講演「日中の祖国を持つ小日本人の苦難」

協会西宮支部が総会と記念講演会を企画

日中友好協会西宮支部は、「記念講演会」を開催します。記念講演会終了後に2020年度支部総会を開催します。記念講演会はどなたでも参加できます。会場は、150人定員でゆったりと距離を保ち安心して参加できます。参加に際してはマスク着用をお願い致します。

日時:2020年8月30日(日)12:30~

会場:西宮市立勤労会館4F第8会議室(150人収容)

JR西宮駅南へ5~6分(松原町2-37)

記念講演:河野文江さん(中国残留婦人二世)

「あの戦争とは 平和とは 国とは・・そして私たちの現実と展望」

河野文江さんは、混血の私が背負う宿命が苦難にあることを気づかせたのは「文化大革命」だった。と苛酷な自身の体験を語ります!

1951年9月、中国人で満州警察官をしていた父と残留日本婦人である母との間にハルピンで生まれた。1966から始まった「文化大革命」に女子学生紅衛兵として参加。1968年、青年下放運動で酷寒の中ソ国境地帯の囚人の労改刑務所の農場で重労働に従事。

1972年、故田中角栄元首相の訪中、日中国交を機に、1974年に母、弟と共に帰国。貿易会社に勤務しながら日本語、英文タイプを学び通訳の仕事に従事する。1979年に7年間交際してきた中国人と上海で結婚、二児を出産。

1982年、和歌山市と友好都市になった済南市の代表が来和の際、市の依頼で通訳を務めた。1991年、離婚し二人の子を連れて自立。1995年1月、阪神大震災で半壊の被害を受ける。その後、貿易会社勤務、通訳として活躍。(オンタイムズ発行「ハルビンの空」より)

主催:日本中国友好協会西宮支部 ☎0798-38-8081

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