の69往復の旅客列車の始発・終着・停車駅の調整を行います。具体的にはきっぷに記載された駅名を確認し、くれぐれも駅名の間違いには注意しましょう。
- 香港直通高速列車の増発-新たに重慶西、天津西、南寧東、肇慶東、汕頭と香港西九龍駅を結ぶ動車組列車が登場します。
- 南寧-広州、南寧-昆明、蘭新高鉄哈密-烏魯木斉等区段の運行時間短縮-ダイヤ改定後、南寧-広州間は最短2時間45分、南寧-昆明間は最短3時間43分、広州-昆明間は最短7時間8分で結ばれます。蘭新高鉄哈密-烏魯木斉間は25分の短縮となります。
- 東南沿岸部と四川・重慶への旅客輸送能力の向上-動車組列車の運行区間を延長することにより、輸送力拡大を図ります。
- 一部旅客列車の運行方法の見直し-北京南-青島北G209/210次上り運行時間が3時間5分で48分の短縮;北京西-北海G529/530次北京西至南宁段での上り運行時間が10時間50分で2時間51分の短縮;上海至漯河K1048/5次運行時間を2時間19分の多縮;済南局、南寧局集団公司の一部管内旅客列車の運行時間が短縮されます。
- 貨物輸送能力の増加-中国・欧州便の増便、呼和浩特-唐山鉄路1万トン級列車の増便、など。(中国鉄路総公司サイトより抜粋)