2019労働節は4連休に

中国国務院は3月22日に労働節(メーデー)の休日を当初の1日(5月1日)から5月1日~4日の4連休にすると発表しました。日本も最大10連休と重なりますので渡航される方は交通機関の混雑などにご注意下さい。なお4月28日と5月5日の日曜日は通常の平日扱いとなります。

中国の場合、連休が急遽決まることは時々あるようです。ちなみに日本の消費税にあたる増値税の税率がが4月1日から引き下げられます。(発表されたのは3月のようです)

第16回「漢詩を読む会」

蘇軾の「春夜」を丹羽博之教授が解説します

4月の漢詩を読む会は、蘇軾(1037~1101)の七言絶句「春夜」について丹羽先生が解説します。北宋の政治家、詩人、書家の蘇軾は眉州眉山(現・四川省眉山市)の出身、白楽天を敬慕し、号の「東坡」は白詩による。

日時:2019年4月20日(土)午後2時~4時

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室(阪急岡本西へ1分)

講師:丹羽博之 大手前大学総合文化学部教授

丹羽先生は、一海知義先生に40年以上師事、専門分野は「日本文学に影響を与えた漢詩文」「日本漢詩文」「白楽天」「明治唱歌」「朝鮮半島の漢詩と日中の漢詩」

テーマ:「春夜」蘇軾

資料代:1,000円 ※事前に下記へ参加ご予約お願いします。予約お急ぎ下さい!

写真は、中国四川省眉山市にある「眉山三蘇祠」。宋代の父子3人の学者、親の蘇洵・長男の蘇轍・次男の蘇軾を称え住んでいた跡地に造られた廟。

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会「漢詩を読む会」

Tel&Fax:(078)412-2228 (土、日、祝日は除く)

E-mail: okmt50@nicchu-hyogokenren.net

桜守公園の桜つぼみ色づく

神戸岡本・桜守公園(岡本南公園)の桜間もなく開花

梅が終わり桜のシーズン到来です。日中の気温が上がり、桜が一気に開花しそうです。神戸岡本の桜守公園で知られる岡本南公園の桜もつぼみが一気にふくらみ、ササベザクラは色づきはじめました。神戸の開花予想は3月27日、満開予想が4月6日頃と言われていますがこの陽気が続けば開花は早まりそうです。(写真は色づき始めた岡本南公園のササベザクラ、3月20日撮影)

阪急岡本駅近くで桜開花

朝夕少し寒くなりましたが協会事務所横の桜が咲き始めています。気温が上がれば一気に開くことでしょう。(3月25日)

桜守公園のササベ桜は8分咲き、今が見ごろ(3月29日撮影)

2019「上海桜花節」始まる

顧村公園「桜花節」3月15日~4月15日

中国・上海には花見を楽しめる公園が沢山あります。中でも有名な上海市宝山区の顧村公園では今年も2019上海桜花節が始まりました。見頃は3月下旬~4月上旬とのことですが多くの種類の桜があり期間中花見が楽しめるようです。

桜で有名な顧村公園には五大観桜区「郊野森林園賞桜区」「児童森林嘉年華賞桜区」「森林運動園賞桜区」「森林漫歩園賞桜区」「三号門賞桜区」があり、郊野森林園園は総面積が13万平方米に28種の桜樹4千本、児童森林嘉年華賞桜区は2万5千平方米の広大なエリアに観桜区があります。公園へは地下鉄7号線「顧村公園駅」下車、入園料は大人20元、学生(大・中・小)10元、シルバー(60~64歳)16元、65歳以上、身障者、軍人は無料。

「中国語講座」新規申込受付中

2019年度前期講座が開講中!受講者募集中!!

2019年度前期講座は4月15日(月)~19日(金)に初級~上級の全10クラスが順次開講しました。受講申込みは引き続き行っています。

初級Ⅰ:金曜日夜初級Ⅱ:火曜日午前・夜間、中級Ⅰ:月曜日午前・夜間、中級Ⅱ:水曜日午前・夜間、中級Ⅲ:木曜日午前・夜間、、上級:金曜日午後 (写真は上級クラスの講座風景)

初級Ⅱ・中級Ⅰ・中級Ⅱ・中級Ⅲは午前、夜間の各2クラス、初級Ⅰは夜間の1クラス、上級は午後の1クラス(開始時間はお問い合わせ下さい)

現在、月曜午前クラス(中級Ⅰ)以外は定員に余裕があります。

受講料:35,000円(6か月分前納)テキスト代は実費必要、途中入講の場合は回数で計算します。

※2クラス受講の場合、2クラス目は20,000円に割引

入会金:10,000円(初めての方)但し、協会員・学生は不要

受付は平日10:00~19:00、協会事務所で行っています。

電話、メールでの予約も受け付けています。

お申し込み、お問い合わせは下記へ

日中友好協会兵庫県連合会「中国語を学ぶ会」

〒658-0072 神戸市東灘区岡本1丁目14-10岡本住宅ビル3F

Tel&Fax:(078)412-2228(電話は、土・日・祝日除く)

E-mai: okmt50@nicchu-hyogokenren.net

4月の「中国茶講座」

広東省の烏龍茶「鳳凰単叢」を紹介します

4月の中国茶講座は、お茶の香水と讃えられる広東省の烏龍茶「鳳凰単叢」(ほうおうたんそう)を紹介します。鳳凰単叢には80種以上とも言われる香りのタイプがあります。講座では代表的な数種類を飲み比べます。初めての方もお気軽にご参加下さい。

日時:2019年4月17日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

阪急「岡本駅」南口を西へ徒歩1分、1Fに鳥貴族さんが入るビル3F

講師:高級茶芸師 高級評茶員 神田貴子さん

参加費:1,000円 ◆定員:15名(先着予約順)

※定員になりましたので締切ました。

主催:日中友好協会兵庫県連合会「中国茶講座」

連絡先:Tel&Fax:(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

中国帰国者の公墓・記念碑がいよいよ竣工

残留孤児の苦難の歴史を銘文として残す

 中国「残留日本人孤児」は74年前までの戦争において、中国で幼い時に両親や兄弟、姉妹と死別或は生き別れました。そして異国の地で孤児となり中国の養父母に育てられました。

 10数年前、老後の生活と尊厳の回復を求めて、全国の「残留孤児」は、国の責任を問うべく裁判を開始しました。裁判は敗訴が続きましたが、唯一神戸地裁で勝訴判決を勝ち取りました。そして2007年に、ようやく中国残留邦人に対する新しい支援法ができました。

 これまで安住の地である兵庫県に帰国者のための共同墓地を建立したいと運動を進め、建設費募金への協力を訴えてきました。幸いにも神戸市から舞子墓園に建設土地の提供を受け、その地に墓とともに、残留孤児の苦難の歴史を銘文(碑文)として残す記念碑の建設にも取り組んできました。

 この度、かねてより建設中であった公墓・記念碑が間もなく完成する運びとなり下記の通り竣工式を執り行うこととなりました。私たちの墓碑建立の願いに多くの方々から暖かいご支援、ご協力を頂きました心より感謝申し上げます。

2019年3月

兵庫県中国帰国者の会 代表 植田恒陽

―公墓および記念碑竣工式―

日時:2019年3月26日(火)午後1時30分~2時

場所:神戸市立舞子墓園 管理事務所南、園内臨時駐車場

「長谷川テルの生涯」から学ぶ

日本軍侵略の中国で反戦放送をした日本人女性

現代中国「公開学習講演会」―加古川支部が計画

日時:2019年4月29日(月・祝)午後2時~4時30分

会場:東播磨生活創造センター1F(県加古川総合庁舎)

テーマ「長谷川テルの生涯」から学ぶ

お話:平松悦雄 日中友好協会大阪府連常任理事

資料代:500円

主催:日中友好協会加古川支部 090-8753-5972(前田)

   非戦平和のジャンヌ・ダルク

 1937年当時、日本の国民は政府による一方的な情報操作の中で、中国大陸への武力侵攻を「自衛のための戦争」であると信じ込まされていた。「正義は日本側にある。戦争は中国政府が反省せず、民衆の抗日運動を停止させないのが原因だ」とも主張された。多くの日本国民もまたこの考えに洗脳されていたのである。彼らは中国を一方的に批判し、日本はなにも悪いことをしていないと言い張った。しかしこの考え方は、今も消え去ることなく、日本国内の右翼的な人々と日本政府の政権担当者の歴史意識のなかに混在している。

 そしてあの不幸な戦争が終結して70年(原文は60年)以上が経過した今でも、日本の政権指導者の意識は当時のままで大きく変革していない。しかし長谷川テルの政治意識と国際感覚は違っていた。彼女は日中全面戦争が勃発したその時代の中国で、はやくも日本政府のはじめた対中戦争が侵略戦争であることを見抜いていたのである。長谷川テルのその確かな眼識はどこから生まれたのであろうか?戦時下の中国大陸でテルが書き残したさまざまな記録のなかに私どもはその秘密を解き明かすヒントを見出すことができるであろう。(文・写真は長谷川テル編集委員会編・「長谷川テル」より・せせらぎ出版)

神戸空襲犠牲者合同慰霊祭

74年前の神戸空襲犠牲者を追悼

神戸空襲を記録する会(中田政子代表)は第48回神戸空襲犠牲者合同慰霊祭を3月17日に開催します。74年前の3月17日、5月11日、6月5日、8月6日と何度もあった神戸空襲を忘れないように、亡くなられた人々を思うひと時を共に過ごしましょう、と呼びかけています。

日時:2019年3月17日(日)午後1時30分~

場所:薬仙寺(兵庫区今出在家4-1-1・地下鉄海岸線和田岬駅下車

空襲体験者のお話 神戸市役所センター合唱団のコーラスなど

連絡先:080-1419-8208


神戸空襲を忘れない「いのちと平和の碑」碑文

 アジア・太平洋戦争の末期、太平洋の島に基地を設置したアメリカ軍は、B29爆撃機による航空部隊を編成し、1945年(昭和20年)2月4日、3月17日、5月11日、6月5日、8月6日など、神戸の市街地や工場に対し、空から大規模な爆撃をくり返しました。

 その多くは、街を焼き尽くすために、焼夷弾を用いたものでした。また神戸港の沖への機雷や模擬原爆の投下もおこないました。

 このように、神戸市民のいのちとくらしが無差別に破壊されたのです。たび重なる空襲によって、神戸の街は一面焼け野原となり、8000人をこえる市民が亡くなられたといわれています。また、神戸は多くの人びとが行き来し、さまざまな出身地の人びとが住む街でであり、戦争の末期には徴用された労働者やアメリカなど連合国の捕虜もいました。

「神戸空襲を記録する会」は、神戸空襲の事実を心に刻み、次世代の人びとに伝える取り組みを進めてきました。ここに私たちは、世界平和を願い、空襲死没者の名簿を収集し、お名前を記した碑を建立いたしました

2013年8月15日

神戸空襲を記録する会

(写真「いのちと平和の碑」、公財・神戸公園緑化協会HPより)

「北京首都新空港」9月開港めざす

首都国際空港の飽和状態解消図る新空港建設

北京首都国際空港の飽和状態解消を図るため、2014年11月に中国政府が承認し、北京市の中心から南へ46Kmの北京市大興区・廊坊で新空港の建設工事が進められています。首都第2空港となる北京大興国際空港が今年6月30日までに空港本体、付帯設備工事が終了し、引き取り検査後、建国70周年を迎える9月30日までに空港運営開始が予定されています。新空港は滑走路4本と268駐機スポットを有し当面は年間7,200万人程度の利用者を想定していると言われています。

新空港開業と同時に北京地下鉄新空港線や空港専用の高速道路が開通する予定となっています。2025年頃の最終完成時には、ヒトデ形ターミナルと7本の滑走路を有し、1億人以上の収容能力を備える世界最大の空港となり、北京首都国際空港・北京大興国際空港の2空港体制で急増する航空需要に対応することになります。総事業費は140億ドルを見込んでいるという。(完成図、地図は百度百科より)