日中友好・夢コンサート パート3 

午後のひと時を楽しい音楽で  コロナ禍を乗り越えよう!

日中友好協会東神戸支部は、モンゴル民謡歌手でフルス奏者の劉偉さん、ピアノ・津軽三味線奏者の久保比呂誌さん、ゴスベルグループ歌手の星千尋さんを招き「日中友好・夢コンサートパート3」の開催を計画しています。午後のひと時を楽しい音楽でコロナ禍を乗り越えようと参加を呼びかけています。

日時:2020年11月28日(土)午後3時開演(午後2時開場)

会場:神戸市勤労会館2階多目的ホール(JR・阪神三宮東へ5分)

入場料:一般前売り1500円(当日300円増)

    学生・留学生・帰国者800円 高校生以下無料

※チラシ持参の方は、前売り扱いとします(3名まで)

お問合わせ:日中友好協会東神戸支部

Tel&Fax(078) 412-2228  E-mail:sps98kg9kobe.zaq.jp

「香港問題」で山本恒人大阪経済大学名誉教授が講演

9月13日(日)神戸市内で開催された「どうなる香港!学習講演会」で山本恒人大阪経済大学名誉教授が「香港基本法=一国二制度遵守は国際公約―なぜ中国政府は〈最善手〉をふみ外したのか―」をテーマに講演し市民50人が参加しました。

中国は19世紀始めまで世界トップの経済大国であった

英国が仕掛けた阿片戦争に敗れ、1842年の中英共同声明で香港島が英国領となり、その後、新界などを99年間英国が租借し香港全域が植民地化しました。中国(清朝)は19世紀初頭、世界のGDPの三分の一を占めていた超大国であったが、阿片戦争に敗れ、中華世界が半植民地となりその恥辱は想像を絶するものがあります。

新中国を建国するのに100年を要した

その後の帝国主義諸国による侵略に抗して新中国(中華人民共和国)を建国するのに100年を要しています。1984年の中英共同声明で香港返還を決定し、世界に表明しました。1997年香港は中国に返還され、「一国二制度」が開始しました。山本教授はその後、2019年の「逃亡犯条例」改正案をめぐる香港市民の大規模な反政府デモに至るまでの香港の動きを具体的に紹介。

香港返還後のスタートラインは「沿海発展戦略」

「沿海発展戦略」は別称「広東の香港化、中国の香港化」とも呼ばれ、NIEs(ニーズ:新興国群―韓国・台湾・香港・シンガポール)の一員としての香港経済発展の経験と教訓が大きな役割を果たしました。中国人の「融通無碍」の柔軟さに世界は驚かされたものです。

中国が「平和・反核・軍縮・自由と民主主義・環境保全」に向け東アジアと世界におけるリーダーシップを発揮することを願う

現在、香港で繰り広げられている事態は、中国の世界における存在が巨大化するにつれて、統治方式が次第に国内基準だけでは通用しなくなり、国際的な場でも認知される新たな基準を中国自らが開発し、獲得していく新しい時代を迎えています。それゆえ、国際公約・50年(1997年―2047年)にわたる香港の「一国二制度」を放棄する行為を深く憂慮するものです。

香港への「国家安全維持法」導入には批判と擁護、必然論の両論がある

山本教授は、香港への「国家安全維持法」導入については批判的報道と擁護、導入必然論があることを具体的な内容の一部を示し紹介しました。さらに、中国における「一党支配」体制と対外路線について、後発国における国民国家形成のための凝縮力としての制度「党国体制」と、スターリン時代のソ連を踏襲した「プロレタリア独裁」型中央集権体制の下で、肥大化する「官僚制」国家とそれを統括する超法規的存在(主権在党)としての共産党の一党支配、「超法規的主権在党」は社会主義とは相いれないものですと語りました。

スタンフオード大学のフランシス・フクヤマ氏の重要な指摘

「中国は最も早く『近代国家』を成立させました。官僚制があって中央集権的で、能力本位で、さほど縁故主義ではない。中国はそうした制度をつくるのが得意です。ただ、そこには、『法の支配』や『民衆に対しての説明責任』という仕組みがない。この2つは国家を縛り、国家権力が公共的な目的で使われるよう担保するものです」。「権力行使に制度的な抑制がきかないため、中国に悪い皇帝(トップ)が出たときには、対処する方法がない。これは歴史的に中国が抱えている問題で、未解決なままです」とフクヤマ氏の言葉を紹介し山本教授は講演を終えました。

講演会参加者から多くの質問や意見が出ました

講演終了後、会場から多くの質問やアンケートで講演に対する感想、意見が出ています。その一部を紹介します。

「『香港国家安全維持法』導入など『一国二制度』の下で香港の本土並み支配をめざす中国指導部の狙いはどこにあるのか」「中国政府は一体何を恐れて香港市民の運動を弾圧しているのか」「中国共産党が超法規的存在となっている状況は、戦前日本の天皇のようだ、米国も今はそのようになっているように思う、それが混乱の原因ではないか」「今の中国は、民間の大資本も出現して、階級関係がよくわからなくなっているがどう思うか」「この先、中国はどう進んでいくのか、今の路線が大きく修正されて社会主義の大道に立ちかえることが出来るのか、先が見えず不安です」「『法の支配』や『民衆に対しての説明責任』の欠如はまさに今の日本です」「中国では中国共産党が超法規的存在になっているようですが、戦前の大日本帝国では天皇が、戦後では米国が超法規的的存在になっているように思います。そこに国をゆがめる根源があるのではないか」。

映画で知る戦争と人間

九条の会・ひがしなだ14周年総会&永田喜嗣博士(人間科学)誕生記念講演会~ゴジラと見つめる映画と戦争の歴史~

ゴジラ映画・・・怪獣映画が戦争と関係あるんですか?って声が聞こえてきそうですが、実はゴジラの誕生の影に、太平洋戦争の映画事情がありました。戦時に作られた戦争映画が戦後、怪獣映画となって復活します。今回は、ゴジラとともに、日本の戦争映画の流れと、そこに描かれる戦争と人間についてお話します。

日時:2020年10月17日(土)13:30~総会

会場:東灘文化センター9F多目的ホール

JR住吉駅南側・東へ3分(☎078-822-8333)

講師:永田喜嗣さん(大阪府立大学・戦争映画研究家)

記念講演(第二部)は午後14:15~

参加協力費:500円

主催:九条の会・ひがしなだ

問合わせ:080-1485-5603(西谷さん)

http://higasinada9.web.fc2.com/

10月の中国茶講座

中国茶六大分類を学びます

銘柄が1000以上あるとも言われる中国茶は、一般的に「中国茶六大分類」で大きく6つに分類されています。10月の中国茶講座はそれぞれに分類されるお茶を試飲しながら「中国茶六大分類」について学びます。

日時:2020年10月21日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

講師:神田貴子    高級茶芸師  高級評茶3

参加費:1500円(茶葉の値上がりによりUPしています)

定員:15名 事前予約お願いします(申込順)

10月13日、定員になりましたので締切ました。

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会 

Tel&Fax:(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

漢詩を読む会10月は杜牧の「山行」

唐  杜牧の「山行」詩―霜葉は二月の花よりも紅なり―

晩唐の詩人、風流才子 杜牧の「山行」を読みます。結句の「霜葉紅於二月花」広く人口に膾炙(かいしゃ)しています。杜甫を老杜と呼ぶのに対して、杜牧は小杜と呼ばれています。杜牧の伝記・逸話を紹介しながら、杜牧の世界に浸ります。あの永井荷風も杜牧詩を愛読していました。

日時:2020年10月31日(土)午後2:30~4:00に開催 (延期しました!)

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

講師:丹羽博之 大手前大学総合文化学部教授

資料代:1,000円 事前にお申込み下さい、マスク着用

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

猛暑の中「8・15平和のつどい」開く

講演「戦争映画で考える戦争の加害と被害」

日本の敗戦から75年目にあたる8月15日午後、兵庫の「語りつごう戦争」展の会(上野祐一良代表)は神戸市内で「8・15平和のつどい」を開催。猛暑の中、市民40人余りが参加しました。つどいは、永田喜嗣氏(大阪府立大学)が「戦争映画で考える戦争の加害と被害」と題し講演しました。

永田氏は、日本の映画は加害を描かない、日本の戦争映画は日本の被害を描く内容が多く、加害の描き方は極めてにぶいと指摘。第二次世界大戦の加害国ドイツの映画は、1960年代頃から変化が現れ、ドイツ人が自国の加害、戦争犯罪をあばく内容の映画を制作するようになった。海外で制作されたナチスの戦争犯罪を描く映画をドイツは受け入れているが日本は自国の加害映画を受け入れていない。日本で上映すれば右翼がスクリーンを切り裂く事件まで起こり、映画館での上映は止まっている。

戦争映画を観て、心地よいと感じ心に響く映画は危ない、むしろ二度と見たくないと思う映画の方がよい。戦争映画とは何なのか、戦地の様子を見せることにより観る人に戦争への協力や憎しみを増産させる役割を果たしていると語り、映画『帰ってきたウルトラマン』第33話「怪獣使いと少年」と『ウルトラマンメビウス』第31話「怪獣使いの遺産」を上映。

永田氏は、この映画では加害が描かれている。子どもの頃から相手を認め、被害者の気持ちを理解するという教育が抜けていることを気づかせようとしている。加害と被害をどう克服していけばよいのか、加害の責任を今の私たちは負うべきなのかと問いかけ、加害の事実を知ること、消すことの出来ない被害者の恨みを止めるには加害者の謝罪が必要ではないかと語りました。

李白と杜甫の出会いと交流

李白に敬慕の情を抱き続けた杜甫

8月8日の「漢詩を読む会」は李白と杜甫をテーマに、丹羽博之大手前大学教授の解説で下記の二首を読みました。

李白(701~762)と杜甫(712~770)が初めて出会ったのは、天宝三(744)年、李白44歳、杜甫33歳の時であった。李白は宮廷から遠ざけられ、杜甫は科挙に落第し二人とも失意の中で東都洛陽で出会い、その後二人は2年余りにわたり放浪の旅に出た。杜甫は先輩詩人李白から大きな影響を受けた。以後、李白との再会はかなわなったが杜甫は一生李白の身を案じ、再会を念じながら李白を思う詩を十五編残している。

この詩は李白46歳の時の作。杜甫と山東省一帯をめぐった後、魯郡の東にあたる石門山で、杜甫と別れる時に作ったもの。

魯郡東石門送杜二甫(魯郡の東石門にて杜二甫を送る)李白

醉別復幾日 醉別復た幾日ぞ

登臨徧池臺 登臨池台に徧(あまね)

何言石門路 何ぞ言わん石門の路

重有金樽開 重ねて金樽の開くこと有らんと

秋波落泗水 秋波泗水(しすい)に落ち

海色明徂徠 海色徂徠に明かなり

飛蓬各自遠 飛蓬各自に遠し

且盡林中盃 (しばら)く林中の盃を尽さん

下の詩は杜甫35歳の作。当時、杜甫は長安にあり、ここで先輩詩人の李白に寄せる敬慕の気持ちをうたったものである。

春日憶李白(春日李白を憶う)杜甫

白也詩無敵 白也詩無敵

飄然思不群 飄然として思群せず

淸新庾開府 清新は庾(ゆ)開府

俊逸鮑參軍 俊逸は鮑参軍

渭北春天樹 渭北春天の樹

江東日暮雲 江東日暮の雲

何時一樽酒 何れの時か一樽の酒

重與細論文 重ねて与(とも)に細かに文を論ぜん

次回「漢詩を読む会」は10月10日(土)14:30~開催します。

どうなる香港!徹底解説「学習講演会」

香港基本法=一国二制度遵守は国際公約

―なぜ中国政府は〈最善手〉をふみ外したのか―

6月30日全人代常務委員会は国家安全維持法を制定、習近平国家主席の署名によって即日施行されました。そして矢継ぎ早に香港行政当局のもとに「国家安全維持委員会」が設置され香港の司法・警察当局を指揮下におきました。また、香港に中国政権による派遣監督署「国家安全維持公署」が設置され「香港国家安全維持委員会」に対する監督指導が始まりました。

7月1日の民主派のデモに対して10人を拘束、うち1人を「香港国家安全維持法」違反で起訴しました。香港の「自治」を進めながら、国の「秩序と統一」を図り、50年間(1997~2047年)かけて、どういう国家を建設していくかという「世界史的課題」(最善手)を中国政権はいとも簡単に投げ捨ててしまいました。この経過を振り返りながら私たちはどう対処していくべきか、ご一緒に考えましょう。

日時:2020年9月13日(日)午後2時~4時

会場:東灘文化センター8階会議室1、2(JR住吉駅すぐ)

講師:山本恒人 大阪経済大学名誉教授

資料代:500円 事前にお申込み下さい マスク着用

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

コロナ感染症と香港問題で学習会

どうなる、香港立法会選挙

7月18日午後、協会東神戸支部主催の「現代中国学習会」が神戸市東灘区で開催され、「新型コロナ感染症と中国のこれから」と題し、安井三吉神戸大学名誉教授が講演しました。安井教授はまず、自身が2015年に訪中して以後この5年間における中国の大きな変化について話し、習近平体制が強化される中、中国の通販大手企業やIT産業界で大富豪が出現していること、IT活用によるキャッシュレス社会、芝麻信用(個人情報の点数化)が進み、米中の対立が貿易分野から軍事、IT分野にまで覇権争いがエスカレートしている、中国はこの間、多くの法律をつくり、その法律に照らして判断をしている点が「文化大革命」時とは違う状況にあると指摘しました。

今年5月、中国では両会(中国人民協商会議第13届全国委員会第3次会議・第13期全国人民代表大会第3次会議)が開催された。この会議で決定され世界が注目するのは香港問題。6月30日、中華人民共和国香港特別行政区維後国家安全法(国家安全維持法、国家安全法)が成立し施行されました。安井教授は、この法の審議経過、内容、機構等について日中両国のマスコミ報道も示しながら解説、施行初日の7月1日の香港でのデモで10名が拘束され1名が起訴されたことを紹介。

7月18日に受付が始まった香港立法会選挙について、立候補者に国家安全維持法を含む香港基本法の遵守を義務付けていることにふれ、この法に反対する候補者の立候補が認められるかどうか注目されています。新型コロナウイルス感染症問題では、昨年12月末から今年4月末に至る中国での感染拡大の経過と当局の対応、感染症に対する中国の基本認識と対処方針について紹介しました。

参加者からは、「台湾・沖縄と中国の関係についてどう思うか?」「中国と米国の関係は新冷戦と言えるか?」、またアンケートでは「広大な中国は、今何を考え、どんな方向に向かっているのか?正しい認識が出来ないので、不安がいっぱいです。中国の政治家は、誰のための政治をしているのか?」など多数寄せられています。

日中友好協会兵庫県連合会は9月13日、香港問題に絞った学習講演会を開催する予定です。

広東省のお茶を楽しむ

フローラル系の華やかな香りの単叢茶

7月15日に開催した「中国茶講座」は広東省のお茶について神田貴子高級茶芸師の詳しい解説を聞きながら「嶺頭単叢」「鳳凰単叢芝蘭香」「鳳凰単叢黄枝香」「鳳凰単叢桂花香」「鳳凰単叢群体香」「鳳凰水仙氷鮮茶」の6種を試飲しました。中国茶講座への人気は高く、定員の15人が参加し、内14人が女性で、部屋の窓、ドアを全て開け風通しをよくし、除菌、消毒を徹底しての開催でした。

鳳凰単叢・嶺頭単叢を美味しく入れるコツ

単叢茶に使われる水仙品種は、フローラル系の華やかな香りと、渋みや苦味を併せ持つ品種です。渋味が出過ぎないよう抽出時間は一般的な烏龍茶より短めに、お湯もやや低めの温度にします。茶器は、繊細な香りを楽しみたいときは蓋碗や磁気ポット、まろやかな味にしたいときには紫砂急須がおすすめです。(写真:嶺頭単叢の湯色)

茶葉の量:「茶:湯」は「1:30」を目安に。(5gの茶葉に150㏄のお湯)湯温:95度くらいで15秒~20秒。水出し:500㏄の水に茶葉3~5g前後を加え、冷蔵庫で3~4時間かけ抽出します。

鳳凰単叢茶の健康効果

リラックス効果、脂肪分解、代謝促進、利尿作用、消炎殺菌、免疫力アップ、アンチエイジング等の効果が期待できます。(写真:鳳凰単叢黄枝香の湯色)

8月の中国茶講座は夏休みで休講します。次回開催日程については改めてお知らせ致します。