2020年中国の休日

「2020年中国の休日

中国政府公式発表の2020年中国の休日は以下の通りです。

元旦(Yuan dan)  1月1日(1日休暇)

春節(chun jie)    1月24 日~1月30 日(7連休)

清明節(qing ming jie)4月4日~4月6日(3連休)

労働節(lao dong jie)5月1日~5月5日(5連休)

端午節(duan wu jie)6月25日~6月28日(3連休)

中秋節(zhong qiu jie)10月1日~10月8日(8連休)

国慶節(guo qing jie)10月1日~10月8日(8連休)

2020年は中秋節と国慶節が重なり特例として8連休となります。「春節」の振替出勤日は1月19日(日)と2月1日(土)の2日間。「労働節」の振替出勤日は4月26日(日)と5月9日土)で「端午節」の振替出勤日は6月28日(日)です。「中秋節」「国慶節」の振替出勤日は9月27日(日)と10月10日(土)となっています。

戦争展で「中国人強制連行」について展示

中国大陸での強制連行・強制労働、数の多さに驚く

昨年12月6日~10日に神戸市内で開催された第42回兵庫の「語りつごう戦争」展で、日中友好協会兵庫県連合会は「万人坑と中国人強制連行」について図表や写真を数点実行委員会に提供し展示された。戦争展は期間中200人を超える市民が参観しました。

「万人坑⌉とは、15年戦争期、日本の中国侵略で犠牲となった中国人の遺体が埋められた「人捨て場」で、中国の人々は万人坑と呼んでいます。万人坑は中国の東北地方から南の海南島に至るまで数え切れないほど存在します。膨大な数の犠牲者の多くは、炭鉱や鉄鉱などの鉱山や軍事要塞、巨大ダムなどの土建工事などで強制労働させられ、主に過労と飢えにより衰弱死させられた中国人です。

「展示された写真」

■北票炭坑万人坑(遼寧省):中国人労工の遺体が大量に投げ込まれた深い谷、中央の白い建物(遺骨保存館)の手前。

■豊満水力発電所建設工事(吉林省):工事で強制労働させられる中国人労工。

■大同炭鉱煤峪口万人坑の遺体(山西省):廃鉱となった鉱脈に至る坑道に大量の遺体が捨てられ一部がミイラ化している。

(写真提供:青木茂氏)

恒例のコスモスの会「新年交流会」

餃子、料理を作り、食べて歌って踊ってワイワイ交流!

尼崎市の委託事業で中国帰国者向け日本語教室を開催しているコスモスの会は2020年「新年交流会」を開催します。

日時:2020年1月18日(土)12:30~4:00

会場:尼崎市立生涯学習プラザ1F 大ホール

参加費:コスモスの会会員500円 一般の方1200円

参加には申込みが必要です。(氏名・所属・連絡先)

問合わせ:コスモスの会 ☎080-8318-0858(田村)

2020年新年のごあいさつ

日頃は、兵庫県連合会と支部の諸活動に暖かいご支援を賜りありがとうございます。

いま世界は、かつての大国=米・英・露などの凋落と、中国をはじめ新興国の台頭が、米中貿易摩擦、英国とEU離脱問題、日韓問題、北朝鮮問題など先行きが見えない状況を生み出し、軍事領域でもNATOと米国、東アジアで韓国と日本への米国の米軍駐留経費負担問題などが浮上しています。米国の凋落と中国の台頭が背景にあり、正に大激動・動乱時代を迎えていることが懸念されます。こうした時代だからこそ、世界とりわけ東アジアと日本が平和の方向へ、友好と交流へ前進できるかどうか、また安倍暴走政治がたくらむ、戦争する自衛隊にする憲法改悪の道を許すかどうかが問われる重要な年になるでしょう。

日中友好協会は、「日中不再戦」の原点に立つ民間の平和・友好団体として、その役割は大きく、歴史を学び、草の根の相互交流・相互理解のために、更なる前進を目指します。兵庫県連合会や姫路支部などが企画する平和友好ツアー、全国で実施される「中国百科検定」の受験者拡大と「中国を知る学習会」に取り組み、絆を広げるために全力で取り組みます。特色を生かした楽しい多彩な文化活動を大いに進め、これらの取り組みの中で、尼崎支部の再建をはじめ、会員、準会員を迎える活動を広げて参ります。本年も一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。

2020年1月吉日

兵庫県連合会会長 前田清