9月の漢詩を読む会は「仲秋の名月」

連日の猛暑とコロナ感染症の爆発的な拡大が続き大へん厳しい夏となっています。9月の「漢詩を読む会」を開催する頃には何れも減少してほしいと願うばかりです。6月以降休講していた「漢詩を読む会」は下記の通り再開します。

今回は、白楽天が仲秋の名月の夜に、遠くへ左遷中の親友・元九(元稹)を思いやった友情の漢詩を講読します。(画像は白楽天と元稹、百度中国より)

日時:2022年9月17日(土)午後2時~4時

会場:神戸市立東灘区文化センター8階会議室3(旧東灘区民センター)

JR住吉駅下車、改札を出て、表示に従い渡り回廊を東へ徒歩約3分

講師:丹羽博之 大手前大学総合文化学部教授

テーマ:「仲秋の名月」

資料代:1.000円   定員:20人

「白居易」 中唐 772~846

字は楽天。下邽(陝西省渭南)の人。自らは先祖の出身地を称して太原(山西省太原)の人という。その家は代々役人を出してはいるが、名望ある家柄ではなかった。父の白季庚は地方の役人で生涯を終わり、白居易が生まれたころは経済的にも恵まれない状態であった。十五歳のころから科挙の受験勉強に励み、そのため目を悪くし、頭に白髪がまじるほどであった。二十九歳の時、最初の受験で進士科に及第したが、十七人の及第者中、最年少であった。次いで三十二歳の時、試判抜萃科に及第した。この時の及第者八人の中に元稹がおり、共に校書郎を授けられ、終生の友情を交わすきっかけとなった。(石川忠久編 漢詩鑑賞事典より抜粋

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会「漢詩を読む会」

連絡先:Tel&Fax:078-412-2228

E-mail: okmt50@nicchu-hyogokenren.net

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