1949年中華人民共和国成立の歴史的意味

「研究中国」誌が特集で研究者7氏の論文を掲載

特集にあたって(石島紀之氏の紹介文より抜粋)

中華人民共和国の成立直前に開かれた中国人民政治協商会議は、1949年9月29日に「共同綱領」を発表し、「帝国主義・封建主義および官僚資本主義」の中国支配の時代は終わったとのべ、人民共和国は「中国の独立・民主・平和・統一および富強のために奮闘する」との目標をかかげた。人民共和国建国70周年をむかえた中国は、これらの目標をどの程度達成できているのだろうか。

周知のように、人民共和国70周年の歩みは平坦なものではなかった。東西冷戦のなかで中国は社会主義の建設を急ぎ、その過程で反右派闘争や文化大革命の大きな混乱が引き起こされた。文革後の改革開放政策によって中国は急速な経済発展をとげたが、学生・知識人・一般民衆の不満が天安門事件という形で噴出したこともあった。

今日、中国は世界有数の経済大国・軍事大国になり、その存在感を世界に増大させている。しかし、人権問題にみられるように「民主」の課題は残されたままであり、少数民族問題や香港問題など「統一」の課題も大きな矛盾をかかえている。

本特集は、1949年の人民共和国成立の歴史的意味を歴史、政治、経済、文化の各方面から考察しょうとするものである。かつて1949年革命により中国は旧体制から新体制に生まれ変わったという理解が広く存在したが、現在、中国研究者のあいだでは、49年以前と以後について非連続面だけでなく、連続面もあったことが重視されるようになってきた。・・(フェリスト女学院大学名誉教授)

「研究中国」誌第9号2019年10月1日発行(年2回発行)

発行:日本中国友好協会「研究中国」刊行委員会 定価:600円(送料別)

連絡先:兵庫県連合会 ☎078-412-2228

第42回兵庫の「語りつごう戦争」展

12月8日は何の日~その頃の暮らしは?

1941年12月8日の太平洋戦争開戦から78年になります。戦争の悲惨さを二度と繰り返さないために私たちは1978年から戦争展を開催し今年42回目を迎えています。

日程:2019年12月6日(金)~12月10日(火)

会場:妙法華院2階(神戸高速「新開地駅」西口上り南へすぐ)

日中友好「ひょうたん笛をめぐる物語」

《演奏》と《歌》と《アジアの旅》

《ひょうたん》は、酒や水を持ち運ぶための容器として広く利用され、楽器としても使われてきました。インドで蛇使いの《ひょうたん笛》が知られていますが、インドシナ半島付け根の地域でも、古くから《ひょうたん笛》を愛してきた民族がいます。タイ族やァチャン族にとっては、思いを寄せる女性に愛を告白する大事な楽器でした。

アジア各地の歌を演奏~人と人をつなぐ楽器《ひょうたん笛》の魅力をぜひ身近にお聞き下さい!

日時:2019年11月30日(土)午後2時~3時30分

会場:魚崎西町会館(阪神魚崎駅より西へ徒歩3分)

参加費:800円(生葉レモングラス等のお茶付き)

《演奏》&《歌》

ひょうたん笛&お話・キーボード・歌・ひょうたん笛

ひょうたん笛&ハーモニカ

主催:日本中国友好協会東神戸支部 ☎078-412-2228

サービス一時停止のおしらせ

いつもお世話になっております。

さてサーバホスティングサービス会社より連絡があり、下記の日程でサーバメンテナンスを行います。

2019/11/10(日) 21:00 ~ 2019/11/11(月) 09:00

この時間帯は弊サイトへのアクセスはできなくなります。皆様にはご迷惑をかけますが、ご理解のほどお願いいたします。

11月の中国茶講座は「普洱生茶」

人気生産地「氷島五寨」の古樹茶の飲み比べも

普洱茶には「生茶」と「熟茶」があります。今月は経年により発酵が進む「生茶」を中心にご紹介します。人気生産地「氷島五寨」の古樹茶の飲み比べも予定しています。

日時:2019年11月20日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」(阪急岡本

講師:神田貴子 高級茶芸師 高級評茶員

参加費:1,000円(茶のお土産、茶菓子付き)

※定員15人(先着申込み順)予約申し込みは下記へ

申込先:日中友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)412-2228 

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

講演会「習近平政権が目指す『中国の夢』―中国社会の過去・現在・未来

中国人の日本に対する印象は改善、日本人の中国に対する印象は、「良くない」が依然高い水準に止まっている

1949年に誕生した「中華人民共和国」は、今年10月1日、建国70周年を迎え、大規模な軍事パレードを含む祝賀行事を行いました。経済発展に伴う近代化が進行し、高速道路や新幹線、ITの普及は目を見張るものがあります。一時減少していた訪日中国人観光客は、昨年は過去最高となる735万人となりました。

一方、香港問題や台湾との関係、中国本土の民主化、民族問題など懸念もあります。2019年10月24日に発表された「日中共同世論調査」では、『中国人の日本に対する印象は改善し、2005の調査開始以来最も良好となっている』のに対し、『日本人の84・7%が中国に対し、よくない印象を抱いている』との結果が発表され、日本国民の中国に対するよくない印象は依然として高い水準に止まっています。こうした状況の中国をどう評価し、どう理解すればよいか?中国経済を長く研究し、日中友好協会の役員としても活躍中の山本恒人先生に話して頂きます。どなたでも参加出来ますのでお誘い合わせてご参加下さい。(写真:2019 年10月1日・国慶節パレード、新華社)

日時:2019年11月24日(日)午後2時~

会場:尼崎中央北生涯学習プラザ1階

(尼崎市東難波町2丁目14-1 ☎06-6482-1750)

講師:山本恒人 大阪経済大学名誉教授

1980年神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。1980年大阪経済大学専任講師。教授、特任教授を経て2014年退職。現同大学名誉教授。2012年日中友好協会大阪府連合会副会長、現在に至る。主著に『現代中国の労働経済―「合理的低賃金制」から現代労働市場へ』創土社、2000年。『奥深く知る中国―天安門事件から人々の暮らしまで』(共著)かもがわ出版、2019年6月。

参加協力費(資料代):500円(チラシはこちら

会場への交通機関

JR立花駅から阪神バス15番「阪神尼崎」行き、「中央公民館」下車。阪神尼崎駅から阪神バス13番「阪急塚口」行き、「尼崎総合医療センター」下車。阪急塚口駅から阪神バス13番「阪神尼崎」行き、「尼崎総合医療センター」下車。

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会 ☎078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

復旧しました

月曜日(28日)早朝より弊サイトにアクセスができないという事象が発生しており、皆様にはご迷惑をおかけしました。原因は弊サイトを設置しているサーバのトラブルによるものでした。

本日、復旧にこぎつけました。今後ともよろしくお願いいたします。

追記:この記事を書いた後も断続的にアクセス不能の状態が発生しており迷惑をお掛けしました。ホスティングサービス会社より「症状は解消しつつある」と返事をもらっています。これに懲りず弊サイトを今後ともよろしくお願いいたします。

平和のみみ(美海)ちゃんの集い・2019

朝鮮半島と日本を非核・平和の地域に 

非核「神戸方式」記念碑(愛称:平和の美海ちゃん)が、市民の募金により建立されてから12周年となりました。

今、日韓関係が悪化していますが、市民間の交流が重要になっています。とりわけ、非核・平和の北東アジアに向けての、日本・韓国市民の連携が重要な時期になっています。今回の学習会講師の津川さんは、今年5月に韓国で開催された「日韓国際フォーラム」に参加するなど、日韓市民の連携に取り組んでおられます。釜山市の平和団体から「非核神戸方式を釜山港でも実現したい」との声が寄せられていることなど」、両国市民の連帯について話して頂きます。

●日時:11月10日(日)午後1:30 平和の美海ちゃん像前集合(神戸市中央区海岸通り3丁目、KCCビル前、JR元町駅西口から南へ徒歩5分)

●学習会:午後2時~4時 神戸まちづくり会館2階ホール(元町商店街4丁目、大丸前入り口から西へ7~8分)

 講師:津川知久  氏 兵庫県原水協筆頭代表理事

「北東アジアの非核・平和へ  日本・韓国市民の連携促進を」

参加費:500円

主催:センター神戸(全神戸労働組合センター)・非核「神戸方式」記念碑建立実行委員会 Tel&Fax:(078)391-1909

協会創立69周年記念講演会にご参加を!

大陸における「万人坑」を形成する主要な原因

かつて「満州国」として日本に占領支配された東北部から亜熱帯の南洋に浮かぶ海南島にまで至る広大な中国の各地に、中国人が万人坑(まんにんこう)と呼ぶ特異な場所・「人捨て場」が数えきれないほど現存している。主にアジア太平洋戦争期(1931年~1945年)の日本による中国侵略の下で日本の侵略犯罪の犠牲となった中国人の遺体(遺骨)が埋められている。

2000年~2018年までの19年間に42ヵ所の万人坑を訪ね調査、記録を続けている青木茂さん(平和を考え行動する会)は、「多くのことを見聞して分かったことの一つは、埋められた犠牲者の人数が多くの万人坑で文字通りの万人の単位になること。もう一つは、営利(金儲け)を目的とする日本の民間企業が関与(経営)する鉱山や土建工事現場における強制労働が大量の犠牲者を生み、「人捨て場」である万人坑を形成する主要な原因となっている」と指摘します。

侵略加害の史実を消し去ることは極めて罪深いこと

さらに「今回の講演会・学習会を通して、侵略者の日本が中国に残した加害事実としての万人坑と中国人強制連行について、現在を生きる皆さんに理解して頂ければと思います。併せて、中国やアジア各国に対する日本の侵略加害の史実を安倍晋三首相ら歴史改竄主義者が消し去ろうとすることがどれほど罪深いことであるかを実感して頂ければ幸いです」と語っています。今回の講演会では訪ねた地を詳しい説明資料や映像、図で紹介して頂きます。どなたでも参加できますのでお誘い合わせてお越し下さい。

「日本中国友好協会創立69周年記念講演会」

●日時:2019年10月27日(日)午後2時開演(1:30開場)

●会場:神戸市立兵庫勤労市民センター第3会議室(JR兵庫駅北)

講師:青木  茂  氏(平和を考え行動する会会員)

「中国人強制連行・強制労働と万人坑(人捨て場)」

著書「華南と華中の万人坑~中国人強制連行・強制労働を知る旅」など多数

参加協力費:一般1,000円 会員・協力券800円(高校生以下無料)

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会 ☎078-412-2228

2020年版カレンダー「中国 悠久の旅」

規格がB4長辺中綴じ冊子となります

協会オリジナルカレンダー「中国悠久の旅」の制作普及は17年目を迎えました。2020年版から規格がB4 長辺中綴じ冊子となります(従来のB3を二つ折りにした形態で封筒に入れて郵送できます。飾った際の寸法は従来と変わりません)

2020年版カレンダー「中国  悠久の旅」到着しています

規格:B4(縦約257mm×横約364mm)長辺中綴じ冊子・カラー全28ページ

頒価:1,200円(税込み・送料別)

下記へ電話・FAX ・メールでお申し込み下さい。(申込書はこちら

日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax:(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net