中国茶講座で広東省の烏龍茶を味わう

鳳凰単叢・鳳凰水仙などの試飲を楽しむ

     写真 左:鳳凰水仙(広東省)、右:武夷水仙(福建省)

鳳凰単叢は、烏龍茶4大生産地の一つである広東省で生産される烏龍茶です。産地は広東省東部の潮州市にある鳳凰山で、鳳凰水仙という品種で作られます。単叢とは「一株の樹」という意味で、茶樹一株ごとに摘み取りから製茶まですることを指します。

鳳凰単叢は、鳳凰水仙品種の中でも特に味や香りに優れた、個性ある茶樹を選び栽培したもので、その種類は80を超えます。同じ品種でもお茶ごとに香りが異なるため「鳳凰単叢芝蘭香」「鳳凰単叢桂花香」というように香りのタイプを示す名前が付けられています。

「中国茶講座」は中国政府認定の高級茶芸師・高級評茶員の神田貴子講師が鳳凰単叢の代表的な種類、基本の入れ方、健康効果などについて説明したあと6種の茶を順番に入れ、参加者全員が試飲して香りや味、湯色などについて感想を語り合いました。(写真は4月17日の中国茶講座)

次回は、5月15日(水)13:30~「台湾茶の飲み比べ」

5月の「中国茶講座」申込み受付しています。

日中友好協会兵庫県連合会☎(078)412-2228

E-mail: okmt50@nicchu-hyogokenren.net

上海地下鉄「片側歩行・走る」こと禁止に

手すりを持ち、スマホ見ないで、足元に注意を

中国新聞網は4月9日、上海地下鉄がエスカレーターで右側に立ち、左側を歩行することを提唱しなくなったと報じました。これまでは、エスカレーターを利用する時は右側に立ち、左側は通路とすることを基本的なルールとしてきました。

上海地下鉄によると「エスカレーター利用時の注意事項」は国家の関連基準に基づき実施されるもので、「エスカレーターの歩行禁止は乗客の安全を考慮してのもと」だとしている。

ホームアナウンスは繰り返し「手すりにしっかりとつかまり、スマートフォンを見ないで足元の安全に注意して下さい」と放送している。エスカレーターの歯車はゴミなどを巻き込み突然停止することがあり、歩行することは危険で転倒する恐れがあると指摘しています。(写真:百度図片)

学習講演会「中国の『いま』を考える」

安井三吉神戸大学名誉教授が講演します

米中貿易摩擦や知的財産権問題などが世界の大きな関心事となり米中間の協議が続く中、安井三吉神戸大学名誉教授が中国近現代の歴史を辿りながら中国の現状について講演します。

日時:2019年5月12日(日)14:30~16:30

会場:神戸市総合福祉センター4階第5会議室

テーマ:中国の「いま」を考える」~近現代の歩みの中から~

講師:安井三吉 神戸大学名誉教授

資料代:500円

主催:兵庫県AALA(アジア・アフリカ・ラテンアメリカ)連帯委員会

連絡先:078-351-0194

チラシはこちらからダウンロードできます。

素晴らしい景観の安徽省南部古村落

9月に県連企画ツアーで訪問する黄山市の見どころ

世界文化遺産「明・清時代の古民居集落」

中国安徽省南部の黄山市には、多くの明・清時代の古民居群があります。その一つに、黟(ィ)県の西逓村があります。11世紀、宋朝の元祐年間にある河川の西岸にでき、物資輸送の駅として使用されたため西逓と呼ばれるようになったと言われています。

この村を支えていたのが胡氏で、10世紀、唐の昭宗の子が変乱から逃れこの地に隠れ住み胡姓を称し、1465年に商売を始めで成功し、土木、建築、修祠、道路整備、架橋などを行い、18世紀から19世紀にかけて西逓の繁栄は頂点を極め600もの豪邸が作られたと伝えられています。(ウイキぺディア)

現在も明清時代に建てられた124棟が観光用に保全されて一般に公開されています。2000年11月に世界文化遺産に登録された貴重な古建築群として知られています。西逓村にある建物や道路には大理石が、建物の窓枠には黒大理石が使われており美しい庭や花鳥デザインが景観を彩り世界で最も美しい村とも呼ばれているようです。

2019年の中国旅行は世界遺産「黄山」へ

兵庫県連企画の中国旅行―参加者募集!

  黄山の雄大な自然と歴史が残る古民居群&上海

日中友好協会兵庫県連合会が企画する中国ツアー、今年は安徽省の世界遺産「黄山」とタイムスリップしたような明・清時代の古民居群が残る屯渓老街、宏村を訪れ、最終日は超近代的な上海の街を散策。中国での移動は列車と専用車を利用、宿泊は1日目~3日目は同ホテル3連泊、見どころ一杯安心の旅、ご家族や友人をお誘いの上ご参加下さい。(写真上は、西逓村入り口の胡文光碑、明代の万歴6年1578年築造)

①関空~上海浦東空港~上海虹橋駅~黄山北駅~(黄山泊)②黄山日帰り観光~ロープウエーで山頂へ(ハイキング)~(黄山泊)③西逓~宏村~花山謎窟~屯渓老街散策~(黄山泊)⓸黄山北駅~上海虹橋駅~朱家角散策~古運河遊覧~(上海泊)⑤上海市内見学~上海淞滬抗戦記念館見学~上海浦東空港~関空(詳しくは添付の行程詳細をご覧下さい)

(写真上から・黄山の雲海、宏村の古民居群、上海の夜景)

お申込みは申込み用紙をダウンロードの上、必要事項を記入、パスポートコピーと一緒に下記へFAX又は郵送をお願いします。パスポートは残存期間6か月以上が必要です。(写真のページをコピーして下さい)

お申込み、お問い合わせ:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax:078-412-2228

E-mail: okmt50@nicchu-hyogokenren.net

中国研究誌「研究中国」最新刊

特集「グローバリズムの中の中国ナショナリズム」

「研究中国」刊行委員会は、大きく変化する現在の中国をどのように理解するのか、そして中国を含む発展する東アジアと日本はどのようにして平和友好関係を強化するのか、最新号(第8号、通巻128号)を通じて読者の皆さまとともに考えたい、と購読を薦めています。今号の特集は、5人の研究者が執筆しています。

「研究中国」年2回発行 70ページ

定価:一部600円(送料164円)年間1,528円(送料込み)

旬刊「日中友好新聞」月400円(送料123円/月)タブロイド版8ページ、中国の政治、経済、文化、歴史、国民生活、日中関係問題などを紹介しています。合わせて購読されると中国や日中問題の理解が深まります。              

購読申込み:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax:078-412-2228  E-mail;okmt50@nicchu-hyogoken.net

兵庫県中国帰国者の会が公墓・記念碑を建立

「残留孤児」の悲惨な歴史を後世に伝え、二度と戦争の惨禍を起こさせないための礎にと公墓・記念碑を建立、竣工式を開催

2015年に発足した兵庫県中国帰国者の会(植田恒陽代表)は、帰国者一世の多くが祖国日本の土に骨を埋めたいとの願いを抱きながらも経済的困窮で叶わない中、公墓と記念碑建設に取り組んできました。支援する会の協力を得て募金を集め、街頭でも市民に訴えてきました。(写真:記念碑の除幕、左から植田代表、久元神戸市長、尾山県社会福祉局長、宗藤弁護士。右側に建つのは中国帰国者公墓)

署名集め神戸市に協力を要請―神戸市は墓園の一画を無償提供

2017年1月、帰国者の会代表が支援する会、弁護士の協力を得て神戸市を訪問。久元喜造市長に680人分の署名を手渡し協力を要請。その後、神戸市は市立舞子墓園の一画を建設用地として無償提供しました。帰国者の会は、その後兵庫県を訪問し記念碑建立の趣旨を訴え県の助成を要請。兵庫県は記念碑建設費への補助を決定し「中国帰国者のための公墓・記念碑」建立が実現しました。

神戸市立舞子墓園で「公墓・記念碑」の竣工式を開催

3月26日午後、神戸垂水区の舞子墓園で竣工式を開催。兵庫県社会福祉局長、神戸市長、支援団体代表、元残留孤児訴訟弁護団代表など13人の来賓と県内の中国帰国者、支援者など約80人が出席しました。式典で、兵庫県帰国者の会代表の植田恒陽さん(74歳)は「墓碑が完成し嬉しさ一ぱいです、兵庫県、神戸市をはじめご支援頂いた多くの方々に深く感謝します」とあいさつ。尾山健司兵庫県社会福祉局長が知事のメッセージを代読、久元神戸市長が来賓あいさつしました。除幕された記念碑には「残留孤児の悲惨な歴史を永く後世に伝え、世界に二度と戦争の惨禍を起こさせないための礎とする」と刻まれ、植田代表は墓碑管理会をつくり大切に維持、管理していくと語っています。(写真上:式典であいさつする兵庫県帰国者の会・植田代表、写真下:中国残留孤児の苦難の歴史を刻んだ記念碑 神戸市立舞子墓園)

日本・モンゴル文化交流

テーマは衣・食・住、大阪・扇町公園で開催

2006年に始まった催しは今年で14回目を迎えます。今年も桜の咲く季節に、モンゴルと日本の文化交流を開催します。会場では人気の「モンゴル相撲トーナメント」も・・春の一日、楽しみながら異文化にふれてみませんか。(写真は百度百科より)

日時:2019年4月14日(日)午前11時~午後4時

会場:大阪・扇町公園

アクセス:地下鉄堺筋線「扇町駅」2番出口からすぐ、JR大阪駅、梅田駅から徒歩10分程度、JR環状線「天満駅」から徒歩3分

民族衣装・日本料理、モンゴル料理・ゲルの組み立て(モンゴルの移動式住居、ゲルの組み立て体験は朝8時頃から行います。小雨決行、大雨の日は中止)

民族楽器を奏でてみよう 馬頭琴・お琴・尺八 モンゴル書道・羊毛でヒツジを作ってみよう・日本の折り紙など

他にも、お絵かきやこどもの遊びコーナーなど盛りだくさんのイベントです。ぜひ、ご家族や友人をお誘いの上お越し下さい。

主催:モンゴル「青旗協会」 NPO法人もみじ

共催:大阪市立北区民センター

後援:南モンゴル文化促進会 蒙昇ナラタイ・モンゴル(株) 蒙盛モンゴルマンダーホ(株)モンゴル佛教協会 フドゥウ協会 利他利他有興会 葛城市モンゴル友好協会 日本殺陣道協会  株式会社光産業 日本民謡研究会

連絡先:080-3844-8028(ウルゲン)

4月5日は「清明節」

二十四節気の一つ「清明」、2019年は4月5日(金)にあたります。清明は春分から15日後とされ、春の風が吹き、草木は芽を出し、明るく生命力が溢れる清らかな季節の訪れを表していると言われています。中国では、「清明節」は祝日となり墓参りし、墓前で紙銭を燃やし先祖の霊を供養します。清明の4月5日から7日までの3日間は休日となります。(上図:百度百科より)

第16回「漢詩を読む会」

蘇軾の「春夜」を丹羽博之教授が解説します

4月の漢詩を読む会は、蘇軾(1037~1101)の七言絶句「春夜」について丹羽先生が解説します。北宋の政治家、詩人、書家の蘇軾は眉州眉山(現・四川省眉山市)の出身、白楽天を敬慕し、号の「東坡」は白詩による。

日時:2019年4月20日(土)午後2時~4時

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室(阪急岡本西へ1分)

講師:丹羽博之 大手前大学総合文化学部教授

丹羽先生は、一海知義先生に40年以上師事、専門分野は「日本文学に影響を与えた漢詩文」「日本漢詩文」「白楽天」「明治唱歌」「朝鮮半島の漢詩と日中の漢詩」

テーマ:「春夜」蘇軾

資料代:1,000円 ※事前に下記へ参加ご予約お願いします。予約お急ぎ下さい!

写真は、中国四川省眉山市にある「眉山三蘇祠」。宋代の父子3人の学者、親の蘇洵・長男の蘇轍・次男の蘇軾を称え住んでいた跡地に造られた廟。

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会「漢詩を読む会」

Tel&Fax:(078)412-2228 (土、日、祝日は除く)

E-mail: okmt50@nicchu-hyogokenren.net