上海軌道交通22号線(崇明線)が全線で軌道貫通
【情報提供】申通地鉄建設集団 【動画】蓝爸爸 【写真】祁稼昊 【図版】居翀斌 【編集】程小程 【本期責任編集】蓝爸爸 【本期校閲】Shining灵感
4月21日午前、崇明島・陳家鎮駅構内で中鉄五局の作業員が最後のレール溶接を完了し、上海で初めて長江を横断する軌道交通プロジェクト——上海軌道交通22号線(崇明線)が、ついに全線で軌道貫通を達成しました。 これにより、今後のき電設備の設置、システム試験、電車の走行試験に向けた重要な基盤が整いました。
上海中心部と崇明区を結ぶ新たな大動脈
上海軌道交通22号線は、全長42km超・全8駅の大規模路線です。 開業後は上海地下鉄ネットワークとシームレスに接続し、崇明区と上海中心部の移動時間を大幅に短縮。 地域の交通利便性を高めるだけでなく、長江デルタ一体化の推進にも新たな力を与えると期待されています。
① 科学的な施工管理で、効率的に軌道敷設を推進
土木工事の引き渡し状況に合わせ、施工チームは長大な越江区間という難所に正面から挑みました。 現場スペースを合理的に配置し、複数箇所で同時に作業を展開。 さらに、
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道床基底のコンクリート打設
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軌道スラブの敷設
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自密実コンクリートの注入
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レール締結装置の取り付け
といった工程を“流れ作業化”することで、施工効率を大幅に向上。 1日あたり最大135mの敷設を実現し、工期の重要節目を確実に守りました。
② 独自開発の工装・工法で、品質を徹底管理
現場のニーズに合わせ、複数の自社開発工装や専用工法を導入。
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伸縮継ぎ目専用工装で、継ぎ目の直線性と仕上がりを確保
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トンネルセグメントを傷つけない水路型枠工装を開発
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中央水路には定型鋼製型枠を採用し、排水性を高水準で確保
これらにより、構造物の品質と安全性が一段と向上しました。
③ 精密な検測・調整で、走行性を向上
専門機器を導入し、TQI(軌道平順性指数)に基づく精密な管理体系を構築。 0級軌道検測器を用いて軌道精調を行い、
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路線の平順性向上
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将来の走行騒音・レール鳴きの低減
といった効果を実現し、乗り心地の向上につなげています。
④ スマート施工で、将来の保守も効率化
軌道マーキングロボットを導入し、レールへの標識塗装を自動化。 統一された表示、高い耐候性、長期の保持力を備え、 施工の標準化だけでなく、今後の巡検・保守・運営管理にも大きく貢献します。
今後の予定
22号線の各参画企業は、
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安全・品質管理の強化
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施工組織の効率化
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軌道精調、駅舎内装、システム調整
などの重要工程を着実に進め、年内の路線完成を目指して全力で取り組む方針です。 上海の新たな“長江を越える鉄路”として、質の高い都市交通インフラの実現が期待されています。
