中国茶講座4月は「白茶」

数種類の「白茶」を紹介します

3月の中国茶講座が新型コロナウイルス感染予防のため中止となったため3月に予定していた「白茶」を4月の講座で紹介します。

白茶は「一年茶・三年薬・七年宝」と言われ漢方薬としても使われ、抗菌作用、抗酸化作用、免疫力アップの他、様々な健康効果があります。季節の変わり目の体調管理に白茶を取り入れてみませんか。どなたでも参加頂けますのでお気軽にお越し下さい。

日時:2020年4月15日(水)PM.1:30 ~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会会議室

講師:神田貴子 高級茶芸師 高級評茶員

参加費:1,000円(お茶の土産、茶菓子付)

定員:15名  事前に参加ご予約下さい。

申込み先:日中友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net 

2020年度前期(第65期)中国語受講者募集!

4月13日(月)~17日(金)全10クラス順次開講!

第65期を迎える協会兵庫県連合会の中国語講座は4月13日(月)から新年度が始まります。初級~中級~上級の全10クラスで受講者を募集しています。初心者から中習者、上級者まで少人数で学べる教室です。この機会にぜひお始め下さい。

初級Ⅰ:金曜日18:30~20:15 

初級Ⅱ:火曜日10:00~11:45、18:30~20:15

中級Ⅰ:月曜日10:15~12:00、18:30~20:15

中級Ⅱ:水曜日10:00~11:45、18:30~20:15

中級Ⅲ:木曜日10:15~12:00、18:30~20:15

上 級:金曜日13:30~15:15

初級Ⅱ~中級Ⅲは午前、夜間クラスあり

各クラス少人数制!

[お申込み、お問い合わせ]

日中友好協会兵庫県連合会「中国語講座」

Tel&Fax(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

杜甫「絶句」の「山青花欲然」を読む

第22回「漢詩を読む会」は杜甫「絶句」

盛唐の詩人・杜甫(712~770)は53歳の年の春、成都(四川省)の杜甫草堂で過ごしながら故郷洛陽への思いを詠んでいます。過ぎ行く春を惜しむ気持ちと年老いても帰れぬ望郷の思いを詠んだ五言絶句を味わいます。この詩句は、李白(701~762)から想いを得たと思われることについても講師の丹羽博之教授が解説します。(写真は四川省成都にある杜甫草堂)

日時:2020年4月11日(土)午後2:00~4:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」(阪急岡本西へ1分)

講師:丹羽博之 大手前大学総合文化学部教授

テーマ:杜甫「絶句」 「山青花欲然」

江碧鳥逾白 山青花欲然

今春看又過 何日是帰年

資料代:1,000円 事前に参加ご予約下さい

主催:日中友好協会兵庫県連合会 ☎078-412-2228

異なる発見があった「中国歴史と文化を知る講座」

文字を学ぶ楽しさを知り、漢字の見方が変わった!

2月16日に開催された「『中国歴史と文化』知るを楽しむ講座」は県外からの参加もあり盛況でした。先ず、白川文字学を研究されている藤田美佐子さんが「漢字3000年の歴史」と題して講演、「いなびかりは、天から神からの御告げである」。1899年殷墟で発見された甲骨文字を示し、その後、西周・金文、秦・篆書、漢・隷書と時代とともに変化、東晋の書家・王羲之が「蘭亭序」の序文に書いた行・草・楷などの美しい書体となった漢字の歴史を「神」の文字で変化を説明、ボードに書きながら紹介しました。甲骨文字が発見され、それまでの文字学が根底から見直されることとなった。1900年以上正しいとされてきた説を変えることは容易ではない。確かな証拠が必要となる。昭和の時代に学んだ文字学は「説文解字」によるものです。中国は1956年「漢字簡化法案」が公布され、簡化字(簡体字)となる。台湾は繁体字であるが、日本は戦後(1946年)当用漢字ができ、舊(旧)字体が使われなくなり、現在は常用漢字2136字となっている。

続いて前田清協会県連会長が、「漢字2000年のおつきあい―ヤマト民族は漢字が嫌いだった?」と題し講演、殷時代の甲骨文字に始まり、「文字の発明は文明に明るい面と、文字には魔性があり、霊力がある」との伝説を紹介し、明代には文字を書いた紙や印刷物を❛火葬❜する焼却炉「惜字炉」で❛火葬❜していた、炉は現在も残っているという。

漢字が日本に伝来し、使用するまでに600年もかかったのは何故か、古代ヤマト民族には「八百万の神」「言葉にも言霊(ことだま)がある」という思想があった。日本の神話に「文字文化」は出て来ない。620年に日本人が書いた「天皇記」と「国記」(漢字本)が記録に残っている。日本に伝わった漢字はその後日本人により加工され固有語を当てはめた日本独特の「訓読み」が現れた。カタカナやひらがながつくられ、近代には日本人がつくった「日本漢字」(和製漢語)が誕生したと、日本における漢字の歴史を語りました。(写真は講演する藤田美佐子さん 2月16日神戸市内)

宋代の詩人・林和靖の詩を読む

林和靖の詩は日本文学に影響

林逋(967~1028)は和靖先生とよばれ、杭州(浙江省)の西湖のほとりに住む隠者でした。梅の清らかさと鶴の気高さを愛し、自身も、清く気高い一生を過ごしました。2月の「漢詩を読む会」で紹介された「山園小梅」は、山の庭に咲く、小さな梅の花を詠じたものですが、林逋の梅に対する愛情がにじみ出ているような作品です。

山園小梅     山園の小梅

衆芳揺落独喧妍  衆芳揺落するも独り喧妍たり

占尽風情向小園  風情を占け尽して小園に向かう

疎影横斜水清浅  疎影横斜して水清浅

暗香浮動月黄昏  暗香浮動して月黄昏

霜禽欲下先偸眼  霜禽下らんと欲して先ず眼を偸み

粉蝶如知合断魂  粉蝶如し知らば合に魂を断つべし

幸有微吟可相狎  幸いに微吟の相狎しむべきあり

不須檀板共金尊  須いず檀板と金樽とを

講師の丹羽博之教授から、林和靖が白楽天の影響を受けていることや生涯独身であったこと、彼の詩が松尾芭蕉や一休の詩句にも影響を与えていたことなどについて紹介がありました。また宋代の詩(宋詞)の特徴について説明を受け、「憶江南」(江南を憶う)其の一、二、三の三首を読みました。

次回「漢詩を読む会」は4月11日(土)午後2:00~4:00

3月の中国茶講座は「白茶」

3月18日の「中国茶講座」は中止します。

参加を予定されていた方々には誠に申し訳けありません、コロナウイルス感染拡大を受けての判断ですご理解下さい。

数種類の「白茶」を紹介します

「一年茶・三年薬・七年宝」と言われる白茶は漢方薬としても使われ、抗菌作用、抗酸化作用、免疫力アップの他、様々な健康効果があります。季節の変わり目の体調管理に白茶を取り入れてみませんか?3月の講座では数種類の白茶を紹介します。

日時:2020年3月18日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会「岡本教室」(阪急岡本駅南を西へ1分)

講師:神田貴子 高級茶芸師 高級評茶員

定員:15名 事前にご予約下さい。

参加費:1,000円(茶菓子、中国茶のお土産付き)

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

2020年度中国語講座受講者募集!

4月13日(月)~17日(金)全10クラス開講

2020年度前期(第65期)中国語講座が4月13日(月)~17日(金)、初級~上級までの全10クラス開講します。「中国語を学ぶ会」は新規受講者募集を始めています。言葉は意思疎通の最良の方法です、この機会にぜひご入講下さい。

開講日程

初級Ⅰ 4月17日(金)午後6:30

初級Ⅱ 4月14日(火)午前10:00 夜間18:30

中級Ⅰ 4月13日(月)午前10:15 夜間18:30

中級Ⅱ 4月15日(水)午前10:00 夜間18:30

中級Ⅲ 4月16日(木)午前10:15 夜間18:30

上 級 4月17日(金)午後1:30

※初級Ⅱ、中級Ⅰ、Ⅱ、Ⅲは午前クラスと夜間クラスがあり、講師は異なります。

クラス見学は3月第2週まで全クラス可能です。

詳しい「ごあんない」は、来所頂くか下記へ電話、メールでご請求下さい。

日本中国友好協会兵庫県連合会「中国語を学ぶ会」

Tel&Fax(078)412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net 

2020年「摂津岡本梅まつり」

梅の名所として知られる神戸・東灘区の岡本梅林公園の梅が寒風の中、春の香を漂わせ赤やピンク、白の花びらを咲かせています。現在(1月31日)全体の6割ほどの木が咲いて見ごろを迎えています。今年は昨年より10日ほど早く咲き出し始めました。(上の写真は1月31日撮影)

「摂津岡本梅まつり」

日時:2020年2月23日(日)午前10時~午後3時

場所:岡本梅林公園(阪急岡本駅から西へ約8分、JR摂津本山駅から北西へ約10分。公園には駐車場はありません)

雨天決行 甘酒1000人分ふるまわれます

当日、各所で梅ガイドによる説明があります。梅パン・梅関連商品の販売も行われます。

主催:岡本梅まつり実行委員会

協力:東灘区役所 岡本梅林公園管理会 梅一つ火会 岡本商店街振興組合

(下は岡本梅林公園からの眺め、岡本商店街振興組合HPより)

 

百科検定に向け中国を知る学習会

中国を正しく理解するために連続開催!

3月20日(金・祝)に実施される第8回中国百科検定に向け学習会を連続開催しています。中国を正しく理解し、日中両国民の相互理解を深め、絆を強めていくことは真の日中友好につながることになります。中国の地理・歴史、政治・経済・文化などをテーマに学びます。お誘い合わせてご参加下さい。

  • 2020年2月10日(月)午後2時~4時 「政治・経済」
  • 2020年2月24日(月)午後2時~4時 「中国文化」
  • 2020年3月9日(月)  午後2時~4時 「地理・歴史」中止!

会場:何れも 日中友好協会兵庫県連合会会議室

参加費:200円

主催:日中友好協会兵庫県連合会 ☎078-412-2228

2020南京町第32回春節祭賑わう

獅子舞や変臉、雑技などの演技に歓声上る!

神戸南京町第32回春節祭が1月24日(金)~26日(日)の3日間、神戸の中華街・南京町商店街で盛大に開催され多くの観光客で連日賑わいました。南京町広場の特設舞台では神戸華僑総会舞獅隊の獅子舞や東京中国歌舞団の変臉(変面)、雑技、中国の歌、踊り、太極拳などが次々と登場し、舞台を取り囲む沢山の見物客の目の前で演じる妙技に歓声と拍手がわき起こりました。

今年は、神戸の異人館で知られる北野町でも連携開催され、風見鶏の館前広場や北野異人館街でも1月25日と26日の両日、神港橘高校龍獅団や神戸中華同文学校舞獅隊の獅子舞はじめ中国民俗舞踊、音楽、花架拳、太極拳、変臉などの演技が披露され春節を賑やかに祝っていました。

神戸南京町では、旧歴の正月に合わせ、1987年(昭和62年)から春節をアレンジし「春節祭」として開催が始まりました。南京町商店街の店先には湯気が上る包子や饅頭、粽などが盛りだくさん並べられ美味しそうな匂いに多くの観光客が足を止めていました。第32回南京町春節祭は春節祭実行委員会が主催、兵庫県、神戸市、(一財)神戸観光局の後援で開催、折からの新型コロナウイルス肺炎の広がりで人出が心配されましたが、各所に消毒スプレイを設置するなどの対策が取られ、連日多くの人びとで賑わいました。(写真は南京町広場で1月25日撮影)