第19回兵庫県平和美術協会「会員展」

平和の壁に花一輪を!夏の「平和美術展」作品募集も

小松益喜画伯を中心にして発足した兵庫県平和美術協会は、「平和の壁に花一輪を」を合言葉に、広く美術愛好家の輪を広げてきました。「会員展」は兵庫県平和美術協会員による展覧会で、出品数は少なめですが、絵画、書、写真、陶芸など力作が揃います。ぜひ、お誘いのうえお越し下さい。

  • 期間:2021年3月18日(木)~22日(月)10時~18時(初日のみ13時開場)
  • 会場:神戸アートビレッジセンター・ギャラリー

入場無料

夏の「平和美術展」の作品募集も行っています。平和を愛する人ならどなたでも出品できます。詳細は下記へお問い合わせ下さい。

主催:兵庫県平和美術協会

070-1749-0112(宇山さん)

E-mail:yari58hotaka53@song.ocn.ne.jp

2・11「建国記念の日」不承認兵庫県民集会

講演「戦争孤児から考える戦後75年」

「建国記念の日」は、元々天皇を神格化し、その政治を美化した戦前の「紀元節」を復活させたもので、「紀元節」の復活をねらう政府は、1966年に「紀元節」であった2月11日を「建国記念の日」と制定しました。2月11日を「建国記念の日」とすることには、何の科学的、歴史的根拠もありません。「建国記念の日」は主権在民を基本とする憲法の民主主義的原則に反し、歴史の真実を歪めるものです。

日時:2021年2月11日(木・祝)13:30~16:00

会場:神戸市勤労会館308号室

講演「戦争孤児から考える戦後75年」

本庄 豊さん  京都橘大学・立命館大学非常勤講師

平井美津子さん  大阪府公立中学校教員、大阪大学・立命館大学非常 勤講師

資料代:500円(学生無料) 参加定員120人

※新型コロナ対策をして開催、必ずマスク着用をお願いします!

2・11「建国記念の日」不承認 兵庫県集会実行委員会

連絡先:電話 078-341-6745

「中国残留日本人孤児」の人生が問いかけること

―日本人として、日本の地で、人間らしく生きるために―

中国「残留日本人孤児」への支援事業として、神戸市と明石市の委託を受け、日本語教室や生活講座などを開催している中国「残留日本人孤児」を支援する兵庫の会(浅野慎一代表)は、毎年1回、11月に中国残留邦人への理解を深める集い(神戸市主催)を神戸市内で開催していますが、昨年は新型コロナウイルス感染症の拡大により開催を中止しました。代替え事業として、中国残留日本人孤児への理解を深めるために昨年末、動画を作成し、多くの市民に見て頂くために現在Youtubeで公開しています。動画は「中国残留日本人孤児が問いかけること」―日本人として、日本の地で、人間らしく生きるために―、をテーマに、前半は浅野慎一代表(神戸大学教授)による日本語版、後半は佟岩さんによる中国語版です、ぜひご覧下さい。

新年のごあいさつ

兵庫県連合会、支部の諸活動にご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。いま世界は、コロナウイルス感染症から如何に脱出するか模索しています。さらに温暖化など地球環境の激変でかつてない規模の自然災害が未経験の事態を引き起こしています。コロナ感染抑止への対応が進む一方で、偏見や差別が貧困とも結びつき改めて表面化しています。今こそ国際的な協働が重要となっています。菅義偉新政権は「学術会議会員任命拒否」問題やコロナ対応で、その本質が露呈し一挙に国民の支持を失いつつあります。

昨年は日中友好協会創立70年の節目の年でした。協会は「日中不再戦」の原点に立つ民間の平和友好団体として1950年10月に創立しました。この間、様々な妨害や干渉を乗り越え、草の根の相互交流、相互理解のために運動を続けて参りました。歴史を学びさらに前進を目指しています。大国となった中国には、話し合いでの解決が求められる尖閣問題などの領土問題や、民族自決、人権問題、香港問題など世界の厳しい目が注がれ、役割と責任が求められます。

日中友好協会は、いまこそ国際連帯の立場と「日中不再戦・平和友好運動」を基本に、「中国を知る」「中国百科検定への挑戦」などの学習活動、楽しい多彩な文化活動を継続させ、日中友好新聞購読者と会員を増やす「仲間づくり活動」に大いに取り組んで参ります。本年も一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

2021年1月吉日   

日本中国友好協会兵庫県連合会 会長 前田 清

写真は芦屋川河口近くの河畔に立つ「日中友好平和の塔」(1973年7月7日建立)

理解は絆を強くする「中国百科検定」

中国力で可能性を広げよう!

中国百科検定とは:中国の歴史・地理・政治・経済・社会・文化・教育・スポーツなど多方面の知識関心を試すユニークな検定です。どなたでも受験可能です。年齢、国籍の制限はありません。日本語での設問となります。

1級の受験は2級の合格が、特級の受験は1級の合格が条件となります。2級、3級、初級はどなたでも受験できます。併願はできません。

第9回中国百科検定の試験日/試験時間(全国統一)

2021年3月20日(土・祝)15:00~15:50

検定会場:兵庫県民会館10階 会議室「福」(全国20会場)

JR元町駅を北へ徒歩7分、地下鉄「県庁前」東出口1から右へ50m 

申込期間:2020年12月1日~2021年2月20日

申込取扱票と詳細案内リーフレットの請求は下記へ

主催:日本中国友好協会

〒111-0053 東京都台東浅草橋5-2-3 鈴和ビル5階

Tel:03-5839-2140 Fax:03-5839-2141

E-mail:nicchu@jcfa-net.gr.jp

兵庫県連合会 Tel&Fax(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

後援:(公社)日本ユネスコ協会連盟、(公財)日中友好会館(一財)日本中国文化交流協会、中国文化センター

協賛:中国駐東京観光代表処、中国日本友好協会、中国国際航空公司、日本華人教授会議、中央広播電視総台CRI日本語部

第43回兵庫の「語りつごう戦争」展

「戦争を遂行する文化」テーマに資料展示

今年で43回目となる兵庫の「語りつごう戦争」展が12月6日から神戸市兵庫区の妙法華院で始まりました。今年の展示テーマは「戦争を遂行する文化」で、会場には戦時中の厳しい統制の下、当時の状況を反映した雑誌や写真、戦時生活の様子がわかる現物資料などが多数展示されています。また中国を侵略した日本が中国大陸で行った太平洋戦争期最大の虐殺事件「廠窖住民大虐殺」の資料や写真、さらに大陸で日本企業が、軍隊の威を借り、中国の地下資源略奪、軍事要塞の構築などに強制連行され、強制労働を強いられ命を落とした中国人労工がゴミのように捨てられ、また生き埋めにされ、その遺骨が今に残る「万人坑」の写真なども展示しています。更に高校生が書いた作品を含め、沢山の平和色紙も同会場に展示されています。

「戦争体験を聞く集い」が6日午後、同会場で開催され市民20人が参加しました。この日は、姫路海軍航空隊鶉野基地―通称「鶉野飛行場」工事事務所に勤務して―と題し当時の体験を話す予定の藤原昭三さん(91歳)が、コロナ感染拡大の中、高齢でもあり、安全を考えご本人は来場せず、藤原さんがまとめた14ページにわたる記録を実行委員会代表を務める上野祐一良さんが代読し紹介しました。また、飛行場跡近郊の北条高校に勤務する稲次寛さんが、生徒と共に藤原さんから聞いた体験や、今に残る戦跡について高校生が課外活動として小学生に伝える活動を行っていることなどを紹介しました。戦争体験談は、12月8日を除き戦争展開催中は毎日午後1時30分から妙法華院3階会議室で開催されます。

第8回「中国百科検定」は11月29日

中国を正しく理解することは両国民の絆を強くする

中国を正しく理解し、国民同士の相互信頼関係を強くする努力を続けることが両国の平和と友好を願う世論を高め、以民促官につながるものと思います。日中友好協会はその思いを込めて中国を正しく理解するために「中国百科検定」を2014年から全国で実施してきました。

今年3月に実施を予定していた第8回検定は新型コロナウイルスの感染症拡大で延期となり、11月29日(日)に全国17会場で実施します。第9回検定は2021年3月20日(土祝)に全国19会場で実施します。兵庫県内での実施は、11月は加古川市で開催し9月15日から受け付けを始めています。また、来年3月には神戸市で実施します。多くの方が挑戦されることを願っています。詳しくは、リーフレットをご覧下さい。ご希望の方は下記へお知らせ頂ければ受験申込み取扱票付リーフレットをお送り致します。

「検定日・受験申込期間」

・第8回検定日:2020年11月29日(日)15:00~15:50

 申込期間:2020年9月15日(火)~10月29日(木)

・第9回検定日:2021年3月20日(土祝)15:00~15:50

 申込期間:2020年12月1日(火)~2021年2月20日(土)

「お問い合わせ先」

日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net 

中国「残留日本人孤児」の日本語教室再開

2教室が6か月ぶりに日本語学習を再開しました

神戸市と明石市の委託事業として中国帰国者を対象に日本語教室や生活講座の開催を続けている中国「残留日本人孤児」を支援する兵庫の会は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、3月~8月まで教室を休講していました。9月から再開することになりましたが、神戸・阪神間、明石などで新規感染者が毎日発表されている状況の下、感染防止対策として、岡本教室では教室内の密を避けるため帰国者が2グループに分かれ隔週交互に出席して学習することになりました。参加者の検温、机の配置や換気、机・椅子などの除菌徹底、マスク着用し、帰国者とボランティが対面しない位置に座るなど工夫しながら学習を再開しました。再開初日の9月3日(木)、神戸岡本教室には帰国者5人、ボランティア8人が参加し久しぶりの再会に笑顔で言葉を交わしていました。同日、明石教室でも日本語教室が再開しました。(写真は9月3日、岡本日本語教室)

連続5回「中国を知る講座」

中国を正しく知るための連続学習会

今年3月に実施を予定していた「中国百科検定」は新型コロナ感染症の拡大により延期となっていましたが第8回検定を11月29日(日)に、第9回検定を2021年3月20日(土・祝)に開催することが決まり準備をすすめています。

第8回「中国百科検定」2020年11月29日(日)加古川市で実施

 会場:東播磨生活創造センター「かこむ」1F「講座研修室」

●第9回「中国百科検定」2021年3月20日(土祝)神戸市で実施

 会場:兵庫県民会館10F 会議室「福」

百科検定に向け、兵庫県連合会は「中国を正しく知る」ことが大切で、そのことが国民の中国への感情改善にもつながると、中国を知る学習会を計画しました。どなたでも参加できますのでぜひご参加下さい。

①9月8日(火)午後1時~3時 地理・民族・世界遺産

②9月28日()午後1時~3時 政治・経済

③10月14日(水)午後2時~4時 歴史

⓸10月28日(水)午後2時~4時 文化・芸術など

⑤11月11日(水)午後2時~4時 模擬テスト(初級~特級)を実施

会場:日中友好協会兵庫県連「会議室」

阪急岡本駅南を西へ徒歩1分、鳥貴族が入るビルの3F 

資料代:200円 ※マスク着用でご参加下さい!

お申込み、連絡先

日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

三木「平和のための戦争展2020」

地元市民提供の資料展示や戦時体験談聞く集いも

戦争の悲惨さを知り二度と惨禍を繰り返さないことを願い三木「平和のための戦争展2020」が7月21日~8月1日まで三木市役所ロビー「みっきーホール」で開催され、市役所を訪れた市民が足を止め見学していました。

戦争展は、地元市民が提供した兵士の遺品や空襲時に使用された防空頭巾、戦場を写した写真集をはじめ、中国大陸での加害の傷跡を示す写真や説明文、明石空襲の被害状況を紹介した図表、原爆被害の写真など多数の資料が展示され、会場ではビデオ上映、戦時体験を聞く集いも行われました。(写真は7月29日撮影)