加古川で「中国を知る学習会」

加古川支部が4回連続の学習会を企画

2018年12月9日(日)、加古川市の東播磨生活創造センター(加古川総合庁舎)で第5回「中国百科検定」を実施するにあたり、日中友好協会加古川支部は、4回連続の「中国を知る学習会」を開催します。百科検定受験に関係なく、中国の各分野を詳しく知る機会として多くの方の参加を呼びかけています。どなたでもご参加頂けますのでお誘い合わせてお越し下さい。

● 9月14日(金)18:00~20:00 地理・民族宗教・世界遺産

● 9月22日(土)14:00~16:30 政治と法・経済と産業

●10月12日(金)18:00~20:00    古代文明・中世・近現代史

●11月24日(土)14:00~16:30     文化・芸術・風俗習慣

会場:サンライズビル5F 市民団体室 JR加古川駅南すぐ(南東側) 

会費:1回 500円

連絡先:日中友好協会加古川支部  ☎090-8753-5972(前田)

「加印平和のための戦争展」300人が参観

「3万人廠窖大虐殺」現地取材の写真を展示

第19回「加印平和のための戦争展」が8月11日~13日に高砂市文化会館で開催され市民300人以上が参観しました。実行委員会に加盟している日中友好協会加古川支部は、展示で日中戦争コーナーを担当、柳条湖事件(満州事変)以降の写真などを展示。

1943年、太平洋戦争期最大と言われる中国湖南省北部の揚子江(現・長江)南部で日本軍が行った「江南殲滅作戦」(4月~6月)の第1期作戦(同年5月)で、中国軍の敗残兵、地元住民、他地域からの避難民合わせて3万人以上が犠牲となった「廠窖大虐殺」事件を取り上げました。この事件は日本では殆んど知られていません。中国には日本軍侵略の爪痕が今なお各地に残っています。

2014年4月と12月、現地(湖南省益陽市南県廠窖鎮)を協会員が訪れ、被害者のべ8人から証言を聞き、地元の事件研究者からは長年の調査記録の詳細を聞き、虐殺が行われたとされる現場や犠牲者の遺骨が発見された千人坑、今も行われている国家考古学者による遺骨発掘作業の様子などを収めた写真を多数展示し、前田清加古川支部長が参観者に説明し質問に応えました。最終日の13日午後、高原脩支部事務局長が自作の詩三編を朗読しました。

中国外交史のなかの日本-隋時代

「中国歴史」を学ぶ新シリーズ「中国外交史の中の日本」第7回が、日中友好協会加古川支部主催で7月28日(土)午後、加古川市内で開催され20人が参加しました。

今回の主テーマは「隋時代」で、隋王朝の外交と遣隋使の話題を講師の来村多加史阪南大学教授が手づくりのテキストをもとに、質疑応答も含め2時間半にわたり講演、約1400年前の隋と高句麗・百済の朝鮮半島と日本の推古天皇、聖徳太子、小野妹子の時代の交流を振り返りました。

来村教授は、隋の外交年表や「隋書」の高句麗伝、百済伝、新羅伝で解りやすく隋王朝と朝鮮半島三国の動向を説明。また「隋書」倭国伝と日本書紀で小野妹子などの遣隋使の様子を説明。特に607年の「国書」ー「日出る処の天子、書を日没する処の天子・・・」について、「国書の冒頭に使うべき表現ではなく、煬帝皇帝の心証を害するもので、外国の王が自らを『天子』と名乗ることは、中華思想ではありえない」と解説しました。

 さらに来村教授は、推古時代の大阪平野や瀬戸内海、隋時代の朝鮮半島と大陸のルートを歴史地図をもとに、遣使小野妹子の朝貢と従者の帰国の様子をエピソードを交えて詳しく説明。交流の実態をリアルに学びました。次回、唐時代が楽しみなどの感想が寄せられました。(加古川支部)

中国の「地理・民族・宗教と歴史」を知る学習会

日中友好協会加古川支部は、7月8日(日)午後、「中国を知る学習会」を加古川サンライズビル会議室Bで開催。当日は西日本豪雨災害の影響で開催自体危ぶまれましたが。天候が回復するなか15人が参加しました。

大西広慶応義塾大学教授が、「中国百科検定」対策を兼ね、中国「地理・民族・宗教+歴史」と題して、大づかみに「中国の基本」を手づくりテキストとスクリーンを使って、2時間タップリ時間を使って解説、習近平体制についても質問に答え、「中国の基本と事実をしっかりつかむ」重要性をわかりやすく話しました。第5回「中国百科検定」は12月9日に大阪で、第6回は2019年3月21日(祝)に神戸の兵庫県民会館でも実施します。

日中友好協会兵庫県連合会は中国百科検定「問題集」(増補版含む)を扱っています。ご希望の方は下記へご連絡下さい。

日本中国友好協会兵庫県連合会 ☎&Fax:078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

中国外交史の中の日本

テレビでお馴染みの来村多加史阪南大学教授が―隋王朝時代をテーマに講演します!

東アジアを視点に古代中国と日本の歴史を学ぶ講座です。隋王朝は、科挙制度など急激な変革、大運河、外征などで、30年で倒れたが、続く唐王朝に続く歴史を開いた。日本との関係では「遣隋使」で知られます。どなたでも参加できる講座です、お気軽にご参加下さい。

  • 日時 2018年7月28日(土)午後2時~
  • 会場 東播磨生活創造センター「かこむ」1F講座研修室 (JR加古川駅を南東へ徒歩約6分)

講演 来村多加史 阪南大学教授

資料代1,000円 大学生800円 高校生以下無料

主催 日中友好協会加古川支部 ☎079-427-2225

中国を知る学習講演会

加古川市で「中国を知る学習講演会」を開催します!

中国の地理・民族・宗教・歴史について慶応義塾大学の大西広教授を招き学習します。中国を正しく知るための楽しくて役に立つ学習講演会です、どなたでも参加できますのでお気軽にご参加下さい。

  • 日時 2018年7月8日(日)午後3時~5時
  • 会場 サンライズビル5F 会議室B(JR加古川駅南東すぐ)
  • 講師 大西 広 慶応義塾大学教授
  • 資料代 500円
  • お問い合わせは下記へ

主催:日本中国友好協会加古川支部 ☎079-427-2225(高原)

中国はどこへ行く

日中平和友好条約締結40周年記念「現代中国問題公開講演会」

中国はどこへ行く―習近平体制は 「一帯一路」は?

  • 日時:2018年4月29日(日)午後2時~4時30分
  • 会場:東播磨生活創造センター1F 講座研修室
  • 講師:井出啓二 立命館大学名誉教授

資料代 1,000円

主催 日本中国友好協会加古川支部 ☎079-427-2225(高原)