中国「万人坑を知る旅」オンライン講演会

平和学習の旅   中国「万人坑を知る旅」で学んだこと

万人坑とは、鉱山や大規模な工事現場で、中国人労働者に苛酷な労働を強要した結果、栄養失調やケガ、病気などで使いものにならなくなると、時には生きながらも捨てた「ヒト捨て場」。そうした死亡者が大規模に埋葬された場所。平頂山事件のような大量虐殺による万人坑や軍事要塞周辺、労工狩りの収容所周辺で発見された万人坑もあるそうです。この中国国内での甚大な被害や地獄以下の煉獄へ送られた中国人の実態はほとんど知られていません。その被害は大きすぎて現在も正確な被害者数は不明です。

万人坑の中国人研究者、李秉剛さん著作「万人坑を知る」を学習する目的で2009年から始めたこの旅は、記載されている中国各地の万人坑跡を8回に分けて、ほぼ巡ることができました。今回のオンライン講演では、ダイジェストで8回の旅の報告と現地で知り、学んだ事をお伝えします。日本の中国侵略の実態について理解を一層深めていただけることを願っています。野津加代子

日時:2021年6月6日(日)19:30~21:00

講演:野津加代子 撫順の奇蹟を受け継ぐ会関西支部代表

前半:講演(40分)・視聴のみ  休憩(10分)

後半:講演(40分)・視聴のみ 質疑応答はありません

参加費:無料

申込み:参加希望の方は、氏名、メールアドレス、お住いの都道府県名、所属団体を明記の上、下記アドレス宛にお申込み下さい。開催前日にZoomミーティングのID番号、パスコードをお知らせします。

お申込みは:uketugu@kansai.email.ne.jp    へ

申込みアドレスに誤りがありました、上記が正しいアドレスです。訂正して、お詫び申し上げます。

中国「新疆問題」とは何か

ウイグル報道とその内側を探る

中国は、香港の「一国二制度」を反故にし、人権を抑圧。台湾を威圧、南シナ海や東シナ海で領土拡張行為をエスカレートしています。

米国は、トランプを退陣させ、バイデンに代わりましたが、ますます反中国シフトを世界戦略の中心に据え、「覇権主義」「人権抑圧」に立ち向かう「自由正義の味方」のフリをして反中国包囲網づくりに躍起です。

古来「シルクロード」で知られる「新疆ウイグル自治区」で、多くのウイグル族が虐待を受け、「ジェノサイド」「強制労働」が行われているという説も流れます。現地の情報が充分に得られない状況の下で、資料を駆使して「強制労働」の実態を明らかにされたのが、丸川知雄さん(東京大学社会科学研究所教授・ドイツ・ベルリン自由大学客員教授)です。発表されたレポートも紹介しながら、新疆における中国政府の行動と実態の一部を解明します。

日時:2021年7月10日(土)14:30~16:00

会場:姫路ひがし交流センター 2F多目的室

電話:079-222-3625

講師:奥野有造さん(日中友好協会兵庫県連合会理事)

参加費:500円(資料代)協会員は無料

※マスク着用でご参加下さい。会場で、手指消毒、検温

主催:日本中国友好協会姫路支部

連絡先:090-8528-8374(河野)、090-3494-0247(澤野)

中国の古典音楽

伝統音楽は3層構造に分かれていた

20世紀の初めまで、中国の伝統音楽は、「正楽」として君主層の廟堂音楽(雅楽)・宮廷音楽、士大夫層の文人音楽・芸術音楽、「俗楽」として庶民層の民間音楽・芸能音楽という3層構造に分かれていました。近代の中国革命後は正楽と俗楽という儒教的価値観による区分はなくなり、「俗楽」も伝統音楽として芸術的価値を評価されるようになりました。

中国の民間音楽は、時代や地域ごとに豊かな特色を持っています。代表的な楽器の一つである胡琴では、無名の芸人たちは、その地域の方言による歌声の音色に合うよう、楽器の材料や音高、音色、奏法などを様々に工夫してきました。京劇の音楽で使われる京胡は甲高い歌声に合わせた力強い高音が出るが、江南地方など南方の民謡の伴奏で使われる南胡は穏やかな歌声にあった優しい中音域が出るなど同じ胡琴でも様々であった。現在、中国の国内外で最も普及している「二胡」は、20世紀半ばに江南系の南胡をベースとして改良を加えて完成した伝統楽器です。

一般的に、伝統的な民間音楽は5種類に大別されています。

1.民間歌曲   2.民間歌舞音楽  3.民間器楽  4.説唱音楽(曲芸) 5.戯曲音楽 これら5種類の民間音楽は音楽の風格やメロディー、リズム、使用楽器の種類や奏法などが大きく異なります。(中国百科検定公式テキスト「中国百科」より)

「少年老い易く学成り難し」の作者は誰か

6月の「漢詩を読む会」は―少年易老学難成―の作者について丹羽博之大手前大学教授が講義します

昔学校の漢文で朱子の「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず」を習った人は多い。しかし、今では朱子の作ではないというのが定説です。朱子に仮託された日本人の偽作というのです。他方、この「少年老い易く」の詩は日本統治下の朝鮮半島でも広まり、朝鮮語の「勧学歌」(恐らく日本の役人の作)にも利用され、21世紀のソウルの駅にも掲げてあったことなども紹介して頂きます。

日時:2021年6月19日(土)午後2時30分~4時

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」(阪急岡本駅西すぐ)

講師:丹羽博之  大手前大学総合文化学部教授

資料代:1,000円  マスク着用でご参加下さい

定員:15人 事前に下記へご予約下さい

日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax: 078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

現代中国問題学習会

中国の夢―経済、人権、民主主義

****中国の今とこれから****

新たな経済発展を目指す中国ですが、アメリカとの貿易摩擦、軍事的緊張は続いています。

一方、香港、ウイグル問題をめぐる西側諸国からの懸念、批判もあります。今年3月に開かれた「全人代」を受けた習近平政権は、どういう政策でどう進もうとしているのか?中国経済に詳しい井手啓二先生を迎えて学習講演会を開きます。

日時:2021年6月5日(土)午後2時~4時

会場:東灘区文化センター9階多目的ホール(JR住吉駅すぐ)

講師:井手啓二 長崎大学・立命館大学名誉教授

参加協力費:500円

主催:日本中国友好協会東神戸支部

連絡先:Tel&Fax:078-412-2228

E-mail:sps98㎏9@kobe.zaq.jp

写真は中国広東省深圳市

梶谷懐教授と学ぶ「幸福な監視国家・中国」2回シリーズ

第1回 コロナ禍を「封じ込めた」中国~人民戦争か、市民社会か~(仮題)

武漢から始まったコロナ禍、それを「抑え込んだ」中国の監視社会と功利主義について学びます。日本でも菅内閣が今国会にデジタル関連法案を提出しました。梶谷教授が名付けた「幸福な監視国家・中国」の「幸福」の意味を知ることを第1歩に学習します。今回は先着50名限りの参加とします。

日時:2021年5月29日(土)14時~16時30分(開場は30分前)

会場:神戸市勤労会館4階405/406号室

講師:梶谷懐 神戸大学大学院経済学研究科教授

専門は現代中国の財政・金融

先着50名(定員120名の会場ですがコロナ感染防止のため)

マスク着用、検温、アルコール消毒、3密回避で開催

資料代:1,000円 障害者・18歳以下は500円

主催:神戸芝居カーニバル実行委員会

問い合わせと申込み:090-1914-4907(中島さん)

菅首相による靖国神社への真榊奉納に抗議する

日本中国友好協会本部は、4月21日に菅首相が靖国神社の春季例大祭に合わせ真榊を奉納したことに対し抗議文を首相宛てに送付しました。以下は送付した抗議文です。

内閣総理大臣 菅義偉殿

菅首相による靖国神社への真榊奉納に抗議する

靖国神社の春季例大祭にあたる21日、菅義偉首相は「内閣総理大臣」の肩書で靖国神社に真榊を奉納した。菅首相の靖国神社への供物の奉納は、昨年10月の同神社秋季例大祭時に続くものであり、首相による春秋の例大祭での真榊奉納と終戦記念日の玉串料奉納が毎年繰り返されている。

靖国神社は侵略戦争に国民を動員する精神的な支柱であっただけでなく、A級戦犯を合祀し、侵略戦争を美化・正当化し宣伝する施設となっている。政教分離を定めた憲法に違反する行為は、国を代表する首相が侵略戦争を正当化し、「大東亜戦争聖戦論」の立場に立つことを内外に示し、日本が再び軍国主義の道を歩むのではないかとの国際的な疑念を生じさせるものである。

さらに、菅首相とバイデン米大統領が16日(日本時間17日)に発表した共同声明で台湾問題に言及したことで、中国政府の「ひとつの中国」の立場を尊重してきた日本の基本的な立場への疑念が生じ、台湾海峡の軍事的な対立をあおる懸念が強まっている中で、靖国神社への真榊奉納が日中両国間の信頼関係を大きく損なうことを強く危惧する。

日本中国友好協会は、侵略戦争の美化・正当化と宣伝につながる靖国神社への真榊の奉納と参拝に強く抗議するとともに、国際社会が共有する歴史認識を重視し、日中平和友好条約をはじめとした日中両政府間で確認された精神のもとに、アジアと世界の平和と安定のために平和国家としての役割を果たすことを日本政府に強く求めるものである。

2021年4月22日

日本中国友好協会(会長 井上久士)

中国「残留孤児」支援の日本語教室再開

日本の文化や習慣に馴染み、日常生活が支障なく過ごせるように

新型コロナウイルスの感染拡大により、今年1月以来休講していた帰国者のための神戸岡本「日本語教室、生活講座」が4月8日から再開しました。明石教室は3月から再開しています。ただ、感染予防の対策を徹底し、両教室とも隔週交互の参加とし、一回の参加者数を半減にしての開催となっています。

委託事業者の中国「残留日本人孤児」を支援する会は、事業目的について「中国帰国者の日本語習得のニーズに応えながら、幼少期からの生活環境と全く違う日本で、帰国者が日本の文化や習慣に馴染み日常生活を支障なく過ごし、生活に潤いを持つことで、楽しく心豊かに暮らせるようにする。日本の文化的な習慣を学習したり、自身の生活を保持し、知識を高める学習の機会をつくることは、帰国者同士の交流ばかりではなく帰国者自身が日本語で色々な場面での言い方を習得し、コミュニケーションの力を高め、地域でのかかわりに目を向けたり、文化的な趣味や娯楽に興味関心をもったりして、日常生活を積極的に過ごせることにつながると考えます」と事業実施計画に記しています。

ここは最高の太極拳練習場!

明石海峡を目の前に、眺め抜群、気分爽快!

朝霧太極拳同好会はこれまで神戸市垂水区の垂水年金会館で練習を行ってきましたが、今年4月から来年3月まで、耐震工事のため使用できなくなりました。同会は、舞子駅南の舞子公園内に建つ「橋の科学館」併設のレストラン野外板敷スペース、海峡に面しまるで舞台のようですが、現在使用されていないとのことで科学館の許可を得て4月8日から練習を始めています。コロナ感染が再び拡大している中、ここでは余り気にせず練習ができ、目の前に広がる、海峡と大橋の絶景を背景に爽快な気分で太極拳を行っています。朝霧太極拳同好会は現在メンバーが少なくなったため、一緒に練習できるメンバーを募っており、初めての人歓迎と参加を呼びかけています。

練習日:毎月 第2、第3、第4木曜日 9:30~11:30

場 所:舞子公園内「橋の科学館」南側野外板敷スペース

参加無料

朝霧太極拳同好会 080-3767-4986

中国人戦後補償裁判の記録

裁判の記録は真の和解を進める重要な指針

正義をかなえてほしい!深い傷を負わされた中国人たちの思いを受け止め、司法の壁に闘いを挑んだ日本の弁護士・市民の記録

1931年の柳条湖事件(「満州事変」)から日本敗戦まで、日本軍はのべ百万に及ぶ兵士を中国大陸に送り込みました。日本軍は中国の人々に対して、虐殺・人体実験・強姦・強制連行(強制労働)など残酷極まりない所業を繰り返し、その犠牲者は数千万人と言われています。

戦後になっても、日本軍の遺棄した毒ガス兵器・砲弾による甚大な被害が発生しています。日本の司法は一貫して、国家賠償法がなかった戦前の日本の賠償責任を否定し、中国人原告らの訴えを退けてきました。

原告となった中国人の思いを受け止めた日本の弁護士たち、そして裁判活動を支えた市民の闘いを記した「中国人戦後補償裁判の記録」は、日本が近隣諸国との真の和解を進めていくための重要な指針となります。

目次 四六判上製 316ページ 

序・なぜ弁護士たちは立ち上がったか

1・平頂山事件 2・南京虐殺、無差別爆撃、731部隊事件

3・遺棄毒ガス・中国人「慰安婦」訴訟 

4・強制連行、強制労働事件

5・裁判を支えた市民の活動 6・壮大なオーラルヒストリー

中国人戦争被害賠償請求事件弁護団 編著

発行所:株式会社 高文研 定価:2,500円+税

高文研:03-3295-3415

URL:http://www.koubunken.co.jp