2019「上海桜花節」始まる

顧村公園「桜花節」3月15日~4月15日

中国・上海には花見を楽しめる公園が沢山あります。中でも有名な上海市宝山区の顧村公園では今年も2019上海桜花節が始まりました。見頃は3月下旬~4月上旬とのことですが多くの種類の桜があり期間中花見が楽しめるようです。

桜で有名な顧村公園には五大観桜区「郊野森林園賞桜区」「児童森林嘉年華賞桜区」「森林運動園賞桜区」「森林漫歩園賞桜区」「三号門賞桜区」があり、郊野森林園園は総面積が13万平方米に28種の桜樹4千本、児童森林嘉年華賞桜区は2万5千平方米の広大なエリアに観桜区があります。公園へは地下鉄7号線「顧村公園駅」下車、入園料は大人20元、学生(大・中・小)10元、シルバー(60~64歳)16元、65歳以上、身障者、軍人は無料。

「中国語講座」新規申込受付中

2019年度前期講座が開講中!受講者募集中!!

2019年度前期講座は4月15日(月)~19日(金)に初級~上級の全10クラスが順次開講しました。受講申込みは引き続き行っています。

初級Ⅰ:金曜日夜初級Ⅱ:火曜日午前・夜間、中級Ⅰ:月曜日午前・夜間、中級Ⅱ:水曜日午前・夜間、中級Ⅲ:木曜日午前・夜間、、上級:金曜日午後 (写真は上級クラスの講座風景)

初級Ⅱ・中級Ⅰ・中級Ⅱ・中級Ⅲは午前、夜間の各2クラス、初級Ⅰは夜間の1クラス、上級は午後の1クラス(開始時間はお問い合わせ下さい)

現在、月曜午前クラス(中級Ⅰ)以外は定員に余裕があります。

受講料:35,000円(6か月分前納)テキスト代は実費必要、途中入講の場合は回数で計算します。

※2クラス受講の場合、2クラス目は20,000円に割引

入会金:10,000円(初めての方)但し、協会員・学生は不要

受付は平日10:00~19:00、協会事務所で行っています。

電話、メールでの予約も受け付けています。

お申し込み、お問い合わせは下記へ

日中友好協会兵庫県連合会「中国語を学ぶ会」

〒658-0072 神戸市東灘区岡本1丁目14-10岡本住宅ビル3F

Tel&Fax:(078)412-2228(電話は、土・日・祝日除く)

E-mai: okmt50@nicchu-hyogokenren.net

4月の「中国茶講座」

広東省の烏龍茶「鳳凰単叢」を紹介します

4月の中国茶講座は、お茶の香水と讃えられる広東省の烏龍茶「鳳凰単叢」(ほうおうたんそう)を紹介します。鳳凰単叢には80種以上とも言われる香りのタイプがあります。講座では代表的な数種類を飲み比べます。初めての方もお気軽にご参加下さい。

日時:2019年4月17日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

阪急「岡本駅」南口を西へ徒歩1分、1Fに鳥貴族さんが入るビル3F

講師:高級茶芸師 高級評茶員 神田貴子さん

参加費:1,000円 ◆定員:15名(先着予約順)

※定員になりましたので締切ました。

主催:日中友好協会兵庫県連合会「中国茶講座」

連絡先:Tel&Fax:(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

中国帰国者の公墓・記念碑がいよいよ竣工

残留孤児の苦難の歴史を銘文として残す

 中国「残留日本人孤児」は74年前までの戦争において、中国で幼い時に両親や兄弟、姉妹と死別或は生き別れました。そして異国の地で孤児となり中国の養父母に育てられました。

 10数年前、老後の生活と尊厳の回復を求めて、全国の「残留孤児」は、国の責任を問うべく裁判を開始しました。裁判は敗訴が続きましたが、唯一神戸地裁で勝訴判決を勝ち取りました。そして2007年に、ようやく中国残留邦人に対する新しい支援法ができました。

 これまで安住の地である兵庫県に帰国者のための共同墓地を建立したいと運動を進め、建設費募金への協力を訴えてきました。幸いにも神戸市から舞子墓園に建設土地の提供を受け、その地に墓とともに、残留孤児の苦難の歴史を銘文(碑文)として残す記念碑の建設にも取り組んできました。

 この度、かねてより建設中であった公墓・記念碑が間もなく完成する運びとなり下記の通り竣工式を執り行うこととなりました。私たちの墓碑建立の願いに多くの方々から暖かいご支援、ご協力を頂きました心より感謝申し上げます。

2019年3月

兵庫県中国帰国者の会 代表 植田恒陽

―公墓および記念碑竣工式―

日時:2019年3月26日(火)午後1時30分~2時

場所:神戸市立舞子墓園 管理事務所南、園内臨時駐車場

「長谷川テルの生涯」から学ぶ

日本軍侵略の中国で反戦放送をした日本人女性

現代中国「公開学習講演会」―加古川支部が計画

日時:2019年4月29日(月・祝)午後2時~4時30分

会場:東播磨生活創造センター1F(県加古川総合庁舎)

テーマ「長谷川テルの生涯」から学ぶ

お話:平松悦雄 日中友好協会大阪府連常任理事

資料代:500円

主催:日中友好協会加古川支部 090-8753-5972(前田)

   非戦平和のジャンヌ・ダルク

 1937年当時、日本の国民は政府による一方的な情報操作の中で、中国大陸への武力侵攻を「自衛のための戦争」であると信じ込まされていた。「正義は日本側にある。戦争は中国政府が反省せず、民衆の抗日運動を停止させないのが原因だ」とも主張された。多くの日本国民もまたこの考えに洗脳されていたのである。彼らは中国を一方的に批判し、日本はなにも悪いことをしていないと言い張った。しかしこの考え方は、今も消え去ることなく、日本国内の右翼的な人々と日本政府の政権担当者の歴史意識のなかに混在している。

 そしてあの不幸な戦争が終結して70年(原文は60年)以上が経過した今でも、日本の政権指導者の意識は当時のままで大きく変革していない。しかし長谷川テルの政治意識と国際感覚は違っていた。彼女は日中全面戦争が勃発したその時代の中国で、はやくも日本政府のはじめた対中戦争が侵略戦争であることを見抜いていたのである。長谷川テルのその確かな眼識はどこから生まれたのであろうか?戦時下の中国大陸でテルが書き残したさまざまな記録のなかに私どもはその秘密を解き明かすヒントを見出すことができるであろう。(文・写真は長谷川テル編集委員会編・「長谷川テル」より・せせらぎ出版)

神戸空襲犠牲者合同慰霊祭

74年前の神戸空襲犠牲者を追悼

神戸空襲を記録する会(中田政子代表)は第48回神戸空襲犠牲者合同慰霊祭を3月17日に開催します。74年前の3月17日、5月11日、6月5日、8月6日と何度もあった神戸空襲を忘れないように、亡くなられた人々を思うひと時を共に過ごしましょう、と呼びかけています。

日時:2019年3月17日(日)午後1時30分~

場所:薬仙寺(兵庫区今出在家4-1-1・地下鉄海岸線和田岬駅下車

空襲体験者のお話 神戸市役所センター合唱団のコーラスなど

連絡先:080-1419-8208


神戸空襲を忘れない「いのちと平和の碑」碑文

 アジア・太平洋戦争の末期、太平洋の島に基地を設置したアメリカ軍は、B29爆撃機による航空部隊を編成し、1945年(昭和20年)2月4日、3月17日、5月11日、6月5日、8月6日など、神戸の市街地や工場に対し、空から大規模な爆撃をくり返しました。

 その多くは、街を焼き尽くすために、焼夷弾を用いたものでした。また神戸港の沖への機雷や模擬原爆の投下もおこないました。

 このように、神戸市民のいのちとくらしが無差別に破壊されたのです。たび重なる空襲によって、神戸の街は一面焼け野原となり、8000人をこえる市民が亡くなられたといわれています。また、神戸は多くの人びとが行き来し、さまざまな出身地の人びとが住む街でであり、戦争の末期には徴用された労働者やアメリカなど連合国の捕虜もいました。

「神戸空襲を記録する会」は、神戸空襲の事実を心に刻み、次世代の人びとに伝える取り組みを進めてきました。ここに私たちは、世界平和を願い、空襲死没者の名簿を収集し、お名前を記した碑を建立いたしました

2013年8月15日

神戸空襲を記録する会

(写真「いのちと平和の碑」、公財・神戸公園緑化協会HPより)

「北京首都新空港」9月開港めざす

首都国際空港の飽和状態解消図る新空港建設

北京首都国際空港の飽和状態解消を図るため、2014年11月に中国政府が承認し、北京市の中心から南へ46Kmの北京市大興区・廊坊で新空港の建設工事が進められています。首都第2空港となる北京大興国際空港が今年6月30日までに空港本体、付帯設備工事が終了し、引き取り検査後、建国70周年を迎える9月30日までに空港運営開始が予定されています。新空港は滑走路4本と268駐機スポットを有し当面は年間7,200万人程度の利用者を想定していると言われています。

新空港開業と同時に北京地下鉄新空港線や空港専用の高速道路が開通する予定となっています。2025年頃の最終完成時には、ヒトデ形ターミナルと7本の滑走路を有し、1億人以上の収容能力を備える世界最大の空港となり、北京首都国際空港・北京大興国際空港の2空港体制で急増する航空需要に対応することになります。総事業費は140億ドルを見込んでいるという。(完成図、地図は百度百科より)

非核「神戸方式」決議44周年のつどい

沖縄から考える―核兵器、米軍基地、平和の展望

核兵器禁止条約が採択されました。禁止条約を正式に発効させるために、核兵器国・同調国の妨害を乗り越える闘いが世界に広がっています。かつて核兵器が配備されていた沖縄県の現在、米軍新基地建設に反対する県民の闘い、アメリカ従属体制を支える日米地位協定。

幾度となく訪米し米外交文書などを探索し、沖縄の核兵器持ち込み、有事核持ち込みの「密約」の行方を追い続ける前泊さんの驚くような最新の調査、研究を語っていただきます。非核・平和の日本とアジアへの道筋をご一緒に考えましょう。

日時:2019年3月18日(月)18:30開会(受付18時)

会場:兵庫県民会館大ホール(JR/阪神元町駅北へ7分)

記念講演:前泊博盛さん 沖縄国際大学大学院教授

―非核・平和の日本とアジアを―沖縄、核兵器、日米地位協定

資料代:1000円

主催:非核「神戸方式」決議記念集会実行委員会

078-341-2818   E-mail:hikakukobe@yahoo.co.jp

続・滴滴出行は便利

前にも紹介しましたが、中国の配車アプリ「滴滴出行」は非常に便利です。ついに日本上陸もはたし大阪府と東京都の一部地域で営業を開始しました。それに伴いアプリのインストールなどの留意点を紹介したいと思います。

中国で利用する場合

中国国内用と日本用ではアプリが異なります。中国国内用は従来からある「滴滴出行」、日本用は「DiDi」となります。iOSの場合は日本向けのAPP Storeで扱っています。Androidの場合GoogleのPlay Storeでは中国用の「滴滴出行」アプリはインストールできません。(「DiDi」アプリはインストールできます)少々マニアックな方法ですが、中国の百度などのアプリストアから入手できます。中国用アプリの利用方法は今回は省略しますが、国際クレジットカード決済や海外携帯電話番号でのアカウント作成にも対応しているので、一時滞在の旅行者も利用することができます。

日本で利用する場合

アプリは前述の「DiDi」をインストールして利用します。支払いは登録したクレジットカードからのアプリ決済とタクシー車内で支払う方法の二種類があります。注意したいのは中国用「滴滴出行」でも利用できますが、決済方法に支付宝と微信支付が選択できます。しかし日本人などパスポートで登録した外国人アカウントは日本円建ての決済はできませんので気をつけましょう。(その場での現金払いは可)国際クレジットカード決済ができる日本用アプリの利用をオススメします。

中国帰国者2世にも「新・支援法」適用を!

「人間らしく生きたい」と署名活動に取り組む

2008年4月、「中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の改正法(新・支援法)」が施行され、老齢基礎年金の満額給付や、支援給付制度の創設等新たな支援策が実施されました。

ところが、帰国者2世については一切適用されず、2世の生活は経済的に困窮し、多くが生活保護に頼らざるを得ない状況です。これは、国が1世と国費同伴帰国できる2世を未婚の20歳未満に限定したこと、これまで2世に対する有効な支援策を全く講じてこなかったことに起因するものです。

福岡県中国帰国者2世の会会長の小島北天さん(72歳)は、1947年、奉天(現在の瀋陽)で生まれ、1996年49歳で帰国、支援交流センターで8か月日本語教育を受けましたが日本語がうまく話せず転職を余儀なくされ、正社員で働けたのは僅か4年間だけ、現在受け取っている年金は1か月1万9000円で今も働かないと生活できませんと話しています。帰国者2世は「人間らしく生きたい」と帰国者2世にも「新・支援法」の適用を訴え署名活動を続けています。(日中友好新聞より・福岡市内での署名行動、写真提供:日中友好協会福岡県連合会)

署名にご協力お願いします。用紙はダウンロードの上、署名は下記へお送り下さい。

〒658-0072神戸市東灘区岡本1丁目14-10  岡本住宅ビル3F 

日本中国友好協会兵庫県連合会