4月11(土)の漢詩を読む会は6月に延期

4月11日(土)に開催予定していた「漢詩を読む会」は新型コロナウイルスの感染拡大予防のため6月13日(土)に同テーマで開催することになりました。参加を予定されていた方々には誠に申し訳けありませんが何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます。

第22回「漢詩を読む会」は6月13日(土)に延期します。

湖北省武漢市で公共交通機関が運行再開

65日ぶりに鉄道、地下鉄、公共バスが運行再開

中国の国営通信社・新華社は、コロナウイルス感染拡大で、1月23日から封鎖が続いていた湖北省武漢市の地下鉄、公共バス、鉄道乗り入れが3月28日に再開されたと報じています。実に65日ぶりとなります。(鉄道乗り入れが再開し、武漢駅へ到着した乗客、3月28日)

乗客は、駅に入る前や乗降時にQRコードをスキャンし実名を認証することになっていて、乗客から感染者が出た場合、同列車に乗車していた乗客がわかる仕組みになっています。武漢市では2か月以上全ての公共交通機関が止まっていたが徐々に復旧が進んでいます。ただ、幹線道路や航空便の封鎖解除は4月8日以降になる見通しで、当局によると4月8日に武漢市の封鎖を解除する方針を明らかにしています。(写真は武漢市の地下鉄4号線、中国青年网3月29日より)

岡本南公園(桜守公園)桜咲く

阪急岡本駅西、天上川東側にある岡本南公園(桜守公園)の桜が咲き始めています。公園内にはササベザクラはじめ、オオシマザクラ、エドヒガンなど10種類、約30本の桜が植栽されています。この公園は、水上勉の小説「櫻守」モデルになったことで知られています。今週末頃が見ごろになりそうです。(公園は、阪急岡本駅を西へ徒歩約5分の住宅地の中にあります。写真は3月26日撮影

淡路島北部の大阪湾を見下ろす兵庫県立淡路花さじき公園ではいま菜の花が黄色い絨毯のように一面に咲き誇っています。正に春到来の美しい景色です。(写真は3月20日撮影)

シンガポールで「さくらまつり」

ドーム内に日本の春の風景を再現

シンガポールの植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで「さくらまつり」が3月6日から開催されています。日本から輸入した桜と桃の花が咲き誇り、冷房の利いたガラス張りのドーム内には赤鳥居や合掌造りのミニチュアも作られ日本の春の風景が再現されています。

「さくらまつり」は今年で5年目、展示される桜、桃は20種以上。気温の高いシンガポールではすぐに開花するためドーム内はもちろん輸送中から温度を管理しているという。会期中は累計で500本以上の木を入替え見ごろの花が楽しめるよう配慮しているそうです。

日本での桜見物はシンガポールの人々にも大人気ですが、今年は新型コロナウイルスの流行で訪日が難しくなっている。この「さくらまつり」は3月29日まで開かれているという。(記事は時事ドットコム、写真はシンガポール在住者提供)

改憲発議に反対する全国緊急署名

いま、憲法を変えさせない!緊急署名にご協力を!

 2019年7月の参院選で、安倍晋三首相の改憲に賛成する勢力が3分の2を割りました。有権者は安倍首相に憲法96条の規定による改憲発議が可能な勢力を与えませんでした。にもかかわらず、安倍首相は民意が「改憲について論議すべき」という意思を表明したなどと、全く事実に反する強弁をしています。そして、自らの総裁任期の2021年までの改憲を目指して、野党の分断をはかり、改憲勢力の再編を狙っています。

 政治が果たすべき課題は山積しています。世論の多くは安倍首相の下での改憲を望んでいません。安倍首相が改憲に固執するのは、日本の軍事大国化をさらにすすめ、「戦争する国」に変えようとの狙いからです。もし、9条をはじめとする安倍改憲が実現すれば、日本は米国とともに世界各地での戦争や紛争に介入・参加していくことになるでしょう。私たちは国会が改憲の発議をすることを許さず、すべての市民の平和と人権、生活の向上のため、憲法を守り、生かすことを求めます。

           請願事項

内閣総理大臣・衆議院議長・参議院議長 宛

1、安倍首相らがすすめる憲法9条などの改憲発議に反対します。

2、憲法を生かし、平和・人権・民主主義、生活の向上が実現する社会を求めます。

「署名」は下記へお送り下さい。

〒658-0072神戸市東灘区岡本1丁目14-10岡本住宅ビル3F

日本中国友好協会兵庫県連合会

または、各地「九条の会」へ

中国茶講座4月は「白茶」

数種類の「白茶」を紹介します

3月の中国茶講座が新型コロナウイルス感染予防のため中止となったため3月に予定していた「白茶」を4月の講座で紹介します。

白茶は「一年茶・三年薬・七年宝」と言われ漢方薬としても使われ、抗菌作用、抗酸化作用、免疫力アップの他、様々な健康効果があります。季節の変わり目の体調管理に白茶を取り入れてみませんか。どなたでも参加頂けますのでお気軽にお越し下さい。

日時:2020年4月15日(水)PM.1:30 ~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会会議室

講師:神田貴子 高級茶芸師 高級評茶員

参加費:1,000円(お茶の土産、茶菓子付)

定員:15名  事前に参加ご予約下さい。

申込み先:日中友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net 

2020年度前期(第65期)中国語受講者募集!

4月13日(月)~17日(金)全10クラス順次開講!

第65期を迎える協会兵庫県連合会の中国語講座は4月13日(月)から新年度が始まります。初級~中級~上級の全10クラスで受講者を募集しています。初心者から中習者、上級者まで少人数で学べる教室です。この機会にぜひお始め下さい。

初級Ⅰ:金曜日18:30~20:15 

初級Ⅱ:火曜日10:00~11:45、18:30~20:15

中級Ⅰ:月曜日10:15~12:00、18:30~20:15

中級Ⅱ:水曜日10:00~11:45、18:30~20:15

中級Ⅲ:木曜日10:15~12:00、18:30~20:15

上 級:金曜日13:30~15:15

初級Ⅱ~中級Ⅲは午前、夜間クラスあり

各クラス少人数制!

[お申込み、お問い合わせ]

日中友好協会兵庫県連合会「中国語講座」

Tel&Fax(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

中国漢方(中医学)の由来

漢方の名称は江戸時代に日本で生まれた―蘭方に対し漢方と

中国漢方は、古代中国哲学「陰陽五行説」の考えを基にした伝統医学です。理論体系は漢代に出来上がり、医学書「黄帝内経」が前漢代頃にまとめられた。その後、後漢代に、植物・動物・鉱物など365種類の生薬を分類し効能を記した「神農本草経」がまとめられた。同じく後漢代、感染症などの急性疾患や、慢性疾患についての治療法と処方を解説する「傷寒雑病論」が張仲景により著された。

唐代には、後に薬王と称された医師の孫思邈により、近代臨床医学の分類方法を採用し自身の臨床経験をまとめた「備急千金要方」とその補完版「千金翌方」が著された。金・元代には、金元四大家と呼ばれた劉完素、張従正、李東垣、朱震亨らにより「黄帝内経」の理論が発展し、多くの新処方が誕生した。清代に入ると「傷寒」とは発病の原因が異なる熱病が流行したことにより、「温病」についての研究が盛んになった。

中華人民共和国成立後、中国漢方の名称は「中医学」と定められた。その後、中医薬大学が設立され、西洋医学と同等に国が中国漢方の発展を推進している。「漢方」という名称は江戸時代に日本で生まれたもので、「蘭方」(西洋医学)に対し、漢の時代の「黄帝内経」を基本とする伝統医学を「漢方」と呼んだのが始まりです。(中国百科より)

杜甫「絶句」の「山青花欲然」を読む

第22回「漢詩を読む会」は杜甫「絶句」

盛唐の詩人・杜甫(712~770)は53歳の年の春、成都(四川省)の杜甫草堂で過ごしながら故郷洛陽への思いを詠んでいます。過ぎ行く春を惜しむ気持ちと年老いても帰れぬ望郷の思いを詠んだ五言絶句を味わいます。この詩句は、李白(701~762)から想いを得たと思われることについても講師の丹羽博之教授が解説します。(写真は四川省成都にある杜甫草堂)

日時:2020年4月11日(土)午後2:00~4:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」(阪急岡本西へ1分)

講師:丹羽博之 大手前大学総合文化学部教授

テーマ:杜甫「絶句」 「山青花欲然」

江碧鳥逾白 山青花欲然

今春看又過 何日是帰年

資料代:1,000円 事前に参加ご予約下さい

主催:日中友好協会兵庫県連合会 ☎078-412-2228

支援物資を北京の中日友好協会へ送る

中日友好協会、中国人民対外友好協会から謝辞、感謝状届く

コロナウイルスの猛威と闘う中国を支援しょうと協会本部は全国から集まった支援物資を2月7日に第1陣を、第2便を2月14日に、第3便を2月20日に北京の中国日本友好協会宛に発送しました。兵庫県連合会はマスク、ゴム手袋、消毒液をはじめ寄せられた支援募金を協会本部宛に送りました。

中日友好協会から2月13日に「支援物資が到着しました。皆様のご厚意を必要な人達の手元に必ず届けます」との謝辞が届き、中国人民対外友好協会の李小林会長から「我々は全力で感染者の治療及び重症者や死亡者の減少に取り組んでいます、おかげさまで現在、一部の感染者は適切な治療により退院しました。日本各界からのお見舞いの書簡とお心がこもった寄付・寄贈を賜ったことに対し、心より感謝申し上げます。貴協会から温かいお見舞いのメールに御礼申し上げます」との趣旨の感謝状が届いています。(上の図は記事と関連ありません)

協会の支援活動を報じた日中友好新聞を添付します。