12月の「中国茶講座」

紅茶はどれ?紅茶あてクイズ

今年最後の講座は、テイスティングカップを使った紅茶あてクイズをします。遊び感覚で中国紅茶に親しんでいただきたいと思います。初心者の方も楽しめる内容です。何かと気ぜわしい年末ですが、美味しい中国紅茶を味わいながらひと時を過ごしませんか。お気軽にご参加ください。

日時:2018年12月19日(水)PM1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

講師:高級茶芸師 高級評茶員 神田貴子さん

参加費:1,000円(茶菓、お土産付)定員:15人

参加ご予約は先着順 Tel&Fax:078-412-2228

日本中国友好協会兵庫県連合会「中国茶講座」

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

********************

次回「中国茶講座」は1月16日(水)午後1:30~

テーマは「白茶」 申込み受け付け中!

定員:15人 先着順

 

出入国管理法改定案の強行に反対する声明

外国人労働者と共生する日本社会の構築を

12月4日、日本中国友好協会は下記の声明を発表し、安倍晋三首相と山下貴司法務大臣に送付しました。

日本政府は、今国会で出入国管理法(入管法)改定案の成立を強行しようとしています。この改定案は、深刻化する日本国内の労働力不足を解消するため、外国人労働者の受け入れ拡大を目的としています。今後も日本の労働人口が減少していくことは避けられず、外国人労働者の受け入れ拡大は必要不可欠となっています。しかし、実質的に「安価な労働力」として劣悪な労働環境や人権侵害を強いられてきた「技能実習生」制度の問題点を放置し、外国人労働者の権利や生活を保障する具体的な施策もないままに、入管法改定案を強行しようとする政府の姿勢は断じて許されるものではありません。

日本社会は、ヘイトスピーチや侵略戦争・植民地化を正当化する言論などに見られるように、アジアを蔑視する風潮を払拭することができないままにいます。外国人労働者の受け入れ拡大によって、私たち日本人は、国籍、文化、習慣などを異にする人々との「共生」を求められることになります。いま日本社会に求められているのは、この「共生」のための準備と変革です。さらに、若者たちをはじめとする非正規雇用の拡大や「過労死」の問題など、日本の労働者の権利と生活がないがしろにされる実態があります。このような現状のなかでの入管法改定案の強行が、日本社会に混乱をもたらし、外国人労働者の人権や生活を守るどころか、外国人労働者に対する差別と偏見を助長することを強く危惧します。

日本政府は、欠陥だらけの入管法改定案を取り下げ、外国人を含めた日本で働くすべての労働者の権利と生活を守る観点で、「技能実習生」制度を見直し、外国人労働者の受け入れ拡大の施策を早急に具体化すべきです。さらに、差別や偏見を許さない日本社会を作るための国民的な議論と法整備に直ちに着手すべきです。日本中国友好協会はこのことを求めながら、日本で働く中国の人々の生活と権利を守り、日中両国民の相互理解と友好の心情を広げるために奮闘するものです。

2018年12月4日

日本中国友好協会(会長 大村新一郎)

記念講演会「慰安婦問題」を考える

支部総会記念に平井美津子氏迎え学習講演会

今年のノーベル平和賞は、アフリカ中部コンゴ共和国で性暴力と闘い、民兵らによる被害女性の治療に尽力してきた男性産婦人科医デ二・ムクウェゲ氏と過激派組織「イスラム国」(IS)に性奴隷として拘束され、生還し、性暴力根絶を訴える活動を続けるイラク人女性ナディア・ムラド氏に決まりました。

戦争による性犯罪は、今も続いています。先の大戦時、日本軍が犯した性犯罪「慰安婦問題」もいまだに解決していません。この問題をあいまいにしたままでは、近隣国との関係改善は進みません。今一度ご一緒に考えてみましょう。会員でない方も参加できます。

日時:2018年12月15日(土)午後2時~

会場:神戸市立東灘区民センター第1会議室(JR住吉駅南隣)

講師:平井美津子さん 子供と教科書大阪ネット21事務局長

参加協力費:500円

主催:日本中国友好協会東神戸支部 ☎080-6151-9700

「中国百科検定」初級にチャレンジ!

「中国百科検定」初級にチャレンジしよう!

―楽しい受験で役立つ知識を―

第6回「中国百科検定」:2019年3月21日(木・祝)

会場:兵庫県民会館10F 会議室「福」

申込み受付は2018年12月1日(土)から始まります。

第5回検定から「初級」を新設しています。年齢・国籍を問わず、どなたでも受験できます。日本語での設問です。

初級受験料:2,200円(学生は1,000円)

全40問・4者択一マークシート形式

合格基準 正答率70%以上 合格者には「合格認定証」送付

申込票・リーフレットは日中友好協会兵庫県連合会へ

Tel&Fax:078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net 

※下の「初級」模擬試験のような設問が40問、28問以上正解で合格です、挑戦してみませんか。

2019年カレンダー「中国悠久の旅」

悠久の歴史・美しい中国の風景写真を紹介

協会がカレンダーの制作普及を始めてから今年で16年になります。2019年版カレンダーは「悠久の旅」にふさわしい中国各地の写真が、表紙と12か月のページを飾っています。

表紙は、四川省丹巴県の「美人谷」。美人の多さと風景の美しさから「美人谷」と呼ばれるこの地は海抜1800mに位置し、周辺には木と石を組み合わせた防衛用の建物が500以上もあります。2000年前のものとされ、4000年と言われる中国の歴史の奥深さを伝えています。

カレンダー「中国悠久の旅」は文字通り、家庭や職場にいながらにして中国を旅する気分をかき立てています。

B3判(ヨコ36.4cm×タテ51.5cm)カラー13枚(表紙含む)

定価:1,200円(税込み・送料別)

企画・制作 日中友好協会 ご注文、お問い合わせは下記へ

日本中国友好協会兵庫県連合会または最寄りの協会支部へ

Tel&Fax(078)412-2228(県連合会)

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

「日中友好ブックレット3」を発行

日本は中国でなにをしたか―侵略と加害の歴史―

日本中国友好協会は、中国をはじめとした国々への侵略戦争を再び繰りかえさせないために、不再戦平和運動を柱としています。このブックレットを多くの方に読んで頂き、学び合って、日本が再び戦争への道を歩まないようにするための一助になればと願っています。

ブックレット内容

「1」半世紀にわたり中国を侵略し続けた日本「2」1915年の対華二十一ヵ条要求「3」満州事変・日中戦争への道の転換点となった1928年「4」満州事変「5」1936年に準備された日中戦争「6」日中全面戦争の開始「7」日本軍の南京占領と南京大虐殺「8」日中戦争は長期泥沼戦争へ「9」日中戦争の行き詰まりから南進・北進へ始動「10」華北における治安戦(三光作戦)「11」重慶無差別爆撃「12」日中戦争からアジア太平洋戦争開戦へ「13」アジア太平洋戦争の総兵站基地化とその破綻「14」日中戦争に敗れた日本

その他14のコラム、写真、証言などを紹介しています。

コラムには、兵庫県連合会が2014年に2度現地を訪問し、被害者のべ8人から証言を聞き、事件研究者からも話を聞き、大虐殺があった現場や今も犠牲者の遺骨が地表に現れている「千人坑」を見学し、防衛庁防衛研修所「戦史室」の資料を調べまとめた廠窖大虐殺事件が写真とともに紹介されています。表紙の写真は、血水河遺跡(湖南省廠窖鎮)で「この河が、日本軍機の機銃掃射を受け舟で避難していた多数の人々の血で赤く染まった」と証言する事件目撃者の全伯安さん(当時88歳)。

定価:600円+税(送料別)A4判・80ページ 

日本中国友好協会編 発行:本の泉社

申込先:日中友好協会兵庫県連合会 Tel&Fax(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

中国茶講座「茉莉花茶」

上質なジャスミン茶を楽しみます

リラックス効果や覚醒効果のあるジャスミン茶。一杯のジャスミン茶が部屋中を芳香で満たしてくれます。お目覚めの一杯に、秋の夜長の読書のお供に、上質なジャスミン茶を楽しんでみませんか?

  • 日時:2018年11月28日(水)午後1:30~3:00
  • 会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

講師:高級茶芸師 高級評茶員 神田貴子さん

茶の産地、種類、特徴、淹れ方などを説明して頂きます(資料あり)。

参加費:1,000円(お茶の土産、茶菓子付)

事前にお申込み下さい。定員15人(先着順)

会場は、阪急岡本駅南を西へ徒歩1分、岡本教会の東隣のビル3F

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)412-2228   E-mail;okmt50@nicchu-hyogokenren.net

漢詩を読む会12月は杜甫「登高」

小高い丘に登り一日を楽しむ晩秋の行事

高い建物の屋上に登っても「登高」とは言わない。九月九日、菊の節句に、家族そろってご馳走や酒をぶら下げ、小高い丘に登って一日を楽しむ、そういう晩秋の行事を「登高」という。流浪の旅に出ていた杜甫は、五十五歳の九月九日、たったひとりで丘に登ります(故・一海知義著「漢詩入門」より)。     上図は百度百科「登高」

晩年の杜甫の境遇が窺われ、七言律詩の最高傑作とされる詩です。望郷・老境・貧困・多病の杜甫が詠まれていますが、この様な逆境の中で、いかに詩が詠まれたのでしょうか。

―第14回「漢詩を読む会」

日時:2018年12月8日(土)午後2時~4時

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」阪急「岡本」駅南を西へ徒歩約1分、1Fに「鳥貴族」が入る建物の3Fです。

講師:丹羽博之 大手前大学総合文化学部教授

テーマ:杜甫「登高」

資料代:1,000円 事前に参加ご予約お願いします。

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会「漢詩を読む会」

Tel&Fax(078)412-2228  E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

安倍首相による靖国神社への真榊奉納に抗議する

安倍晋三内閣総理大臣に抗議文送る

安倍晋三首相が「内閣総理大臣」の肩書で靖国神社に真榊を奉納したことに日中友好協会は抗議文を首相宛に送付しました。

抗議文

靖国神社の秋季例大祭にあたる17日、安倍晋三首相が「内閣総理大臣」の肩書で靖国神社に真榊を奉納したと報道された。安倍首相の靖国神社への供物の奉納は今年8月の終戦記念日に「自民党総裁」の肩書で玉串料を奉納したのに続くもので、春秋の例大祭での真榊奉納と終戦記念日の玉串料奉納が毎年繰り返されている。

靖国神社は侵略戦争に国民を駆り立てる精神的な支柱であっただけでなく、いまもなお、A級戦犯を合祀し、侵略戦争を美化・正当化する施設となっている。政教分離を定めた憲法に違反する行為は、国を代表する首相が侵略戦争を美化し、「大東亜戦争聖戦論」の立場に立つことを内外に示すとともに、憲法9条改悪の動きと重なって、日本が再び軍国主義の道を歩むのではないかとの国際的な疑念を生じさせるものである。

日本中国友好協会は、侵略戦争の美化・正当化につながる靖国神社への真榊の奉納に強く抗議するとともに、国際社会が共有する歴史認識を重視し、アジアと世界の平和と安定のために平和国家としての役割を果たすことを日本政府に強く求めるものである。

2018年10月19日 日本中国友好協会(会長 大村新一郎)

習近平政権の下で中国の今は、明日は?

習近平指導部の下で中国政治の変化を語る

5年半にわたる中国での取材活動を通じ、中国社会の変化を目の当たりにし、日中友好をどうつくっていけばいいか、前赤旗北京支局長が語ります。お誘い合わせてご参加下さい。

  • 日時:2018年10月20日(土)午後2時開演(1時30分開場)
  • 会場:兵庫県民会館10F会議室「福」(JR/阪神元町北へ7分)

講師:小林拓也 前赤旗北京支局長

テーマ:「中国見たまま、聞いたまま」

参加協力費:1,000円(高校生以下無料)

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会 ☎078-412-2228