青と白のY999号、期間限定で運行開始!

青と白のY999号、期間限定で運行開始!
年越しを走る“氷雪の旅列車”が話題に**

12月28日、青と白の塗装が印象的な Y999次・氷雪観光列車 が、冬の名物「氷城」ハルビンを出発し、6日間の年越しツアーへと走り出しました。
SNSでは
「この列車に乗れば、新年の幸運が“久久(長く長く)”続きそう!」
と話題になっています。

■ 氷雪観光ブームに応える特別列車
中国鉄路ハルビン局は、冬の旅行需要の高まりに合わせ、
・漠河
・アブリ(亜布力)
・横道河子
など人気の雪景色スポットへ向かう列車を増発。
その中でも注目を集めているのが、今回の Y999次「悠享黒竜江・銀旅号」。
ハルビン、アブリ、アリ河、漠河という黒竜江省の代表的な雪の名所をぐるりと巡る、同省初の“氷雪環状観光列車”です。
全国各地から集まった約240名の旅客が、年末年始をまたぐ特別な旅を楽しんでいます。

■ シニアに優しい“適老化サービス”が充実
「銀旅号」は、シニア世代も安心して旅を楽しめるよう設計された観光列車です。
• 車内には滑りにくい手すりや注意表示
• 書籍コーナーや簡易KTVなどの憩いスペース
• 低糖・低塩の健康志向メニュー
• 荷物運搬サービス
• 健康相談、常備薬、AI健康チェック機器の搭載
乗客の平均年齢は60歳。
“安心して楽しめる旅”を支える工夫が随所に見られます。

■ 新年をまたぐ特別行程
―「Y999=悠久久(ゆうきゅうきゅう)」の縁起の良さも人気
列車は漠河に到着後、2026年元旦に折り返し、1月2日にハルビンへ戻る行程。
年越しを車内で迎えるという特別感が、旅の思い出をより深いものにしています。
列車番号の「999」は中国語で“久久(長く続く)”と同じ発音。
「幸せが長く続きますように」という願いが込められ、乗客からも好評です。

■ 旅を彩る多彩なイベント
車内では文化体験も盛りだくさん。
• 「我在黒竜江等你」など黒竜江ゆかりの名曲が流れる文芸車両
• 扇子踊り(秧歌)や切り絵などの民俗文化体験
• 凍梨、花紅果、凍柿子など東北名物のおやつ
移動時間そのものが“旅の楽しみ”になるよう工夫されています。

■ 氷雪の絶景を一気に巡る環状ルート
● アブリ(亜布力)
アジア冬季競技大会の会場にもなった本格スキーリゾート。
● 中国雪郷(スノータウン)
牡丹江市南西部に位置し、豪雪で知られる冬の人気観光地。
● アリ河(阿里河)
興安嶺の深い森に囲まれ、オロチョン族の文化や冬の森の風景が楽しめる地域。
● 漠河
中国最北端の都市。
北極沙洲、最北郵便局など“最北スポット”巡りが人気で、「水を撒くと一瞬で凍る」体験もできます。
そして旅の起点となるハルビンは、
・氷雪大世界
・中央大街
・巨大な“雪だるま”のフォトスポット
など、冬の観光地として国内外から注目を集めています。

■ 氷雪は“金山銀山”
シニア旅行は“温かい経済”
Y999号が運ぶのは、長く続く幸せの願い
冬の旅が盛り上がる中、シニア世代の旅行需要も大きな力になっています。
「悠久久」の名を持つこの列車が、乗客一人ひとりの“幸せな目的地”へ向かって走り続けます。
この冬、あなたはどこへ旅したいですか。