中国鉄路2019年春運終了

中国鉄路総公司は3月1日に40日にもわたる春節特別輸送(春運)が問題なく終わりました。輸送した人員はのべ4.1億人になります。(前年比6.7%アップ)史上初となる4億人を超える輸送は安全・平穏に幕を閉じました。40日のうち動車組列車による輸送は2.4億人になり昨年より16.2%の伸びでした。1日あたりの利用者が1000万人越えになった日は23日間、最高は2月23日の1316.9万人でした。

春運期間に鉄道部門は新規開通路線・新造列車を活用し、1日平均は過去最高の8671本の旅客列車を運行しました。

これらの大量輸送を支えているものにインターネット購入システムがあります。春運期間のきっぷ発売数が1100万枚を超えた日が19日間、2019年1月4日は1282万枚のきっぷが公式サイトやスマートフォンアプリで発券されました。(中国鉄路総公司サイトより抜粋及び要約)

2019年の中国旅行は世界遺産「黄山」へ

兵庫県連企画の中国旅行―参加者募集!

  黄山の雄大な自然と歴史が残る古民居群&上海

日中友好協会兵庫県連合会が企画する中国ツアー、今年は安徽省の世界遺産「黄山」とタイムスリップしたような明・清時代の古民居群が残る屯渓老街、宏村を訪れ、最終日は超近代的な上海の街を散策。中国での移動は列車と専用車を利用、宿泊は1日目~3日目は同ホテル3連泊、見どころ一杯安心の旅、ご家族や友人をお誘いの上ご参加下さい。(写真上は、西逓村入り口の胡文光碑、明代の万歴6年1578年築造)

①関空~上海浦東空港~上海虹橋駅~黄山北駅~(黄山泊)②黄山日帰り観光~ロープウエーで山頂へ(ハイキング)~(黄山泊)③西逓~宏村~花山謎窟~屯渓老街散策~(黄山泊)⓸黄山北駅~上海虹橋駅~朱家角散策~古運河遊覧~(上海泊)⑤上海市内見学~上海淞滬抗戦記念館見学~上海浦東空港~関空(詳しくは添付の行程詳細をご覧下さい)

(写真上から・黄山の雲海、宏村の古民居群、上海の夜景)

お申込みは申込み用紙をダウンロードの上、必要事項を記入、パスポートコピーと一緒に下記へFAX又は郵送をお願いします。パスポートは残存期間6か月以上が必要です。(写真のページをコピーして下さい)

お申込み、お問い合わせ:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax:078-412-2228

E-mail: okmt50@nicchu-hyogokenren.net

中国研究誌「研究中国」最新刊

特集「グローバリズムの中の中国ナショナリズム」

「研究中国」刊行委員会は、大きく変化する現在の中国をどのように理解するのか、そして中国を含む発展する東アジアと日本はどのようにして平和友好関係を強化するのか、最新号(第8号、通巻128号)を通じて読者の皆さまとともに考えたい、と購読を薦めています。今号の特集は、5人の研究者が執筆しています。

「研究中国」年2回発行 70ページ

定価:一部600円(送料164円)年間1,528円(送料込み)

旬刊「日中友好新聞」月400円(送料123円/月)タブロイド版8ページ、中国の政治、経済、文化、歴史、国民生活、日中関係問題などを紹介しています。合わせて購読されると中国や日中問題の理解が深まります。              

購読申込み:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax:078-412-2228  E-mail;okmt50@nicchu-hyogoken.net

兵庫県中国帰国者の会が公墓・記念碑を建立

「残留孤児」の悲惨な歴史を後世に伝え、二度と戦争の惨禍を起こさせないための礎にと公墓・記念碑を建立、竣工式を開催

2015年に発足した兵庫県中国帰国者の会(植田恒陽代表)は、帰国者一世の多くが祖国日本の土に骨を埋めたいとの願いを抱きながらも経済的困窮で叶わない中、公墓と記念碑建設に取り組んできました。支援する会の協力を得て募金を集め、街頭でも市民に訴えてきました。(写真:記念碑の除幕、左から植田代表、久元神戸市長、尾山県社会福祉局長、宗藤弁護士。右側に建つのは中国帰国者公墓)

署名集め神戸市に協力を要請―神戸市は墓園の一画を無償提供

2017年1月、帰国者の会代表が支援する会、弁護士の協力を得て神戸市を訪問。久元喜造市長に680人分の署名を手渡し協力を要請。その後、神戸市は市立舞子墓園の一画を建設用地として無償提供しました。帰国者の会は、その後兵庫県を訪問し記念碑建立の趣旨を訴え県の助成を要請。兵庫県は記念碑建設費への補助を決定し「中国帰国者のための公墓・記念碑」建立が実現しました。

神戸市立舞子墓園で「公墓・記念碑」の竣工式を開催

3月26日午後、神戸垂水区の舞子墓園で竣工式を開催。兵庫県社会福祉局長、神戸市長、支援団体代表、元残留孤児訴訟弁護団代表など13人の来賓と県内の中国帰国者、支援者など約80人が出席しました。式典で、兵庫県帰国者の会代表の植田恒陽さん(74歳)は「墓碑が完成し嬉しさ一ぱいです、兵庫県、神戸市をはじめご支援頂いた多くの方々に深く感謝します」とあいさつ。尾山健司兵庫県社会福祉局長が知事のメッセージを代読、久元神戸市長が来賓あいさつしました。除幕された記念碑には「残留孤児の悲惨な歴史を永く後世に伝え、世界に二度と戦争の惨禍を起こさせないための礎とする」と刻まれ、植田代表は墓碑管理会をつくり大切に維持、管理していくと語っています。(写真上:式典であいさつする兵庫県帰国者の会・植田代表、写真下:中国残留孤児の苦難の歴史を刻んだ記念碑 神戸市立舞子墓園)

中国鉄路2019年4月ダイヤ改定

中国鉄路では2019年4月10日0時より運行ダイヤを改定します。高速鉄道の運行をより良くし北京~青島、北京~蘭州、蘭州~成都などの動車組列車の運行時間を更に短縮します。また在来線列車を減らすこと無く貨物列車の輸送能力を増やします。

  1. 青島-北京間を3時間運行圏とします。北京南~青島北のノンストップ復興号動車組列車を1往復運行し,北京南~青島北間を3時間以内に到着します。改定前のダイヤより49分短縮し、北京と青島を往復する旅客の便利で速い移動を図ります。
  2. 北京~蘭州間の高鉄の運行時間を短縮させます。改定後、北京西-蘭州西間のG427/8次の途中停車駅を西安北、鄭州東、石家庄のみとし,北京西から兰州西方面の運行時間を7時間23分、兰州西から北京西方面を7時間22分とします。
  3. 蘭州-成都間の動車組列車を初めて運行します。蘭州-成都のD762/3とD764/1次復興号動車組动车组,兰州~成都間の運行時間を6時間50分と6時間52分とし、現行列車より5時間短縮させます。
  4. 一部の旅客列車のダイヤを見直し更に良くします。瀋陽~佳木斯、大連~斉斉哈爾の動車組列車を各1往復増やします。雄安新区のサービス向上のため、白洋淀駅の停車列車を39本から、,新たに10本増やします。
  5. 貨物列車の輸送能力を増加させます。37本の複数鉄路局集団公司間の直通大型貨物列車を増やし、合計284本になります。呼和浩特~ 唐山鉄路の万トン級列車を39往復に増やし、貨物の運行能力を増加させます。

高速列車を増やし旅客の利便を図るとともに、在来線列車の運行規模は現状の規模を残しつつ更なるサービスの向上を図り、在来線列車を1203往復、公益性の高い鈍行列車81往復は継続して運行し旅客の様々なニーズに応えます。

日本・モンゴル文化交流

テーマは衣・食・住、大阪・扇町公園で開催

2006年に始まった催しは今年で14回目を迎えます。今年も桜の咲く季節に、モンゴルと日本の文化交流を開催します。会場では人気の「モンゴル相撲トーナメント」も・・春の一日、楽しみながら異文化にふれてみませんか。(写真は百度百科より)

日時:2019年4月14日(日)午前11時~午後4時

会場:大阪・扇町公園

アクセス:地下鉄堺筋線「扇町駅」2番出口からすぐ、JR大阪駅、梅田駅から徒歩10分程度、JR環状線「天満駅」から徒歩3分

民族衣装・日本料理、モンゴル料理・ゲルの組み立て(モンゴルの移動式住居、ゲルの組み立て体験は朝8時頃から行います。小雨決行、大雨の日は中止)

民族楽器を奏でてみよう 馬頭琴・お琴・尺八 モンゴル書道・羊毛でヒツジを作ってみよう・日本の折り紙など

他にも、お絵かきやこどもの遊びコーナーなど盛りだくさんのイベントです。ぜひ、ご家族や友人をお誘いの上お越し下さい。

主催:モンゴル「青旗協会」 NPO法人もみじ

共催:大阪市立北区民センター

後援:南モンゴル文化促進会 蒙昇ナラタイ・モンゴル(株) 蒙盛モンゴルマンダーホ(株)モンゴル佛教協会 フドゥウ協会 利他利他有興会 葛城市モンゴル友好協会 日本殺陣道協会  株式会社光産業 日本民謡研究会

連絡先:080-3844-8028(ウルゲン)

4月5日は「清明節」

二十四節気の一つ「清明」、2019年は4月5日(金)にあたります。清明は春分から15日後とされ、春の風が吹き、草木は芽を出し、明るく生命力が溢れる清らかな季節の訪れを表していると言われています。中国では、「清明節」は祝日となり墓参りし、墓前で紙銭を燃やし先祖の霊を供養します。清明の4月5日から7日までの3日間は休日となります。(上図:百度百科より)

2019労働節は4連休に

中国国務院は3月22日に労働節(メーデー)の休日を当初の1日(5月1日)から5月1日~4日の4連休にすると発表しました。日本も最大10連休と重なりますので渡航される方は交通機関の混雑などにご注意下さい。なお4月28日と5月5日の日曜日は通常の平日扱いとなります。

中国の場合、連休が急遽決まることは時々あるようです。ちなみに日本の消費税にあたる増値税の税率がが4月1日から引き下げられます。(発表されたのは3月のようです)

第16回「漢詩を読む会」

蘇軾の「春夜」を丹羽博之教授が解説します

4月の漢詩を読む会は、蘇軾(1037~1101)の七言絶句「春夜」について丹羽先生が解説します。北宋の政治家、詩人、書家の蘇軾は眉州眉山(現・四川省眉山市)の出身、白楽天を敬慕し、号の「東坡」は白詩による。

日時:2019年4月20日(土)午後2時~4時

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室(阪急岡本西へ1分)

講師:丹羽博之 大手前大学総合文化学部教授

丹羽先生は、一海知義先生に40年以上師事、専門分野は「日本文学に影響を与えた漢詩文」「日本漢詩文」「白楽天」「明治唱歌」「朝鮮半島の漢詩と日中の漢詩」

テーマ:「春夜」蘇軾

資料代:1,000円 ※事前に下記へ参加ご予約お願いします。予約お急ぎ下さい!

写真は、中国四川省眉山市にある「眉山三蘇祠」。宋代の父子3人の学者、親の蘇洵・長男の蘇轍・次男の蘇軾を称え住んでいた跡地に造られた廟。

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会「漢詩を読む会」

Tel&Fax:(078)412-2228 (土、日、祝日は除く)

E-mail: okmt50@nicchu-hyogokenren.net

桜守公園の桜つぼみ色づく

神戸岡本・桜守公園(岡本南公園)の桜間もなく開花

梅が終わり桜のシーズン到来です。日中の気温が上がり、桜が一気に開花しそうです。神戸岡本の桜守公園で知られる岡本南公園の桜もつぼみが一気にふくらみ、ササベザクラは色づきはじめました。神戸の開花予想は3月27日、満開予想が4月6日頃と言われていますがこの陽気が続けば開花は早まりそうです。(写真は色づき始めた岡本南公園のササベザクラ、3月20日撮影)

阪急岡本駅近くで桜開花

朝夕少し寒くなりましたが協会事務所横の桜が咲き始めています。気温が上がれば一気に開くことでしょう。(3月25日)

桜守公園のササベ桜は8分咲き、今が見ごろ(3月29日撮影)