中国への侵略戦争の歴史を学習する旅

新型コロナウイルス肺炎の広がりで、中国湖北省への渡航が禁止されましたので、3月に予定していた訪中を中止します。(主催者1月26日発表)

第9次訪中団~成都・重慶・常徳・廠窖・武漢~

今回は西南地区(四川・重慶)と中南地区(湖南・湖北)を巡ります。日本で殆ど知られていない中国最大の民間抗日戦争博物館・建川博物館の見学、重慶爆撃当時や常徳での毒ガス被害を知る方々、廠窖惨案の幸存者も高齢になられ、お話や証言を聞き交流する貴重な機会となります。

武漢周辺の荊門や宜昌は39師団が暴れまくった所ですが、紀念館や惨案の跡は殆ど残っていないので、中帰連が記録した証言や資料で学習して頂ければと考えています。現地の夏はかなりの猛暑であり、今回は現役の教員や学生も参加しやすい春休み期間で企画しました。ぜひご参加下さい。(受け継ぐ会関西支部)

日程:2020年3月22日(日)~3月29日(日)7泊8日

旅程:関空~成都~重慶~常徳~廠窖~荊州~武漢~関空

詳細は添付のチラシをご覧下さい。

企画:撫順の奇蹟を受け継ぐ会関西支部 

〒533-8799 大阪市東淀川郵便局私書箱17号

Tel&Fax:06-63242439 E-mail:uketugu@kansai.email.ne.jp

証言「中国残留孤児となった弟よ!」

尼崎市で「中国残留日本人への理解を深める集い」開く

尼崎市の委託事業で毎週1回中国帰国者向けに「日本語教室」を開き、帰国者支援活動に取り組む尼崎コスモスの会(宗景正代表)は11月30日午後、尼崎市立中央北生涯学習プラザ大ホールで「第5回中国残留日本人への理解を深める集い」を開催、中国帰国者やその家族、支援者、一般市民など約200人が参加しました。(写真:「開拓団の歴史について」語る宗景正氏)

集いは最初に、宗景正代表(写真家)が「満蒙開拓団の歴史について」と題し、開拓団の歴史、年表、入植地の地図、写真をを映像で紹介し話しました。同氏が撮影した「昇平開拓団(大阪)の入植地(黒龍江省)を訪ねて」の写真展が大ホール前ロビーで27日から開催され多くの市民が参観しました。昇平開拓団は1943年の入植当時963人の団員でしたが敗戦時までに399人が亡くなっています。(写真:ロビーで開催された写真展に見入る集い参加者)

小学5年生の時、両親、姉弟7人で昇平開拓団に加わり渡「満」した田中義祐さん(1932年生まれ、87歳)が舞台に上がり、質問に応える形で入植当時の体験や思い出を証言しました。「入植から間もなく大工をしていた父親が亡くなり、母親が共同の農作業に加わり働いていました。1945年8月避難命令が出て鉄道駅のある安達へ向かって降り続く雨でぬかるんだ悪路を着の身着のままの状態で逃げ、流行っていた伝染病で沢山の人が亡くなりました。難を逃れ、私たち家族は知人の馬小屋で暮らしました。12月に哈爾濱の花園小学校に収容され、姉と外出から戻ると2人の弟たちがいなくなっていました。先を案じた母親が中国人に預けたのだった。母親はそれからしばらくして亡くなりました」

田中さんは1946年9月、開拓団の人々と共に葫蘆島から米軍の輸送船で博多へ引き揚げてきたが、弟たちの消息は不明。日中国交正常化から数年後、帰国する残留婦人が残留孤児となった弟の修さんの消息を国や大阪府に知らせてくれたことで弟の一人・修さんの所在が判明、1979年10月に一時帰国します。血液鑑定で肉親と判明し兄の田中さんは日本への永住を強くすすめ実現しました。残留孤児となったもう一人の弟は亡くなっていたそうです。義祐さんの弟・修さんは集い会場に出席し紹介されました。田中義祐さんは辛く悲しい自身の体験を集いに参加した大勢の人たちの前で証言を終え会場から励ましの大きな拍手を受けていました。最後に映画「ソ満国境15歳の夏」が上映されました。(写真:体験を証言する田中義祐さん・舞台上・中央の人、集会は数社のマスコミが取材し、動画はYouTubeでも紹介されています)

2019年度「中国残留邦人への理解を深める集い」

尺八演奏・DVD上映・記念講演に市民150人が参加

11月17日に神戸市で開催された「中国残留邦人への理解を深める集い」(主催・神戸市、委託団体・中国「残留日本人孤児」を支援する兵庫の会)は市民約150人が満蒙開拓団の歴史や残留日本人孤児について理解を深めるためのDVD上映や講演に耳を傾けました。

集いは尺八演奏ミニコンサートで、グループ「鳳」の3氏による演奏で始まりました。続いて民教協スペシャル「決壊~祖父が見た満州の夢」(DVD)を鑑賞、最後に講演「『満蒙開拓団』とは何だったのか―長野県下伊那郡河野村開拓団の史実から考える」と題し胡桃沢伸氏(精神科医。劇作家)が約1時間講演しました(写真下)。

参加者から「満蒙開拓団を進めたことと同じ構造が今の日本でも進んでいるという指摘は重要なことだと思いました。日本が侵略したことをきちんと反省してあやまるべきというのはそうですね、単なる悲劇で終了させてはいけない」など多数の感想が寄せられています。

中国帰国者が和歌山有田へみかん狩り

秋晴れの下、みかん狩りで楽しく交流

日本語教室や生活講座など神戸市の委託事業として開催し、中国帰国者への支援活動を続けている「中国『残留日本人孤児』を支援する兵庫の会」(浅野慎一代表世話人)は、11月3日(日)、和歌山県有田市へみかん狩りバスツアーを実施しました。中国「残留日本人孤児」やその家族121人とボランティア17人が3台のバスに分乗し和歌山県有田市の須谷農園へ行きました。「食べ放題1時間」は余すほどでしたが、天候に恵まれ、参加した帰国者たちは黄金色に実ったみかんを手に楽しく交流していました。昼食をとった黒潮市場では、皆さん沢山の買い物をしてとても嬉しそうでした。

神戸華僑歴史博物館で中学生からインタビュー

「中国はどんな国」中学生から次々質問

日中友好協会兵庫県連は、10月2日午前、「中国百科検定試験」の案内で、神戸華僑歴史博物館(蔡勝昌館長)を訪問しました。

神戸華僑歴史博物館では、神戸市内の中学1年生約40人が、団体で中国についての「自由研究」で、博物館を訪れていて、博物館職員にインタビュー質問を始めたところでした。協会兵庫県連の訪問メンバーが訪れ鉢合わせ。博物館職員が「君たちの質問は日中の人に聞いて下さい」と、日中メンバーは中学生にとりかこまれ、次々と中学生から質問を受けました。(写真上:2Fに博物館が入るKCCビル入口、写真下:中学生の質問に応える協会役員)

日中県連メンバーは、「いくらでも時間ほしいが、30分間質問受けよう』と、対応。質問は、「中国はどんな国」「華僑ってどうして」「日中交流の歴史を教えて下さい」「同じ漢字だけど違いはあるの?」等々、好奇心旺盛な中学生の質問は初歩的だがまさに「百科検定」問題。日中県連メンバーは、持参の中国百科検定リーフレットを手渡して、内容を説明、リーフ表紙の問題と裏に書かれた過去に出題された試験問題の初級・3級問題を全員で回答。そのあと生徒たちの質問に丁寧に説明しました。。三国志や、鑑真和上、遣唐使の話、中国56民族、14億の人口、日本の26倍の面積などなど、生徒たちは質問時間がなくなり、残念がっていましたが、「日本と中国はお互いに隣国。よく勉強して是非中国にも行ってください」と最後に前田県連会長が話し、楽しいミニ勉強会は終わりました。

佟岩先生の「日中漢字比べ」

日中友好協会が毎月3回定期発行している日中友好新聞に、月1回連載されている「日中漢字比べ」が実に面白く大へん役に立つ記事として好評です。執筆者は西日本華文教育者協会理事で協会兵庫県連合会の中国語講座講師も務める中国遼寧省出身の佟岩先生です。日中友好新聞最新号掲載分より紹介します。

「太」と「胖」と「肥」

丸々と太った赤ちゃんは、中国語で「大胖嬰儿(嬰児)」だ。でも丸々と太った豚は「大肥猪」と言う。「太」と「胖」と「肥」は何が違うのか。「太」は元々極端に大きく偉大なものを指す。「太陽」、「太古」、「太平」、「太鼓」、「太子」、「太閤」などはそれにあたる。

日本語では、「太」に人が肥えるという意味も加わった。食べ物が乏しい昔は、肥えていることが偉大さの象徴だったかも知れない。中国語の「太」には、そのような意味はない。

「胖」は「月(肉)」と「半」からなり、もともと生贄(いけにえ)の肉の半分を意味していた。「半」は「般」に通じ、大きいという意味もあった。そこから人の身体が大きく太ることも「胖」で表すようになった。

 そして「肥」は「月(肉)」と「巴」からなる。「巴」はとぐろを巻いた大蛇の象形文字で、「肥」は肉付きがよい大きなものを指すようになった。「肥羊」、「肥土」、「肥満」などである。中国で豚肉を買う時、「肥肉」は脂身、「痩肉」は赤身である。

 「中年太り」は、中国語では「中年的体胖」、ダイエットは「减肥」という。中国で、太っている人に対して「肥」という漢字を使ってしまうと、「脂肪だらけ」とか「太った動物」のように貶す(けなす)意味になりかねない。くれぐれも注意して下さい。(日中友好新聞2019年10月15日号「日中漢字比べ」より。カットは百度百科

外国人労働者支援兵庫県連絡会結成集会

外国人労働者の労働環境改善!働く者の権利を守ろう!

今年4 月に改定「出入国管理法」が施行されました。日本の労働力不足を背景に、日本語が十分使えない外国人労働者の弱い立場を利用して、劣悪な働かせ方が各地で問題になっています。このような状況は、一刻も早く改善しなければなりません。そのことは、日本の全ての労働者の労働条件や権利にもつながる問題といえます。

私達はこの問題についてこれまで専門家を招き外国人労働者の現状、実態について学習会を開きながら話し合ってきました。この度、日本での労働や生活で困難な状況の外国人労働者を支援する連絡会を結成することになりました。外国人労働者支援兵庫県連絡会への加入と結成集会への参加を心から呼びかけます。

日時:2019年10月30日(水)18:00開場 18:30開会

会場:神戸市勤労会館7階大ホール(JR三宮駅より南東へ5分)

●記念講演:「外国人労働者問題を考える」

講師:斉藤善久氏(神戸大学大学院准授)

●特別報告:「外国人労働者支援活動の現場を語る」

お話:吉水慈豊師 日新窟(東京)僧侶

資料代:500円

支援兵庫県連絡会結成呼びかけ団体

兵庫県労働組合総連合・日本ベトナム友好協会兵庫県連合会・日本中国友好協会兵庫県連合会・NPO法人日越交流センター兵庫・AALA連帯兵庫県委員会・安保破棄兵庫県実行委員会

連絡先:078-335-3770(兵庫労連)

2019年第22回南京町「中秋節」

獅子舞・太極拳・舞踊・音楽などでにぎやかに

中秋節とは旧暦の8月15日(十五夜)に月を愛で、秋の収穫を祝って地の神様を祀る節句です。今年の中秋節は9月13日(金)にあたります。この時期の満月は一年で最も円に近く、最も美しいとされてきました。

中国では昔から、中秋節には家族揃って円形に食卓を囲み、欠けのない満月のように円い食器で食事をして家族団らんを楽しみます。また、この時期には「月餅(げっぺい)」を親しい人やお世話になった人に贈る習慣があり、中秋節には月餅はかかせません。

期間:2019年9月13日(金)~16日(月祝)

場所:神戸元町・南京町一帯

14日(土)と15日(日)は午後から「獅子舞」「太極拳」「舞踊」などが行われます。同日午前11日からは巨大ガラポンで金券があたる「福球」「祭壇参拝」が行われます。

主催:南京町商店街振興組合

HP:http://www.nankinmachi.or.jp

第20回加印平和のための戦争展

戦争の悲惨さや平和の力を広げようと、日中友好協会加古川支部が加盟する第20回「加印平和のための戦争展」が加古川の東播磨生活創造センター「かこむ」で開催されました。

第1日目の8月15日はあいにくの台風で中止となりましたが、16日と17日には、20回記念の連続講演と、DVD「はだしのゲン」連続上映、加古川地域の戦争遺跡などの資料展示が共に実施され多くの市民が参観しました。

16日午後には日中友好協会加古川支部の前田清支部長が「日中戦争を考える―二つの事件から」と題し、「台湾出兵・牡丹社事件と和解」、「湖南省厰窖虐殺事件」について講演、17日は版画家の岩田健三郎氏が「平和と人権」と題して講演しました。(写真:加古川支部の廠窖事件に関わる写真の展示)

映画「沖縄スパイ戦史」上映会や資料展示、体験談も

第24回「尼崎平和のための戦争展」―入場無料

ゆずれない!戦争につながるその一歩―

日程:2019年8月16日(金)・17日(土)・18日(日)9:00~18:00(最終日は16:00まで)

会場:尼崎市立中央北生涯学習プラザ  

尼崎市東難波町2丁目14-1    ☎06-6482-1750

◆展示コーナー(1F学習室A~C)

・憲法問題・広島の高校生が描いた「原爆の絵」・焼夷弾(模型)など・残留孤児問題・尼崎の戦災地図・パネル「原爆と人間」・原発問題・市内中学生の沖縄修学旅行の取り組み・沖縄問題・9条の会の活動・戦争に突き進んだ歴史年表など

◆映画「沖縄スパイ戦史」上映会(2018年制作 114分)

戦後70年以上語られなかった陸軍中野学校の「秘密戦」、明らかになるのは過去の沖縄戦の全貌だけではない――写真は(c)『沖縄スパイ戦史』制作委員会―

上映日時:8月17日(土)①10:15 ②14:00 ③18:00

上映会場:尼崎市立中央北生涯学習プラザ3F小ホール

上映協力券 一般1,000円 70歳以上900円 中高生500円

◆語り部コーナー(18日14:00~15:00、1F学習室A~C)

中国「残留日本人孤児」の戦争体験談・尼崎原爆被害者の会など

◆読書コーナー・勝手にDVDコーナー(1F学習室A~C)

主催:尼崎平和のための戦争展実行員会(尼崎教育会館内)

連絡先:☎06-6481-1133     携帯090-4902-8398(松岡)

後援:尼崎市/尼崎市教育委員会