初心者歓迎!「中国百科検定試験」学習会のお知らせ

中国文化や歴史に興味のある方へ――
「中国百科検定試験」の初級・3級受験に向けた学習会を開催します。
過去に出題された問題を一緒に紐解きながら、楽しく学びましょう!

📅開催概要
• 日時:11月16日(日)14:00~16:00
• 会場:日中友好協会兵庫県連合会 教室
(JR摂津本山駅 北口より東へ100m、マンション甲南ビラ201号室)
• 参加費(資料代):200円

📞お申し込み・お問い合わせ
• 電話:(078)412-2228
• メール:sps98kg9@gmail.com

🧭こんな方におすすめ
• 中国文化に興味がある方
• 検定試験に初めて挑戦する方
• 過去問を通じて効率よく学びたい方
お気軽にご参加ください。学習会は和やかな雰囲気で進めますので、初めての方も安心です!

みんなで学ぶ中国近現代史

🏮学習会のお知らせ
日中友好協会兵庫県連主催「みんなで学ぶ中国近現代史」
中国の近現代史をテーマにした連続学習会が開催されます。今回の特別テーマは「蒋介石と毛沢東」。歴史の大きな転換点を築いた二人の人物について、3回にわたってじっくり学びます。

📚テーマ:「蒋介石と毛沢東」《全3回連続講座》
• 第1回開催日:10月25日(土)
• 時間:午後2時より
• 会場:日中友好協会兵庫県連事務所
(JR摂津本山駅より徒歩6分/甲南ビラ2階)
• 参加費:1回につき500円
• お問い合わせ:☎(078)412-2228

歴史に興味のある方はもちろん、初めての方も歓迎です。中国の近現代史を通じて、日中関係の理解を深める貴重な機会となります。ぜひご参加ください。

世界初の砂漠鉄道環状線を訪ねて

和田〜ウルムチ間を結ぶ「バザール列車」の旅
「焼き包子(パオズ)が焼き上がりましたよ!」
和田発ウルムチ行きの5818次列車の車内に、威勢のいい掛け声が響くと、乗客たちが一斉に集まり、誰かが新疆舞踊を踊り始めました。車内は一気に活気づき、まるで移動する市場「バザール」が始まったかのようです。

熱々の包子は、香ばしい匂いとともに次々と売れていきます。商人の柔則・艾力さんは、わずか20分で80個を完売し、400元以上の売上を得ました。

「桃はまず味見してから買ってください。甘くなければお代はいただきません!」
農家のヌルママティさんは、朝に収穫したばかりの桃を背負って列車に乗り込み、乗客に試食を勧めます。「自分の畑で育てたものだから、売れた分がそのまま収入になります。和田の果物は本当に甘いですよ」と笑顔で語ります。

この列車は、和田〜ウルムチ間を走る5818、5815/5816、5817次列車で、全長1706km。和若鉄道、格庫鉄道、南疆鉄道をつなぎ、14駅を経由する世界初の砂漠鉄道環状線です。月に2回、車内で「バザール(ウイグル語で市場)」が開かれ、沿線の住民が農産物や特産品を持ち込み販売する、まさに「地方創生列車」と呼ぶにふさわしい取り組みです。

7号車には、胸に党員バッジをつけたウイグル族の老党員、サイディ・トゥルディさんの姿がありました。74歳の彼は、38年の党歴を持ち、娘に会うためにこの列車でチェモへ向かっています。「入党した頃は、ただ『共産党について行けば食べていける』という思いでした」と目を輝かせながら語ります。

「若い頃は、和田からウルムチまで行くのにロバに乗るか徒歩で、3〜4か月かかっていました。今はこの列車で22時間です」とトゥルディさん。鉄道開通前は、北疆へ行ったことがない人も多く、列車の登場は人々の生活に大きな変化をもたらしました。

和田の人々の暮らしも大きく変わりました。泥道は舗装され、平屋はマンションに、小型車を持つ家庭も増えました。「共産党がなければ、今の幸せはなかった」とトゥルディさんは語ります。

列車はタクラマカン砂漠の南縁を走り、車窓からは果てしない砂の海が広がります。貴州省から観光に訪れた70歳の陳新萍さん夫妻は、「私たち、新疆と同い年なんです!」と笑顔で話します。彼女は車窓を指さし、「見て、線路の両側にある草方格は、砂を固定するためのものよ」と説明。和若鉄道は、計画段階から風砂との戦いを続け、5000万㎡の草方格を設置し、1300万本以上の植物を植え、11.4万ムーの緑化を実現しました。

「この砂漠の“縁取り”を見るのが、今回の旅の目的のひとつなんです」と陳さんは語ります。

車内では、言葉の通じないウイグル族の乗客に対し、車掌のマミナさんが迅速に対応。彼女は2014年から南疆方面の列車勤務を続け、2022年の和若鉄道開通以来、この「地方創生列車」に乗務しています。

列車は運行開始から3年で、延べ285.6万人の乗客を運びました。南北疆の距離を縮めただけでなく、沿線住民の収入増にも貢献しています。800km超の和若鉄道は、南疆の「特色産業回廊」として、和田のメロン、民豊のナツメ、洛浦の絨毯、于田の砂漠のバラなどを効率的に運び、物流コストを40%削減しました。

列車が陽光を浴びて走る中、音楽大学に合格したばかりの青年・ヤセンジャンさんが、民族楽器サタールを演奏。車内は拍手に包まれます。彼はウルムチから広州へ向かう切符を見せながら、「初めて新疆を出ます。大学生活が楽しみです」と語ります。

「今は民族楽器しか学べていませんが、広州では電子ピアノを学びたいです」と夢を語るヤセンジャンさん。大都市への憧れが、彼の学びの原動力になっています。
新疆の70年の歩みを振り返ると、鉄道がタクラマカン砂漠を囲む環状線を形成し、地域の発展を牽引してきました。かつて「死の海」と呼ばれた砂漠は、今や地方創生の希望に満ちた音色を奏でています。

初級・3級受験者向け学習会のお知らせ

🏮第18回 中国百科検定試験(12月6日実施)
初級・3級受験者向け学習会のお知らせ

中国文化や歴史に関心のある方、検定試験にチャレンジしてみませんか?
12月6日に実施される「第18回 中国百科検定試験」に向けて、初級・3級受験者を対象とした学習会を開催します。

📅 開催日程(全2回)
• 11月5日(水)14:00〜16:00
• 11月19日(水)14:00〜16:00

🏠 会場
日中友好協会兵庫県連 教室

💰 参加費(資料代)
200円

📘 学習内容
過去の出題問題を参考に、試験対策を進めていきます。
中国文化に触れながら、楽しく学べる内容です。

👥 参加対象
どなたでもご参加いただけます。
資料準備の都合上、事前のお申し込みをお願いいたします。

📩 お申し込み方法
メールまたはFAXでお申し込みください。
• Mail:sps98kg9@gmail.com
• Fax:078-412-2228
皆さまのご参加を心よりお待ちしております

初心者向け勉強会「中国百科検定対策」を開催します!

中国の歴史、地理、政治・経済、文化など、どれか一つは興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そんな皆さんにぴったりの「中国百科検定」に、気軽にチャレンジしてみませんか?
とはいえ、初めての方には少しハードルが高く感じられるかもしれません。
そこで今回、初心者向けの勉強会を開催することになりました。
検定対策をしながら、中国の魅力に触れてみましょう!

📅 開催概要
• 日時:10月14日(火)14:00〜16:00
• 会場:日中友好協会兵庫連合会 教室
(JR摂津本山駅北口より東へ徒歩約100m/甲南ビラ201号室)
TEL&FAX:078-412-2228
メール:sps98kg9@gmail.com

📘 内容
• 初級レベルの過去問題を中心に、解説と学習方法のアドバイス
• 講師と参加者による意見交換も予定しています
• 初回は「どう勉強を進めるか?」を一緒に考える場にしたいと思います

📝 参加方法
• 資料準備のため、事前にメールまたはFAXでお申し込みください
• 会員・非会員を問わず、どなたでもご参加いただけます
• 参加費は無料です

※今後、12月6日の検定日に向けて、2〜3回の勉強会を追加開催する予定です(参加者のご希望に応じて調整します)

ご興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。
中国の奥深い世界を、みんなで楽しく学びましょう!

今度の中国茶講座は広東省のお茶

飲茶文化の発祥地広東省は良質な烏龍茶の生産地としても有名です。広東省のお茶を烏龍茶を含め数種類ご紹介いたします。

2025年10月15日(水)  PM1:30~3:00

◆講師:神田 貴子さん【高級茶芸師 高級評茶員 中華茶芸技師 】
◆参加費:1,500円
◆定員:12名 ※要事前予約(先着順)
◆連絡: 078-412-2228 ※どなたでもご参加頂けます
◆主 催・場 所:日中友好協会兵庫県連合会
(神戸市東灘区本山北町3丁目4-9甲南ビラ201号)

第1回県連理事会が開催されました(8月31日)

8月31日、7月の県連総会後初となる「第1回県連理事会」が開かれ、12名の役員が参加しました。

会長あいさつと平和活動への思い
前田県連会長は冒頭のあいさつで、全国各地で開催されている「平和のための戦争展」に触れ、日本の加害の歴史をどう伝えるかの難しさを語りました。「協会としての役割は大きい。今後も努力していきたい」と力強く述べました。

活動報告と今後の予定
兵頭理事長からは、最近の活動報告と秋以降の企画案が示され、参加者で活発な意見交換が行われました。

主な報告内容は以下の通りです:
• 中国大阪総領事館からの招待で「記憶・平和の旅」に黒田宝山さん親娘が参加
• パンダ貸与の要請に関して、関西ブロック代表が領事館で3時間以上の懇談
• 加印戦争展で前田会長が講演
• 尼崎支部による加害をテーマにしたパネル展示
• 姫路支部が「中国の旅写真展&中国衣装展」をたつの市で約1カ月間開催

今後の取り組み
今後の重点行事として、以下のイベントへの取り組みが確認されました:
• 9月7日:「中国強制連行犠牲者を慰霊するつどい」
• 9月26日:「関西ブロック女性交流会」
• 10月17日:「日中友好・夢コンサート」

また、「第18回中国百科検定試験」の申し込み受付が始まり、ポスターやリーフレットの普及活動も進められます。

その他の話題
中国近代史学習会、漢詩を読む会、中国茶講座などの文化活動の予定も確認されました。県連ホームページの充実についても議論され、情報発信の強化が期待されます。

さらに、各地の関連イベントも紹介され、参加の呼びかけがありました:
• 大阪府連「講演と芝居のつどい」
• 京都府連「日中不再戦碑前集会」
• 和歌山「橋爪利次さんを偲ぶ会」
• 兵庫「戦争遺跡めぐり」
• 日本のうたごえ祭典、日本平和大会

第18回 中国百科検定 受験申込スタート!

中国の歴史・地理・政治・経済・文化など、幅広い知識を問う「中国百科検定」。
中国に興味がある方、映画や文化が好きな方、ユニークな景勝地をもっと知りたい方にぴったりの検定です。
日本と中国は“引っ越しできない隣国”。だからこそ、理解を深めることが大切です。
この機会に、あなたも挑戦してみませんか?

📝試験概要
• 試験日:2025年12月6日(土)15:00〜15:50(50分間)
• 申込期間:2025年9月1日(月)〜11月16日(日)
• 会場:神戸市灘区文化センター(予定)
※JR六甲道駅南側すぐ。確定後、再度ご案内があります。

📌申込方法
以下のいずれかでお申し込みください:
1. 中国百科検定公式サイトの申込フォーム
2. 日中友好協会兵庫県連合会へ直接連絡
– 電話:078-412-2228
– メール:sps98kg9@gmail.com
※詳細はリーフレットをご参照ください。

🌟こんな方におすすめ!
• 中国の歴史や文化に関心がある
• 映画や観光を通じて中国に親しみを感じている
• 地域交流や国際理解に興味がある
• 学びを通じて視野を広げたい

中国を知ることは、未来をつくる第一歩。
ぜひこの検定を通じて、知識と理解を深めてみてください!

県連事務局会議を開催しました-2025年後半の活動予定まとめ

8月1日、県連総会を受けて事務局会議を開催し、今年後半の活動について話し合いました。各支部や地域での取り組みも活発に進んでおり、今後のイベント情報を以下にまとめました。

📌 県連・全国レベルの主な予定
• 8月17日(日):全国常任理事会(オンライン開催)
• 8月30日(土):「ネット・SNS学習会」開催(総会での要望を受けて実施)
• 9月7日(日)午後:「強制連行犠牲者追悼のつどい」@兵庫区・宝地院
併せて学習会「神戸港における強制労働の実態」も開催予定
• 9月26日(金):第2回関西ブロック女性交流会
• 10月17日(金):「日中友好・夢コンサート」@御影公会堂
• 12月6日(土):第18回「中国百科検定試験」実施
※受講申込は9月1日より受付開始

🏢 各支部の取り組み
姫路支部
• 「中国旅行写真展&中国衣装展示会」開催中(〜8月30日)
会場:たつの市「赤とんぼ荘」
西宮支部
• 9月13日(土):定例総会
• 9月23日(火):中国茶を楽しむ会
• 9月26日(金):学習会「中国歴代皇帝と世界遺産」
尼崎支部
• 10月4日(土):「ASEAN学習会」開催予定

🌍 市民運動の動きと今後の展望
政治情勢では、与党(自民・公明)が参議院でも過半数割れとなり、不安定化が懸念されています。一方、市民運動の分野では希望の光も。
• 原水爆禁止2025年世界大会は大きな成功を収めました
• 10月:「日本平和大会」が愛知県で開催予定
こうした市民運動にも積極的に関わりながら、会員の輪を広げていきましょう。

原水爆禁止2025年世界大会レポート

被爆80年 ― 今こそ決断と行動を
2025年8月、広島・長崎を舞台に「原水爆禁止2025年世界大会」が開催されました。今年は被爆から80年という節目の年。核兵器廃絶への思いを新たに、国内外から多くの参加者が集い、歴史と未来をつなぐ意義深い交流が行われました。

🕊 被爆体験の継承と未来へのメッセージ
8月3日から始まった国際会議では、4日に「被爆体験の継承と未来―被爆80年広島のつどい」が開催されました。
3人の被爆者による証言に加え、黒い雨による被爆や体内被爆といった、まだ広く知られていない体験も共有されました。
続いて「被爆者からあなたへ―あなたから世界へ」と題したリレートークでは、被爆者団体、スペイン代表、新日本婦人の会、高校生平和ゼミナール、そして「原爆の絵」に取り組む基町高校生が、それぞれの視点から平和への思いを語りました。

🌐 国際連帯と運動の広がり
5日には2つのフォーラムと12の分科会が開催され、海外15カ国からの参加者を含む多くの人々が交流。核兵器廃絶に向けた運動の強化を誓い合いました。
フォーラムⅡ「議員と市民の国際連帯」では、英国・ベルギー・ドイツ・米国・日本の国会議員や欧州議員が登壇。会場からの質問に答えながら、各国の取り組みを共有しました。
6日には広島市主催の「平和記念式典」の後、「世界大会ヒロシマデー集会」が開かれ、国連事務次長・中満泉さんからの挨拶もありました。

🚨 世界情勢と核兵器禁止条約の意義
今年の大会では、被爆体験の継承が大きなテーマとなりました。
ウクライナ戦争、ガザでのジェノサイド、イラン核施設への攻撃など、核兵器使用の危険が再び高まる中、核兵器禁止条約の発効と74カ国による批准が希望の光となっています。

👥 若者と労働組合の力
今年は例年の約3倍となる220人以上が海外から参加。特に労働組合関係者が多く、初の「労働組合国際会議」が開催されました。
また、若い世代による「世界と日本の青年シンポジウム」では、闘いと運動の交流が活発に行われました。

🕯 長崎デー集会に3200人が参加
8月9日に開催された「世界大会長崎デー集会」には、会場とオンラインを合わせて約3900人が参加。
冨田宏冶・国際会議宣言起草委員長による報告、被爆者でノーベル平和賞授賞式にも参加した田中重光さんの挨拶、そして11時2分の黙とうが行われました。
エジプト・ベルギー・イギリスの代表による発言や、梶田隆章・前日本学術会議会長のメッセージも紹介されました。

🌍 神戸での国際交流
10日夜には神戸市内で海外代表との交流会が開催されました。
大雨の影響で一部代表が参加できなかったものの、エジプト代表との交流が実現し、国際的な連帯の輪が広がりました。

✨ 未来へ向けて
被爆80年という節目に、世界中から集った人々が核兵器廃絶への思いを共有し、行動の決意を新たにしました。
この大会が、次の世代へ平和のバトンを渡す大きな一歩となることを願ってやみません。