中国舞踊活動20周年記念公演

楊貴妃を演じる胡紅侶さんの舞踊に感動!

7月29日(月)夕、舞踊家・舞姫こころさんの中国舞踊活動20周年記念公演が神戸文化ホール・中ホールで開催され、約600人が鑑賞しました。開催にあたり後援7団体を代表し日中友好協会兵庫県連合会の前田清会長が祝辞を述べ20周年を祝福しました。(上:開会にあたり祝辞を述べる前田会長)

胡紅侶(こころ)さんは、中国広東省中山市の生まれ、3歳の時からバレエと中国舞踊を始め、9歳から北京舞踊学院付属学校に入り本格的に中国舞踊を学びました。また、北京舞踊学院と北京民族大学で舞踊振付を学ぶ。中国国内で何度も舞踊優勝賞を獲得。1989年に来日。その後、ニューヨークに渡り、ジャズ・タップモダンダンス、バレエを深く研究。1999年1月23日に神戸市で初リサイタルを開催し、大きな反響を呼びました。

その後も2~3年に一度神戸、大阪、京都でリサイタルを開き、今年7月29日に20周年記念感謝公演の開催に至っています。記念公演では胡紅侶さん演じる楊貴妃が宮廷へ入るところから始まり、唐の玄宗皇帝から寵愛を一身に受け毎日のように甘い酒に酔い歌い踊る姿を舞台いっぱいに演じていました。天宝14年(元紀755年)安緑山の反乱により、楊貴妃は賜死。美しい天女姿で空を翲翲起舞で第一幕。

第二幕は中日舞踊音楽コラボレーション、中国古典舞踊、中国福建省の民族衣装舞踊、台湾の原住民「高山青」台湾の伝統舞踊、琉球國祭り太鼓の素晴らしい演舞が舞台で演じられ客席から大きな拍手を受けていました。(公演が終わり出演者と共に、あいさつをするココロさん、前列中央)

新疆に200本の旅行列車を運行

中国鉄路(中国国家鉄路集団有限公司←旧・中国鉄路総公司)は新疆ウイグル自治区の経済と旅行の発展のため、2015年より内地より新疆へ入る旅行専用列車を運行しています。需要の増加と共に年々運行列車本数は増え、2018年は170本、2019年は200本になる見込みです。

近年、新疆では旅行産業に力を入れており、観光客の受け入れ体制は整いつつあります。そこで敏捷な鉄道網を利用して旅行専用列車がますます便利になってきています。烏魯木斉局集団公司は他の鉄路局集団公司と協力し、より多くの人を新疆に引き入れるために「京和号」「龍泰号」などの快適な旅行専用列車を運行し内地と新疆を結んでいます。合理的な運行路線、豊富な観光資源、より移動して日中観光するというところが多くの旅行客から受け入れられています。

7月以来、全国各地と新疆を結ぶ列車は新疆の東西南北を網羅しており、1路線で複数の観光地を訪れることが可能になっています。烏魯木斉局集団公司は併せて鉄路建設をすすめ、設備の改善、駅での動線改善、運行速度の向上などに取り組んでいます。

今年4月27日に湛江-北屯の旅行専用列車を運行して以来、7月25日現在で運行本数は65本、その後も10月下旬まで運行する予定です。(中国国家鉄路集団有限公司サイトより抜粋引用)

映画「沖縄スパイ戦史」上映会や資料展示、体験談も

第24回「尼崎平和のための戦争展」―入場無料

ゆずれない!戦争につながるその一歩―

日程:2019年8月16日(金)・17日(土)・18日(日)9:00~18:00(最終日は16:00まで)

会場:尼崎市立中央北生涯学習プラザ  

尼崎市東難波町2丁目14-1    ☎06-6482-1750

◆展示コーナー(1F学習室A~C)

・憲法問題・広島の高校生が描いた「原爆の絵」・焼夷弾(模型)など・残留孤児問題・尼崎の戦災地図・パネル「原爆と人間」・原発問題・市内中学生の沖縄修学旅行の取り組み・沖縄問題・9条の会の活動・戦争に突き進んだ歴史年表など

◆映画「沖縄スパイ戦史」上映会(2018年制作 114分)

戦後70年以上語られなかった陸軍中野学校の「秘密戦」、明らかになるのは過去の沖縄戦の全貌だけではない――写真は(c)『沖縄スパイ戦史』制作委員会―

上映日時:8月17日(土)①10:15 ②14:00 ③18:00

上映会場:尼崎市立中央北生涯学習プラザ3F小ホール

上映協力券 一般1,000円 70歳以上900円 中高生500円

◆語り部コーナー(18日14:00~15:00、1F学習室A~C)

中国「残留日本人孤児」の戦争体験談・尼崎原爆被害者の会など

◆読書コーナー・勝手にDVDコーナー(1F学習室A~C)

主催:尼崎平和のための戦争展実行員会(尼崎教育会館内)

連絡先:☎06-6481-1133     携帯090-4902-8398(松岡)

後援:尼崎市/尼崎市教育委員会

ドキュメンタリー映画「東京裁判」

誰が、この戦争を引きおこしたのか 何を裁き、何が裁かれなかったのかを 君は知っているか

1945年8月に降伏した日本の戦後の運命を決定づけた極東国際軍事裁判の全貌を描く

アメリカ国防総省が撮影していた50万フィートに及ぶ膨大な裁判記録のフィルムをもとに、『壁あつき部屋』(56)や『人間の條件』シリーズ(59~61)などで戦争の非を訴えた、反骨の名匠・小林正樹監督が5年の歳月をかけて編集、制作した。客観的視点と多角的分析を施しながら「時代の証言者」としての❛映画❜を完成させたのである。83年に公開され、単に裁判の記録といった域を越え、日本の軍国主義の歩みと激動の世界情勢を照らし合わせながら、戦後38年当時の日本人に人類がもたらす最大の愚行「戦争」の本質を巧みに訴え得た本作は、第35回ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞をはじめ国の内外で絶賛された。

巨匠、小林正樹が遺したかった戦後日本への重い問いかけ

8月15日 昭和天皇の玉音放送詔書全文を完全字幕化

いま歴史の瞬間に立ち会う

誰もが法廷に立ち会っているかのような生々しい臨場感と緊迫感

●上映日程:2019年8月10日(土)~16日(金)

●場所:元町映画館(元町商店街、元町通4丁目)

上映時間:午後3:00~     一日一回上映(途中休憩あり) 

監督:小林正樹 音楽:武満徹 ナレーター:佐藤慶

4Kデジタルリマスター版 277分(4時間37分)

入場料:一般2,500円 シニア、学生、障害者1,800円

前売券:2,000円(元町映画館窓口にて発売)

お問い合わせ:元町映画館 ☎078-366-2636