ロシアのウクライナ侵略に対する協会声明

日本中国友好協会が4月8日に発表した「協会声明」

日本中国友好協会は2月、ロシア・プーチン政権によるウクライナ侵略を断じて許さず、紛争を平和的手段で解決し、武力に訴えないことを強く求める理事長談話を発表しました。その後も、国際社会からロシアの暴挙を強く批判し、停戦を求める声が巻き起こっているにもかかわらず、侵略は続き、ウクライナの多くの市民が犠牲になっています。

さらに、国連総会の緊急特別会合で141か国が賛成したロシア避難決議に対して中国やインドなどが棄権したことに対しても批判が強まり、とくにロシアとの関係が緊密とされる中国については、ロシアを支援するのではないかとの疑念の声さえ広がっています。

しかし中国は、ロシアによる侵略が始まった当日に中国外交部の報道局長が「ロシアに武器供与はしない」と明言。李克強首相は3月開催の全人代政府活動報告や同記者会見で、「国際社会と共に、世界平和と安定、発展、繁栄のために、新たにさらに大きな貢献ををしたい」、「平和回復のために積極的な役割を果たしたい」と繰り返し述べ、「ロシアとウクライナが停戦協議を進めて平和的結果を出すことを支持する」と表明しました。

さらに、中国共産党創立100周年の歴史的な節目にあたって発表された「歴史決議」では、「我が国は国連を核心とする国際システムや、国際法を基礎とする国際秩序、国連憲章の主旨・原則を基礎とする国際関係の基本準則を守り、一国主義や保護主義、覇権主義、強権政治に断固として反対し、世界が注目する国際的課題と地域的課題の政治的解決に建設的に参加し、積極的な役割を果たす」と。国連憲章と国際法を守って世界的な課題に積極的役割を果たすという立場が明記されています。国際社会は、この確固とした立場を表明している中国が一刻も早い停戦実現のために行動することを強く期待しています。

日本中国友好協会は、戦争で犠牲を強いられるのは常に罪のない市民であることに加えて、日本軍国主義が推し進めた中国侵略戦争の戦場で日本軍の兵士たちが加害に走る鬼と化した歴史事実をふまえ、戦争は多くの兵士の人間性を奪ってしまうことを訴え続けてきました。そして、この日本の侵略戦争の最大の犠牲者であり、どの国よりもその悲惨さを知る中国は、戦争の非人道性を訴え続け、反戦平和の思いを語り継いでいます。

日本中国友好協会は戦争の過ちを二度と繰り返さないことを誓う不再戦平和の立場から、ロシアがいかなる理由によるものであれ、ウクライナの無辜の市民を殺傷する戦争犯罪は決して許されず、ウクライナへの侵略を直ちに止めることを強く求めるものです。また、いかなる国に対しても戦争を繰り返してはならないことを心から訴えます。そして、侵略戦争の加害と被害の大きな立場の違いを超えて、武力の行使を許さず紛争を平和的な話し合いで解決することを共に誓い、核兵器廃絶をめざすとしている日本と中国の両政府が、市民の犠牲をこれ以上広げないために、戦争という蛮行を一刻も早く止めることをロシア・プーチン政権に強く働きかけることを求めるものです。

2022年4月8日

日本中国友好協会(会長 井上久士)

初めて知る万人坑―ガイドブックを出版

「中国に現存する万人坑と強制労働の現場」を小冊子に

昨年(2021年)1年間日中友好新聞に連載された「中国本土に現存する万人坑と強制労働現場を訪ねる」に追加・加筆して標題の小冊子(ブックレット)にまとめ、4月10日付で出版しました。

その第一部では、万人坑と強制労働に関わる個々の現場の説明を見開きの2ページにまとめ、合わせて28か所の現場を紹介し、第二部に、中国本土における強制労働と万人坑の全体像を概観する解説を収録しています。これにより、「初めて知る万人坑」という副題に示すように本件主題に関する格好の入門書に仕上げることが出来たと思っています。さらに、参考文献を数多く示すことで、より詳しく知りたい人の要望に応えることができるように配慮しています。

それで、中国本土(大陸)における強制連行・強制労働は、被害規模(強制労働被害者は4000万人!)が甚大・膨大であるにも関わらず日本ではほとんど認識されていません。そして、そういう情況の下で発行する今回の小冊子(ブックレット)を多くの人に講読していただき、凄惨な史実を知ってもらいたいと願っています。青木茂(著者)

「中国に現存する万人坑と強制労働の現場」―ガイドブック・初めて知る万人坑―青木茂著(花伝社)定価:800円(税・送料別)

4月10日出版 各書店にて購入できますが、下記へご連絡頂ければお送りすることもできます。

E-mail:ms0918as@outlook.jp(青木茂)

またはokmt50@nicchu-hyogokenren.net(日中友好協会)

領土問題Ⅱ「ウクライナ問題と千島問題」

特別テーマ「領土問題Ⅱ」で問題の本質を話し合う

協会加古川支部の「中国近現代史研究会」は前回(尖閣問題)に続き、今回はウクライナと千島(北方領土)の領土問題をテーマに参加者の知見を徹底的に出し合い問題の本質に迫ります。どなたでも参加できます、初めての方歓迎です。

日時:2022年4月9日(土)午後2時~4時30分

会場:サンライズビル5階B(JR加古川駅南すぐ)

テーマ:領土問題Ⅱ―ウクライナ問題と千島問題

参加費:500円

お問い合わせ

日中友好協会加古川支部「中国近現代史研究会」

事務局:090-8753-5972(前田)

生田川公園の桜が満開近し!

淡い桜色と真っ白な雪柳、実に美しい!

神戸市中央区の生田川両岸の150本程の桜が気温の上昇ととに一斉に咲き誇り満開近しの状況となっています。余りの美しさに立ち止まってカメラやスマホのシャッターを切る人、座って眺める人など春到来を楽しんでいました。満開は4月2日頃と言われていますが、桜の木の下には真っ白な雪柳が満開状態、まさに春爛漫。

ロシアのウクライナ侵略に対し中国は?

ロシアをどう抑えるか、中国は「中立」の立場ー日中友好新聞より

冷戦時代と違い、米国と並び世界経済の牽引役になった中国。「暴走」するロシア・プーチン大統領をどう抑えるか。「平和の舵取り」への期待は大きい。

国連の対ロ決議に棄権

ロシアのウクライナ侵略に対し、中国はすでに2月24日「中国はロシアに武器は提供しない。ロシアは大国であり支援の必要もない(外交部報道局長)と「中立」の立場を明らかにした。
「ウクライナ領内から全ての軍隊を直ちに完全・無条件に撤退させること」をロシアに求める決議をした3月2日の国連・緊急特別総会でも、反対ではなく「棄権」した。
習近平国家主席は「欧米などの経済制裁は、世界の金融、エネルギー、交通、サプライチェーンの安定に衝撃を与える」と発言、経済制裁について警戒感を示している。

軍事支援報道に反論

いま侵略戦争が続くなかで中国が当惑し警戒しているのは、中国がロシアと同一視されること。外交担当トップの楊潔篪共産党政治局員は3月14日、ローマでサリバン米大統領補佐官と会談したが、中国がロシアを軍事支援しているとの報道に「中国の客観的で正当な立場に泥を塗り偽情報を拡散している」と批判した。
英紙「フィナンシャルタイムズ」が3月13日、米政府当局者の話として「ロシアが中国に軍装備品の提供などを求めた」と報道したことに対しても、趙立堅副報道局長が14日「虚偽情報」と反発した。
問題なのは、「中国は問題そのものの是非にもとづき独立した客観的・公平な方法で判断し主張してきた」(同氏)と言っても具体的なその姿が見えないこと。
「朝日」などによると、国務院参事室公共政策研究センターの胡偉副理事長は3月11日、「中国は世界で唯一プーチン氏を阻止する能力を持つ国。この優位性を発揮しなければ」と強調、「プーチンと早急に手を切るべきだ」と国外ウェブサイトで主張した。だがこの論文は消され、読めない。これも中国の「当惑」である。(丸山重威・ジャーナリスト・写真、日中友好新聞4月1日号中国レーダーより抜粋)

 「漢詩を読む会」4月の日程

「漢詩を読む会」は4月16日(土)開催!参加予約受付中!

新型コロナ感染症の拡大で、2月19日(土)に予定していた「漢詩を読む会」は延期となり、4月16(土)に開催します。参加予約を受けつけています。

   「漢詩を読む会」4月の日程

  • 日時:4月16日(土)午後2時~4時
  • 会場:東灘文化センター8F第3会議室(JR住吉駅下車すぐ)
  • 講師:丹羽博之 大手前大学総合文化学部教授
  • テーマ:「蚕婦詩の世界」―その2

資料代:1,000円 定員20人

   昨年12月の「漢詩を読む会」会場風景

軽くて光沢もあり、上品な絹、それを作るには、桑を育て、葉を取り、蚕を育て蛹にし、製糸工場で仕上げるという複雑な過程を経ます。その苦労は並大抵なものではありません。その辛苦を詠んだ詩に蚕婦詩があり、日中韓で数多く詠まれています。その一斑を紹介し、当時の人々の苦労を偲びます。その貧富の差の激しさの矛盾をついたものが蚕婦詩です。

12月の漢詩を読む会は日本の外貨獲得の中心となった絹の製糸工場を描いた映画「あゝ野麦峠」の映像の一部を映し、劣悪な環境の下、厳しい労働に従事する当時の女工さんたちの状況を紹介し、澁澤栄一が書いたとされる来鵠の七言絶句「蚕婦」を読みました

12月に参加された方は当日お配りした資料をご持参下さい。初めて参加の方は当日会場でお渡しします。

会場アクセス図(東灘文化センター)

尼崎で「中国問題講演会」を開催

中国と日本が世界平和の原動力に!

3月20日(日)午後、日中友好協会尼崎支部準備会は尼崎市内に山本恒人大阪経済大学名誉教授を迎え、「どうなる?日本と中国」をテーマに講演会を開催し市民約40人が参加しました。講演に先立ち地元の「年金者ヒューマンがくだん」のメンバー6人による歌や楽器演奏が行われました。

協会は「東シナ海を平和の海」にするための対話を訴えている

山本教授は、31ページに及ぶ資料をもとに講演、はじめに日中友好協会の今について、「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を断じて許さず、紛争を平和的手段で解決し、武力に決して訴えないことを求める」2月27日に発表した協会理事長談話を紹介しました。そして今年は1972年の日中国交正常化から50年の歴史的な節目の年であり、改めて日本の侵略戦争と戦後の中国敵視政策を清算し、日中両国による日中共同声明の精神を踏まえ、不再戦を柱として友好運動を進めていること、併せて尖閣や台湾の「有事」を強調し日米軍事同盟の強化が進み、軍事的な対立の最前線に立たされている沖縄の現地からは「日本の安全を確保しているのは日米安保条約ではなく、日中共同宣言と日中平和友好条約だ」との声さえあがっているとことを紹介し、協会は「東シナ海を平和の海」にするための対話を進めることの大切さを訴えていることを強調しました。

三つの歴史決議で総括し、未来志向の二つ目の百年に向かう

中国について山本教授は、二百年の刻苦を経て亡国の淵から復興へと題し、中国共産党結党以来の1921年~2020年の百年における奮闘が中国自体と世界に巨大な歴史的変化をもたらしたとして中華人民共和国成立時の第1の歴史的決議(1945年)、文革を総括した第2の歴史的決議(981年)、その歴史的経緯を踏まえ、未来志向の二つ目の百年を示す第3の歴史決議(2021年)について資料を示しながら解説しました。

二つ目の百周年の目標について、二段階に分けて推進するという戦略的配置を行っている。2020年~2035年は社会主義現代化を基本的に実現し、2035年から今世紀半ばまでを社会主義現代化強国に築き上げる。物質文明・政治文明・精神文明・社会文明・生態文明が全面的に向上し、国家統制体系・統治能力の現代化を実現し、総合国力も国際的影響力もトップレベルに達し、全人民の共同富裕が基本的に実現し、人民がより幸せで安心な生活を送ることを目指すというものです。

中国共産党の全面的指導の徹底について

中国における「一党支配」体制、「中国共産党の全面的指導」の徹底について、「歴史決議」文中に、「先進諸国が数百年かけて歩んだ道を僅か数十年で駆け抜けて」きたという文言を紹介しました。欧米や日本の諸列強国の帝国主義侵略により、亡国の淵に立たされた中国は、国民を総結集して近代国民国家を築き上げ自立できるよう、国民党の孫文から共産党に至るまで、政党と国家が一体化する「党国体制」という強力な集権的政治体制の構築に努めました。その結果、全土支配を目論んだ日本に対して国民総動員の抵抗を築いて勝利した後、近代国民国家としての中華人民共和国建国建国に至りました。建国後も厳しい国際環境や国土開発の課題達成のために、強力な指導性とナショナリズムのもとで国民と共に困難を克服してきたためこの道しかないという考えにたっていると思われると山本教授は語ります。

米国の対中政策と香港・台湾の「一国二制度」

さらに山本教授は、米国のバイデン政権の対中政策、台湾問題、香港問題について、日本をはじめ同盟諸国との関係強化により中国の孤立化を推進しようとしていること、台湾問題について「一つの中国」をを堅持すると唱えつつ「有事に備える」台湾との提携強化により台湾海峡の軍事的緊張を作り出している。米中国交回復の1979年1月1日、中国全人代常務委員会は「台湾同胞に告げる書」を発表、「統一問題を解決するにあたり、台湾の現状と台湾各界人士の意見を尊重し、情を重んじた合理的な政策と方法を採用し、台湾人民に損失を蒙らせない」ことが強調され異なる体制を超えた融和、共存、の「一国二制度」の原型となったものです。中国が真剣に台湾との平和的統一を台湾方式「一国二制」で実現しようとするなら、「一国二世」否定に等しい「香港国家安全維持法」の施行を停止し、改めて資格をはく奪された議員を復帰させた上で香港立法会での審議に委ねること、また同時に香港行政長官選出の完全普通選挙を実施することが求められると語りました。

中国が東アジアと世界に向けリーダーシップを発揮する存在へ

最後に山本教授は、中国が東アジアと世界の「平和・反核・軍縮・自由と民主主義・環境保全」に向かってリーダーシップを発揮する存在となる用件は何かについて、明治日本以来の中国・東アジアへの日本の侵略と加害の「歴史の克服」は日本国民共通の課題であり、それをふまえた「日中不再戦」運動の実態となるものです。単なる観察者にとどまることは反歴史的といえます。アメリカのジャパン・ハンドラーが時の安倍政権に迫って「専守防衛」の壁を取り払って集団的自衛権に基づく新安保体制を発動させ、アメリカの指揮下に自衛隊が陸海空一体となる日米共同演習が沖縄・南西諸島・本土でも常態化し、憲法改悪さえ具体日程に上っています。今回のロシアのウクライナ侵攻に乗じて「核の共有論」まで飛び出す始末。これにストップをかけるのは私たちの責任です。中国が東アジアと世界における「平和・反核・軍縮・自由と民主主義・環境保全」に向かってリーダーシップを発揮する時代を迎える大きな支えとなるでしょう。日本と中国の間には「日中共同声明」と「日中平和友好条約」という国交正常化以来の貴重な財産があり、民間には草の根の友好運動という営みがあります。

中国語初級講座4月開講 受講者募集!

初めて学ぶ人、基本を復習したい人が対象です

昨年度休講していた中国語「初級クラス」は2022年4月から再開します。現在受講者を募集しています。初めて学ぶ人、学習経験はあるが基本を復習したい方が対象です。講師は、中国・内モンゴル自治区出身の娜仁夫(ナランフ)さんです。フフホト市で中学の教師をしていました。1994年、私費留学で来日後日本語を習得し日本語能力試験1級合格、その後、大阪大学大学院で学ぶ傍ら当協会の中国語講師を20年余り担当しているベテラン講師です。この機会にぜひ中国語を学びましょう。

初級開講日:2022年4月22日(金)午後1:30~3:15(毎金曜日)

教室:日中友好協会兵庫県連合会「中国語教室」

JR摂津本山駅北口を東へ線路沿いに徒歩約1分、阪急岡本駅南へ徒歩約6分、山手幹線道路「本山北町3」の信号を南へすぐ「甲南ビラ」201号

入会金:10,000円(学生、協会員は不要)

受講料:35,000円(4月~9月分前納)

申込時に協会会員となられた方も入会金は不要です。

受講者が5人以下の場合は開講を延期する場合があります。

お申込み、お問い合わせ

日本中国友好協会兵庫県連合会「中国語を学ぶ会」

〒658-0003神戸市東灘区本山北町3丁目4-9「甲南ビラ」201号

Tel&Fax:078-412-2228

E-mail: okmt50@nicchu-hyogokenren.net

中国百科検定に挑戦しよう!

中国百科検定とは? 趣旨と理念

『中国百科検定』は「日中両国の関係改善のためには、まず相手国への理解を深めることが大切」との強い思いから誕生しました。中国語の能力ではなく、中国の歴史・地理・政治経済・文化等、多方面の知識を問う、日本でも極めてユニークな検定試験です。2014年に始まり、今年7月16日(土)に開催する検定は第11回目を迎えます。

中国には「以民促官」という言葉があります。民をもって官を促す。たとえ政府間に困難があっても民間の交流を盛んにして状況を変えていく、という考え方です。現在の日中関係においても、互いの政府に期待するより、先ずは民、国民ひとりひとりが互いに隣国を知ろうとする気持ちを持つことが大切なのではないでしょうか。私たちは、国民の力、すなわち「草の根」の力が日中友好を前進させるものと信じています。

中国百科検定に挑戦しよう! 検定に向け学習会を開催します

第11回「中国百科検定」は2022年7月16日(土)午後3時~、兵庫県民会館で実施されます。検定に挑戦しましょう。そのための「中国を知る学習会」を開催します。7月の検定は初級・3級・2級の3コースがあり、どなたでも受験することができます。

中国を知る学習会の日程と内容(全5回)どなたでも参加できます!

4月18日(月)午後2時~4時 内容:地理 

5月16日(月)午後2時~4時 内容:歴史

6月13日(月)午後2時~4時 内容:政治・経済

7月4日(月)午後2時~4     内容:文化・芸術・スポーツ

7月11日(月)午後2時~4時 内容:模擬問題

会場:何れも 日中友好協会兵庫県連合会「教室」

JR摂津本山駅北口を東へ線路沿いに約1分「甲南ビラ」201号室

阪急「岡本」駅南へ約6分、山手幹線「本山北町3」信号南すぐ

資料代:200円/回        定員:10人

お申込み、お問い合わせ

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax:078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

日中文化交流-展示会と講演会

―日中国交正常化50周年記念―

「書」と中国児童絵画の展示・講演「漢字の歴史」

昨年8月に開催予定の展示会と講演会は、コロナの影響で再々の延期となっていましたが、3月16日から開催することになりました。ぜひご来場下さい。

展示会は、漢字の発祥である「甲骨文字」を題材にした「書」など多数の作品と、2017年に加古川市を訪問し市内の中学校生徒との交流を深めた中国江蘇省の中学生徒の絵画作品を展示します。

「講演会」は漢字研究家の藤田而響先生が「甲骨文字と漢字の歴史」と題し講演します。漢字発祥の歴史と漢字文化の交流の視点から古代中国と日本の歴史、文化を学びます。

●「書と中国児童絵画の展示」

日時:2022年3月16日(水)~19日(土)9:00~17:30

   16日は13:00~、19日は17:00まで

会場:東播磨生活創造センター1F展示ギャラリー、タパス

●「講演会」

日時:2022年3月17日(木)14:00~16:30

会場:東播磨生活創造センター1F講座研修室

講師:藤田而響先生(ものしり文字会主宰)

テーマ:甲骨文字と漢字の歴史

何れも入場無料

主催:日本中国友好協会加古川支部

連絡先:☎090-8753-5972(前田)