中国茶講座―今月の銘茶は白茶

白茶は漢方薬としても使われる

白茶とは、中国茶六大分類の中の一つで、製造工程は「萎凋、乾燥」の2行程のみとシンプルで、六大分類茶の中で唯一揉捻(葉を揉む)の行程がなく、茶葉は自然な形をしています。

白茶は福建省の名産品で、福鼎、政和、松渓、建陽等の地域で生産され、清代の嘉慶元年(1796年)頃に作り始めたと言われています。現在は福建省以外の地域でも僅かに作られていますが品質は福建省産のものが優れています。白茶には「三降三抗」(高血圧、高脂血症、高血糖の改善・抗酸化、抗腫瘍、抗輻射)の薬効効果があり、解熱作用や解毒作用、炎症を抑える効果もあると言われています。

今回の「中国茶講座」では、神田貴子講師から説明を受け、白毫銀針・白牡丹(特級、一級)・野生寿眉・白牡丹餅茶・寿眉餅茶・白茶龍珠などを試飲、茶の色、味、香りを楽しみました。(写真上:白毫銀針の茶葉、下:湯を注ぐと茶葉が浮く、右は同茶の色)

次回の「中国茶講座」は2019年2月20日(水)午後1:30~

2019年1月の「中国茶講座」

「白茶」の魅力を紹介します、参加申込み受付中!

 様々な効能がある白茶は、優しい味わいで大へん飲みやすいお茶です。「一年茶、三年茶、七年宝」と言われる白茶の魅力をご紹介いたします。

・日時:2019年1月16日(水)PM.1:30~3:00

・会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

    阪急岡本駅南口を西へ徒歩約1分、1Fが鳥貴族のビル3F

・講師:神田貴子さん 高級茶芸師 高級評茶員

・テーマ:白茶

・参加費:1,000円  定員:15人(先着順)

・申込先:日中友好協会「中国茶講座078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net 

紅茶当てクイズを楽しむ

「中国茶講座」鑑定杯で中国紅茶を当てる

中国茶の鑑定は、測定器を使った科学的な成分分析と、人の感覚による品質鑑定の2つの方法で行われます。人の感覚による品質鑑定には専用の鑑定杯が使われます。急須のような役割をする蓋付きの「審評杯」と、お茶を入れる茶碗のような「審評碗」があります。他に「審評盤」「茶匙」「葉底盤」「天秤」などが使われます。

12月の「中国茶講座」は、鑑定杯を使い8種類のお茶を入れ、その中から紅茶を当てるクイズをしました。クイズ回答と4種の紅茶、白茶2種、烏龍茶、黒茶について茶芸師・評茶員の神田貴子講師から銘柄、産地、特徴などの説明を聞き、遊び感覚で紅茶クイズを楽しみました。

次回「中国茶講座」、2019年1月16日(水)午後1:30~

12月の「中国茶講座」

紅茶はどれ?紅茶あてクイズ

今年最後の講座は、テイスティングカップを使った紅茶あてクイズをします。遊び感覚で中国紅茶に親しんでいただきたいと思います。初心者の方も楽しめる内容です。何かと気ぜわしい年末ですが、美味しい中国紅茶を味わいながらひと時を過ごしませんか。お気軽にご参加ください。

日時:2018年12月19日(水)PM1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

講師:高級茶芸師 高級評茶員 神田貴子さん

参加費:1,000円(茶菓、お土産付)定員:15人

参加ご予約は先着順 Tel&Fax:078-412-2228

日本中国友好協会兵庫県連合会「中国茶講座」

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

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次回「中国茶講座」は1月16日(水)午後1:30~

テーマは「白茶」 申込み受け付け中!

定員:15人 先着順

 

ジャスミンの香り楽しむ

中国茶講座でジャスミンの飲み比べ

「花茶」とは、緑茶、烏龍茶、紅茶などに様々な花の香りを吸着させたお茶の総称です。その中でも、緑茶にジャスミンの花の香りを付けたお茶の生産量が最も多く、中国で花茶といえば一般的にはジャスミン緑茶のことを指します。

11月28日に開いた「中国茶講座」では、神田貴子高級茶芸師・高級評茶員が、茉莉花茶の製造工程や茶の品種、特徴などを紹介した後、福建省政和県などの新芽の花茶2種、香り付けした茶葉にジャスミンの花を加えた四川省峨眉山の花の舞うお茶2種、手作業で丸く形成した緑茶にジャスミンの花で香り付けをした福建省の球形花茶2種をそれぞれ飲み比べました。何れも大変な手間をかけて作られたお茶で、一口飲めば芳醇な香りが口の中に広がり幸せな気分になります。

写真上:茉莉銀針・茉莉茶王、下:茉莉雪花・茉莉龍珠(何れも福建省)

次回は:12月19日(水)午後1時30~日中友好協会「会議室」

中国茶講座「茉莉花茶」

上質なジャスミン茶を楽しみます

リラックス効果や覚醒効果のあるジャスミン茶。一杯のジャスミン茶が部屋中を芳香で満たしてくれます。お目覚めの一杯に、秋の夜長の読書のお供に、上質なジャスミン茶を楽しんでみませんか?

  • 日時:2018年11月28日(水)午後1:30~3:00
  • 会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

講師:高級茶芸師 高級評茶員 神田貴子さん

茶の産地、種類、特徴、淹れ方などを説明して頂きます(資料あり)。

参加費:1,000円(お茶の土産、茶菓子付)

事前にお申込み下さい。定員15人(先着順)

会場は、阪急岡本駅南を西へ徒歩1分、岡本教会の東隣のビル3F

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)412-2228   E-mail;okmt50@nicchu-hyogokenren.net

中国茶講座で台湾茶の飲み比べ

高山茶・「梨山高山茶」と「杉林渓高山茶」

梨山高山茶は標高2000m~2600mで作られる高山茶で、雑味や渋味の全くないまろやかな味わいが特徴のお茶です。

杉林渓高山茶は標高1600m~1800mで作られる高山茶。爽やかで清々しい香りと透明感のあるすっきりとした味わいが特徴です。

鉄観音茶・「安渓鉄観音」と「木柵鉄観音」

福建省で作られる「安渓鉄観音」と台湾で作られる「木柵鉄観音」の2つがあります。

安渓鉄観音・茶葉は濃い青緑色をしていて、味は新鮮で爽やか、甘みもあり、口中に広がる余韻を楽しむことができます。

木柵鉄観音・茶葉は球形で茶色~褐色です。味は芳醇で甘く、微かに果物のような酸味も感じられます。

台湾紅茶・「日月潭紅茶」と「密香紅茶」

日月潭紅茶(紅玉紅茶)は、赤く美しい褐色と、メントール系のすっとした香りが特徴、味は濃厚で果物のような甘味があります。

密香紅茶は、バラの花のような香りと蜂蜜のような甘味が特徴で歴史は浅いながらも、現在大へん人気のある紅茶です。

「中国茶講座」次回は11月28日(水)13:30~開催します。どなたでもご参加頂けますのでお気軽お越し下さい。

10月の「中国茶講座」

8月に続き「台湾茶」がテーマです

台湾で人気の紅茶や高山茶など前回紹介しきれなかった台湾茶を数種類テイスティングします。気候も秋めいて参りました、美味しい台湾茶を味わいにお越し下さい。どなたでも参加できます。

  • 日時 2018年10月17日(水)PM1:30~3:00
  • 会場 日中友好協会兵庫県連合会「会議室」(阪急岡本西へ1分)
  • 講師 高級茶芸師 高級評茶員 神田貴子さん

参加費:1,000円(お土産、茶菓子付き) ※要事前予約

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

☎078-4122-2228   E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

台湾烏龍茶を楽しむ

「中国茶講座」で台湾烏龍茶4種をテイスティング

8月29日に開催された「中国茶講座」は、中国政府認定、高級茶芸師・高級評茶員の神田貴子さんが台湾茶の生産現状や台湾茶器、台北市内にあるお茶屋さん3店を紹介しました。神田さんは、台湾で購入した烏龍茶、阿里山金萱・凍頂烏龍茶・文山包種茶・東方美人の4種について生産地や香り、色、味、茶葉の特徴などを詳しく紹介し、その場で4種を順番に淹れ参加者全員が台湾菓子を頂きながら試飲しました。

台湾のお茶生産は、200年程前、福建省武夷山の茶の苗木を台湾北部に移植したのが始まりと言われています。現在では台湾のほぼ全域で生産されているそうです。台湾茶は元々海外向けに生産され、生産量の75%~85%を輸出していたようですが、1980年代に台湾内でお茶の需要が高まり1990年代には生産量の75%が消費されるようになり、現在では不足分をベトナムやインドなどから輸入していると言われています。

次回は10月17日(水)午後1:30~ 「台湾茶」その2

8月の中国茶講座「台湾茶」

台湾茶とお茶屋さん、台湾茶器の紹介も

美味しい台湾茶が入荷しました。お茶の飲み比べをしながら、台湾のお茶とお茶屋さんについて講師の神田貴子さんに話をして頂きます。また、台湾茶器の紹介もして頂きます、どなたでもご参加頂けますのでぜひお越し下さい。

  • 日時:2018年8月29日(水)PM1:30~3:00
  • 会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」
  • 講師:高級茶芸師 高級評茶員 神田貴子さん

※阪急岡本駅南を西へ徒歩1分、「鳥貴族」さんが入るビルの3階

参加費:1,000円 参加される方は事前にご予約下さい

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会  ☎&Fax(078)412-2228

E-mail: okmt50@nicchu-hyogokenren.net