兵庫県連合会が第65回大会開く

憲法改悪NO!「日中不再戦」の決意新たに

日中友好協会兵庫県連合会は6月23日、神戸市内で第65回大会を開催しました。大会には、友好団体や地元神戸市議、中国留学生の来賓からあいさつを頂き、中華人民共和国駐大阪総領事館の李天然総領事をはじめ、兵庫県議会議長、宝塚・芦屋・明石・加古川・赤穂の5市長、協会内外の23団体から祝電、メッセージが寄せられました。

大会は、2018年度活動のまとめと2019年度の課題、新役員、決算・予算、監査報告などの諸議題が提案され討議しました。参加者から9人が発言、「2018年度の会員拡大行動の経験」「第68回全国大会で学んだこと」「支部で中国語初級講座を始めた経験について」「中国百科検定と中国を知る学習会」などのテーマで熱心な討議が続き、会場からは笑いや拍手が起こりました。

討議のまとめに続き、諸議案を採択、2019年度の新役員を選出しました。最後に、協会創立の精神「日中不再戦」の原点に立ち、憲法改悪を許さない不再戦平和活動の展開、民間の友好交流を広げ、日中両国民の信頼と絆を強める活動を発展させ、東アジアの平和と安全を促進するために全力を尽くす主旨の大会宣言を採択しました。(写真下:あいさつする中国留学生の白宇さん)

2019年カレンダー「中国悠久の旅」

悠久の歴史・美しい中国の風景写真を紹介

協会がカレンダーの制作普及を始めてから今年で16年になります。2019年版カレンダーは「悠久の旅」にふさわしい中国各地の写真が、表紙と12か月のページを飾っています。

表紙は、四川省丹巴県の「美人谷」。美人の多さと風景の美しさから「美人谷」と呼ばれるこの地は海抜1800mに位置し、周辺には木と石を組み合わせた防衛用の建物が500以上もあります。2000年前のものとされ、4000年と言われる中国の歴史の奥深さを伝えています。

カレンダー「中国悠久の旅」は文字通り、家庭や職場にいながらにして中国を旅する気分をかき立てています。

B3判(ヨコ36.4cm×タテ51.5cm)カラー13枚(表紙含む)

定価:1,200円(税込み・送料別)

企画・制作 日中友好協会 ご注文、お問い合わせは下記へ

日本中国友好協会兵庫県連合会または最寄りの協会支部へ

Tel&Fax(078)412-2228(県連合会)

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

「日中友好ブックレット3」を発行

日本は中国でなにをしたか―侵略と加害の歴史―

日本中国友好協会は、中国をはじめとした国々への侵略戦争を再び繰りかえさせないために、不再戦平和運動を柱としています。このブックレットを多くの方に読んで頂き、学び合って、日本が再び戦争への道を歩まないようにするための一助になればと願っています。

ブックレット内容

「1」半世紀にわたり中国を侵略し続けた日本「2」1915年の対華二十一ヵ条要求「3」満州事変・日中戦争への道の転換点となった1928年「4」満州事変「5」1936年に準備された日中戦争「6」日中全面戦争の開始「7」日本軍の南京占領と南京大虐殺「8」日中戦争は長期泥沼戦争へ「9」日中戦争の行き詰まりから南進・北進へ始動「10」華北における治安戦(三光作戦)「11」重慶無差別爆撃「12」日中戦争からアジア太平洋戦争開戦へ「13」アジア太平洋戦争の総兵站基地化とその破綻「14」日中戦争に敗れた日本

その他14のコラム、写真、証言などを紹介しています。

コラムには、兵庫県連合会が2014年に2度現地を訪問し、被害者のべ8人から証言を聞き、事件研究者からも話を聞き、大虐殺があった現場や今も犠牲者の遺骨が地表に現れている「千人坑」を見学し、防衛庁防衛研修所「戦史室」の資料を調べまとめた廠窖大虐殺事件が写真とともに紹介されています。表紙の写真は、血水河遺跡(湖南省廠窖鎮)で「この河が、日本軍機の機銃掃射を受け舟で避難していた多数の人々の血で赤く染まった」と証言する事件目撃者の全伯安さん(当時88歳)。

定価:600円+税(送料別)A4判・80ページ 

日本中国友好協会編 発行:本の泉社

申込先:日中友好協会兵庫県連合会 Tel&Fax(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

日中料理交流

「福建省郷土料理」をつくって食べて交流

一昨年から始めた日中料理交流、第1回は中国の「水(焼)餃子」第2回は和食で「ちらし、いなり、茶碗蒸し」で交流しました。今回第3回は中国「福建郷土料理」をつくって食べて交流します。会場の関係で参加人数に限りがあります。

  • 日時:2018年3月25日(日)学びたい人は午前9:00集合
  • 会場:西宮市立今津公民館調理室(西宮市今津水波町9-28)

実費負担:1,000円 留学生:500円  定員:30名

主催:日本中国友好協会西宮支部 ☎080-3819-0744(皿海)