16.5万キロ!

2025年、鉄道「十四五」計画がついに完了

2025年、中国の鉄道「十四五(第14次五カ年計画)」が無事に最終年度を迎え、全国の鉄道営業距離は 16.5万キロ に到達しました。
そのうち 高速鉄道は5万キロを突破。世界最大規模で、かつ高度に発達した高速鉄道ネットワークが完成しました。

「十四五」期間の主な成果
• 鉄道営業距離:14.63万キロ → 16.5万キロ(12.8%増)
• 高速鉄道:3.79万キロ → 5.04万キロ(32.98%増)
• 企業の経営効率が大幅に向上
• 旅客・貨物輸送量が大きく伸長
• 旅客輸送:162億人(「十三五」比 8.7%増)
• 貨物輸送:196億トン(同 24.1%増)
→ 鉄道輸送は「ボトルネックからの脱却」を果たし、需要に応えられる体制へと歴史的に転換。
• 鉄道技術・イノベーションが飛躍的に進化
• 代表例:復興号高速列車などの革新的成果
• 高速鉄道技術は国際的な標準をリード
• 中国の鉄道技術全体が世界トップレベルに到達
• 国鉄企業の現代的な経営体制が整備
• 市場化・法治化の改革が着実に進展
• ガバナンス能力が現代化へ前進
• 党による国鉄企業への指導が強化され、鉄道の高品質な発展が安定的に推進

「日中友好家族の会」設立式が神戸で開催

「日中友好家族の会」設立式が神戸で開催
国際結婚家庭がつながり、未来への交流を誓う一日

12月13日、神戸ポートピアホテルにて「日中友好家族の会」の設立を祝うつどいが開かれ、日本と中国にルーツを持つ家族や子どもたちなど、約100名が集まりました。会場は、久しぶりの再会を喜ぶ声や、初めて出会う家族同士の笑顔であふれていました。

■ 民間から信頼の架け橋を
会の代表であり俳優の堀内正美さんは、現在の日中関係に触れながら、
「こういう時期だからこそ、民間の私たちが人と人との交流を通じて信頼を築き、協力し合うことが大切です」
と力強くあいさつ。参加者からは大きな拍手が送られました。

■ 多彩な来賓が祝福
式典には、中華同文学校副校長、神戸山手グローバル中高校校長、南京町・老祥記の社長、大阪天保山文化館副館長、国際音楽協会理事長など、多方面から来賓が出席。
日中友好協会兵庫県連の兵頭理事長も祝辞を述べ、協会の取り組みを紹介しました。

■ 子どもたちの輝くステージ
つどいの後半は、子どもたちが主役に。
ショパンピアノコンクールに出演経験のある女子小学生の演奏は、会場を圧倒するほどの迫力。
さらに、子どもたちによる合唱やダンス、獅子舞が披露され、会場は温かい拍手に包まれました。
大阪在住の女性による「変面」も華やかで、参加者を魅了しました。

■ シンボルマーク投票も実施
会の象徴となるシンボルマークを、6つの候補から選ぶ投票も行われ、家族連れで楽しむ姿が見られました。

■ 記念撮影で締めくくり
最後は参加者全員で記念撮影。
新しいつながりが生まれ、未来への期待が感じられる、温かい設立式となりました。

新年のごあいさつ

2026年の新年にあたり、皆さまに心からのご挨拶を申し上げます。

昨年は、戦後80年・治安維持法100年など歴史的な節目の年でしたが、高市首相発言、中国軍機による危険な「レーダー照射」事件などを契機に、「日中関係」が急速に悪化しました。またロシアとウクライナ戦争、イスラエルのガザ攻撃、カンボジア・タイ紛争など世界各地で戦争が拡大している事実は、大変残念です。

こうした状況下でも、「平和のための戦争展」はじめ、「夢コンサート」、戦後80年を記念しての、「戦争展」とあわせ、空襲体験を語る会。満蒙開拓や残留孤児体験を聴く会などが開催され、おおきな反響をよびました。こうした支部の展示会や各種講演会・学習会の企画、開催、行事へのご参加など御支援ご協力有難うございます。

日本政府の閣議決定による「安保関連3文書」によって、中国を脅威とみなし、「専守防衛から、敵基地攻撃能力の保有と大軍拡」を宣言しました。これは米中対立下のもとで、アメリカの対中戦略に日本を巻き込む危険な事態にほかならず、憲法改悪に他なりません。まさに「『戦争する国』への歴史的転換」であり、「台湾有事」を日本有事にする危険を示しています。私たちは、あらためて安保関連3文書に断固反対を表明するとともに、日本とアジアの平和を脅かす「『台湾有事』にしてはならない」し、「台湾有事を日本有事にはしてはならない」決意です。同時に、ウクライナへのロシア侵攻による戦闘及びイスラエル・パレスチナ戦闘の即時停戦を求め、アメリカのイラン攻撃にも断固反対します。

いま中国には、世界の厳しい目が注がれ、大国となった役割と責任が求められます。日中友好協会は1950年創立以来の原点、「日中不再戦・平和友好」を基本に、「日中相互交流・相互理解」、「中国を知る」「百科検定への挑戦」などの学習活動をいっそう強める決意です。

また「中国語」講座、「太極拳教室」「漢詩講座」、「中国近現代史」学習会など、多彩な諸行事、楽しい文化活動の継続発展の活動の中で、「仲間づくり活動に大いに取組みましょう。

本年もいっそうのご支援と、ご協力をお願い致します。

2026年1月吉日

       兵庫県連合会会長 前田 清 

青と白のY999号、期間限定で運行開始!

青と白のY999号、期間限定で運行開始!
年越しを走る“氷雪の旅列車”が話題に**

12月28日、青と白の塗装が印象的な Y999次・氷雪観光列車 が、冬の名物「氷城」ハルビンを出発し、6日間の年越しツアーへと走り出しました。
SNSでは
「この列車に乗れば、新年の幸運が“久久(長く長く)”続きそう!」
と話題になっています。

■ 氷雪観光ブームに応える特別列車
中国鉄路ハルビン局は、冬の旅行需要の高まりに合わせ、
・漠河
・アブリ(亜布力)
・横道河子
など人気の雪景色スポットへ向かう列車を増発。
その中でも注目を集めているのが、今回の Y999次「悠享黒竜江・銀旅号」。
ハルビン、アブリ、アリ河、漠河という黒竜江省の代表的な雪の名所をぐるりと巡る、同省初の“氷雪環状観光列車”です。
全国各地から集まった約240名の旅客が、年末年始をまたぐ特別な旅を楽しんでいます。

■ シニアに優しい“適老化サービス”が充実
「銀旅号」は、シニア世代も安心して旅を楽しめるよう設計された観光列車です。
• 車内には滑りにくい手すりや注意表示
• 書籍コーナーや簡易KTVなどの憩いスペース
• 低糖・低塩の健康志向メニュー
• 荷物運搬サービス
• 健康相談、常備薬、AI健康チェック機器の搭載
乗客の平均年齢は60歳。
“安心して楽しめる旅”を支える工夫が随所に見られます。

■ 新年をまたぐ特別行程
―「Y999=悠久久(ゆうきゅうきゅう)」の縁起の良さも人気
列車は漠河に到着後、2026年元旦に折り返し、1月2日にハルビンへ戻る行程。
年越しを車内で迎えるという特別感が、旅の思い出をより深いものにしています。
列車番号の「999」は中国語で“久久(長く続く)”と同じ発音。
「幸せが長く続きますように」という願いが込められ、乗客からも好評です。

■ 旅を彩る多彩なイベント
車内では文化体験も盛りだくさん。
• 「我在黒竜江等你」など黒竜江ゆかりの名曲が流れる文芸車両
• 扇子踊り(秧歌)や切り絵などの民俗文化体験
• 凍梨、花紅果、凍柿子など東北名物のおやつ
移動時間そのものが“旅の楽しみ”になるよう工夫されています。

■ 氷雪の絶景を一気に巡る環状ルート
● アブリ(亜布力)
アジア冬季競技大会の会場にもなった本格スキーリゾート。
● 中国雪郷(スノータウン)
牡丹江市南西部に位置し、豪雪で知られる冬の人気観光地。
● アリ河(阿里河)
興安嶺の深い森に囲まれ、オロチョン族の文化や冬の森の風景が楽しめる地域。
● 漠河
中国最北端の都市。
北極沙洲、最北郵便局など“最北スポット”巡りが人気で、「水を撒くと一瞬で凍る」体験もできます。
そして旅の起点となるハルビンは、
・氷雪大世界
・中央大街
・巨大な“雪だるま”のフォトスポット
など、冬の観光地として国内外から注目を集めています。

■ 氷雪は“金山銀山”
シニア旅行は“温かい経済”
Y999号が運ぶのは、長く続く幸せの願い
冬の旅が盛り上がる中、シニア世代の旅行需要も大きな力になっています。
「悠久久」の名を持つこの列車が、乗客一人ひとりの“幸せな目的地”へ向かって走り続けます。
この冬、あなたはどこへ旅したいですか。

中国の高速鉄道、営業距離5万キロを突破

中国の高速鉄道、営業距離5万キロを突破
──「高鉄がつくる豊かな暮らし」が現実に

2025年12月26日、西安〜延安間の高速鉄道が開業し、中国の高速鉄道(高鉄)の営業距離はついに5万キロを超えました。「高鉄が豊かな生活をつくる」「高鉄に乗って中国を旅する」という言葉が、いまや広く共有されるようになっています。
「十四五」期間(2021〜2025年)には、高鉄ネットワークの規模や品質、設備の近代化が大きく進み、技術力は世界の標準をリード。旅客サービスの向上や産業への波及効果も顕著で、中国式現代化を支える重要な基盤となりました。

1. 世界最大規模の高速鉄道網が完成
この5年間で、中国は1万2千キロの新線を開業し、全国の高鉄総延長は5万キロを突破。
2020年末と比べて約32%増加しました。
• 128の県が新たに「高鉄時代」へ
• 「八縦八横」ネットワークがさらに充実
• 500km圏は1〜2時間、1000km圏は4時間、2000km圏は8時間で移動可能に
都市間の人・モノ・情報の流れが加速し、地域経済の一体化が進んでいます。現在、高鉄は**人口50万以上の都市の97%**をカバーし、営業距離は世界1位です。

2. 輸送力とサービスが大幅に向上
高鉄は今や中国の旅客輸送の主力です。
• 動車組(高速列車)5233編成
• うち「復興号」2248.75編成(大幅増)
• 旅客の**80%**を高鉄が輸送
• 1日平均9346本運行、936万人が利用
• ピーク時は1日1600万人が移動
また、12306オンラインチケットシステムの強化、電子チケットの普及、定期券・回数券の導入、ネット注文の車内受け取り、ペット輸送、シニア向けサービスなど、利便性が大きく向上しました。
さらに、高鉄のネットワークを活かした高速宅配サービスも拡大し、最短4時間の「高鉄急送」は182都市に広がっています。

3. 高鉄技術は世界の新基準に
中国は産学研の連携を強化し、独自の高鉄技術体系を構築しました。
• 「復興号」をはじめとする多くの技術成果
• CR450試験車が登場(2024年)
• 走行性能・省エネ・静粛性などで世界トップ
• 試験で時速896kmの相対交会速度を記録
• 国際標準化にも積極参加(UIC・ISO・IECで300件以上)
これにより、中国の高鉄技術は世界的な影響力を高めています。

4. 国家戦略と地域発展を強力に後押し
高鉄は、国家の主要戦略を支える重要インフラとして機能しています。
• 京津冀、長三角、粤港澳大湾区などの一体化を促進
• 西部開発、東北振興、中部崛起などを支援
• 辺境・少数民族地域・旧革命区の交通改善
• 産業チェーンの拡大で経済を牽引
環境面でも効果は大きく、同距離の移動で
• エネルギー消費は飛行機の約18%
• CO₂排出は飛行機の6%、自動車の11%
「十四五」期間のCO₂削減効果は約1444万トンと試算されています。

5. 世界の高速鉄道発展に中国の知恵を提供
中国は「一帯一路」を通じて高鉄技術を海外にも展開しています。
• インドネシア・ジャカルタ〜バンドン高鉄
• 所要時間が3時間→46分
• 旅客1300万人超
• 匈塞鉄道(セルビア区間)
• EU規格と接続し、バルカンで初の高鉄に
• チケットシステムはインドネシア、ラオス、セルビア、スリランカでも活用
高鉄は国際協力の象徴となり、多くの国の移動を変えつつあります。

今後の展望
中国国家鉄路集団は、今後も世界一流の鉄道企業をめざし、
• より安全
• より高速
• よりスマート
• より快適
• より環境に優しい
高鉄ネットワークの構築を進める方針です。

全国的に知られる北京駅、旅客に“文化の贈り物”

全国的に知られる北京駅、旅客に“文化の贈り物”
12月11日、北京駅第八待合室の「文化驛站」展示スペースで、
「中華の至宝——民族文化宮所蔵 文物・古籍 精選写真展」
が正式にスタートしました。
南北から訪れる旅客に、気軽に楽しめる文化のひとときを届けています。
今回の写真展は、北京駅と民族文化宮が共同で企画したもので、展示期間は半年。今後は旅客の声を参考にしながら、内容を随時更新していく予定です。
展示されているのは、民族文化宮が所蔵する貴重な文物の写真。民族衣装、工芸品、楽器など多彩なジャンルが並び、各写真には丁寧な解説が添えられています。待ち時間に、さまざまな民族文化の魅力に触れられるのが特徴です。
待合室は、教育的で文化的な雰囲気あふれる空間へと変身。
旅客からは
「これまではスマホを見るだけだったけれど、こんな展示があると楽しいし勉強にもなる」
「民族衣装の写真がとてもきれいで、つい撮影してしまった」
と好評の声が上がっています。
北京駅の担当者は、
「サービスに文化要素を取り入れ、駅を伝統文化発信の窓口にしたい」
と語り、従来の美術館という枠を超え、質の高い展示を旅客のすぐそばに届ける取り組みだと説明しています。

“文化駅”づくりの象徴として
北京駅は、駅舎そのものが国家級の重要文化財であり、都市文化を象徴する存在です。
建物の一つひとつに歴史が宿り、現代的な設備と調和しながら、旅客を魅了しています。
一階の待合ホールに入ると、まず目に入るのが水色の巨大なクラシック調ドーム天井。
12基のクリスタルシャンデリアが輝き、柱の壁灯は花のように、あるいは聖火のように光を放ちます。
どこを見ても優雅な雰囲気が漂います。
昨年からは「アートホール再生プロジェクト」が始まり、李苦禅《盛夏図》、王子武《春風着意》、王雪涛《松鶴図》、霍春陽《梅花》など、修復を終えた名家の作品複製25点を、待合室ごとにテーマを変えて展示。
駅の空間に自然に溶け込み、旅客が中国伝統美術の魅力を感じられるよう工夫されています。

第八待合室の新しい魅力
第八待合室は、花園風の座席や多様な観葉植物が配置され、落ち着きと活気が共存する空間に。
カフェの香りが漂い、商業スペースと駅舎の美学が調和しています。
さらに、待合室の奥からは明城壁遺跡を望むことができ、旅の質を一段と高めています。
また、「文化驛站」展に加え、「時光列車」展示スペースも設置。
毛沢東主席が書いた駅名の手稿写真をはじめ、貴重な写真資料や古い鉄道グッズが並びます。
古い切符、模型、写真などを通して、中国鉄道の歩みを間近に感じられるコーナーです。

文創グッズも人気
北京駅は「鉄道×北京文化」をテーマに、都市の記憶と鉄道の情緒を融合させた文創商品も展開。
旅客から高い人気を集めています。

北京駅に立ち寄る機会があれば
待ち時間を利用して
展示を眺め、名画に触れ、
旅の途中で文化の魅力を味わってみてはいかがでしょうか。

中国近代史学習会を開催

蒋介石と毛沢東の生涯に迫る
11月22日、西宮で月例の「中国近代史学習会」が開かれ、3名が参加しました。今回のテーマは、中国近代史に大きな足跡を残した 蒋介石 と 毛沢東。二人の生い立ちや家族について学び、歴史の人物像をより身近に感じる時間となりました。

📖 学習内容
• 蒋介石と毛沢東、それぞれの幼少期や家庭環境を紹介。
• 二人とも生涯で4度の結婚を経験しているという興味深い事実に、参加者から驚きの声も。
• 家族や結婚の背景を通じて、彼らの人間的側面に触れることができました。

👥 学習会の雰囲気
少人数ながら、参加者同士で意見を交わしながら進められ、和やかな雰囲気の中で学びが深まりました。歴史の大人物を「政治家」としてだけでなく「一人の人間」として捉えることで、理解が一層広がったとの声もありました。

🔜 次回予告
次回は、いよいよ 蒋介石と毛沢東の政治闘争 に焦点を当てます。
• 二人が歩んだ激動の歴史
• 国共内戦や中華人民共和国成立に至るまでの道のり
• 政治的な対立が中国社会に与えた影響
これらを学びながら、中国近代史の核心に迫ります。

📅 開催予定:12月26日(金)14時~16時

✨ まとめ
今回の学習会では、蒋介石と毛沢東の「人となり」に触れることで、歴史をより立体的に理解することができました。次回は政治闘争という大きなテーマに挑み、さらに深い学びの場となることでしょう。

中国音楽界の泰斗・劉詩昆、日本で《我的祖国》を演奏へ

中国音楽界の泰斗・劉詩昆、日本で《我的祖国》を演奏へ
――2026年華人春節晩会予告
2026年の春節は例年より少し遅く訪れます。世界各地の華僑・華人はすでに待ちきれない様子で、自分たちの祝賀イベントの準備を進めています。1月31日、東京・グランドプリンスホテル新高輪で開催される「全日本華僑華人春節晩会」には、特別なゲストが登場します。国際楽壇で高い評価を受ける著名ピアニスト、86歳の劉詩昆です。

劉詩昆とは
1939年天津生まれ。中国を代表するピアニスト、作曲家、音楽教育家であり、新中国初期から国際舞台で活躍してきました。1950年代から世界各地のコンクールや交流の場に登場し、2023年にはニューヨークで「アジア最杰出芸人終身成就賞」を受賞しました。

日本との縁
劉詩昆の日本での演奏歴はあまり知られていません。1979年、東京文化会館でリスト《ピアノ協奏曲第1番》を披露し、大きな反響を呼びました。そこで彼は日本を代表する指揮者・小澤征爾と親交を深めます。翌年にはボストン交響楽団の来日公演で共演し、その録音は世界的にヒットしました。
その後も全日本ピアノコンクールの審査員を務め、東京での音楽会に度々出演。近年では坂本龍一の名曲を東京タワーのそばで演奏するなど、中日音楽交流の証人であり続けています。

春節晩会での演奏曲目
今回の舞台で劉詩昆が披露するのは、《我的祖国》と《让我们荡起双桨》の二曲です。
• 《我的祖国》
1959年、新中国成立10周年記念の人民大会堂で初めて演奏して以来、60年以上にわたり彼の代表的な愛国曲となっています。近年モスクワでの演奏映像がネットで大きな話題となり、億単位の再生回数を記録しました。日本の舞台でこの曲を奏でることは、彼自身の祖国への思いを改めて示すものです。
• 《让我们荡起双桨》
在日華裔青少年との共演による映画音楽の名曲。多くの海外華人にとっては子どもの頃の記憶であり、郷愁を呼び起こす歌です。次世代が文化を受け継ぐ姿を象徴する演奏となるでしょう。

意義と期待
今回の春節晩会は、全日本華僑華人社団連合会が主催する日本最大級の華人イベントです。劉詩昆は「世界の舞台に立っても、私は常に中国人であることを忘れない」と語り、音楽を通じて祖国と海外華人をつなぐ役割を担っています。
彼の演奏は、在日華僑華人のみならず、世界中の華人にとって心温まる新年の贈り物となるでしょう。

日本のうたごえ祭典 in 神戸・ひょうご

日本のうたごえ祭典 in 神戸・ひょうご
音楽と舞が響き合う3日間 ― 日本満開・万響祭

11月22日から24日まで、神戸の地で「日本のうたごえ祭典」が開催されました。全国から集まった出演者と観客が、音楽と舞を通じて心をひとつにし、感動に包まれる3日間となりました。

🎵 第1日目(11月22日) ― 万響祭
初日は「全国・兵庫県和太鼓と民舞のまつり―万響祭」。
• 力強い和太鼓の響きに笛や鐘が重なり、会場全体が大きなうねりに包まれました。
• 兵庫をはじめ全国各地からの出演者が舞台に立ち、地域ごとの特色ある演奏と舞が披露されました。
• クライマックスは石見神楽「大蛇舞」。6匹の大蛇が舞台狭しと暴れ回り、スサノオノミコトとの対決は迫力満点。観客は息をのむように見守り、最後に大蛇の頭が切り落とされる場面では大きな拍手が湧き起こりました。
この日の舞台は、まさに「日本文化の力強さ」を体感する時間となりました。

🎶 第2日目(11月23日) ― 特別音楽会「夜明けだ」
二日目は合唱を中心とした音楽会。
• 兵庫のうたごえ合同が「波よひろがれ」を披露し、平和を願う歌声が会場に広がりました。
• 日本のうたごえ合唱団は夢のある4曲を演奏。新曲「朝の空気を吸い込んで」は、この曲を歌う合唱団が結成されるほどの注目を集めました。
• 荒木栄のニューアレンジ3曲も披露され、世代を超えて歌い継がれる音楽の力を感じさせました。
さらに、舞台を彩ったゲストや演出も印象的でした。
• ギタリスト松野迅さんの演奏は、繊細で力強く観客を魅了。
• 桂春蝶さんの軽妙なトークで会場は笑いに包まれ、音楽と笑いが一体となった空間に。
• リピート山中さん作詞・作曲「兵庫五国アレソレ音頭」は花柳流の振り付けで紹介され、観客の手拍子が会場いっぱいに響き渡りました。
• 「桂雀三郎 with まんぷくブラザーズ」や女性アカペラグループ「クィンズ・ティアーズ・ハニー」の演奏も加わり、バラエティ豊かなプログラムで観客を楽しませました。
この日は「歌声の力」が存分に発揮され、観客の心を温める一日となりました。

🎼 第3日目(11月24日) ― 大音楽会
最終日は新装の「ジーライオンアリーナ神戸」で開催。
• 広々とした会場に大勢のゲストが集まり、壮大な音楽会が繰り広げられました。
• フィナーレにふさわしい舞台は、出演者と観客が一体となり、祭典の締めくくりを華やかに飾りました。

✨ 祭典の意義
この「日本のうたごえ祭典」は、単なる音楽イベントではなく、地域と世代をつなぐ文化交流の場でもあります。
• 和太鼓や神楽といった伝統芸能から、合唱やアカペラといった現代的な音楽まで、多彩なプログラムが融合。
• 全国から集まった人々が、音楽を通じて平和や希望を共有しました。
• 神戸という港町で開催されたことも象徴的で、開かれた文化交流の場としての役割を果たしました。

🌸 まとめ
3日間にわたる祭典は、伝統と現代、笑いと感動が交錯する「日本文化の祝祭」でした。和太鼓の響き、合唱の歌声、神楽の迫力、そしてゲストの演奏やトークが一体となり、観客に忘れられない時間を届けました。
次回の開催が待ち遠しくなるような、心に残る祭典でした。

茉莉花茶の会例会(西宮支部)報告

茉莉花茶の会例会(西宮支部)報告
11月9日開催 ― 中国茶を楽しむひととき

🍵 11月9日、西宮支部の「茉莉花茶の会」例会が開かれ、講師の宋敏さんを含め7名が参加しました。今回は バラ茶・ジャスミン茶・プーアル茶 の3種類を味わい、中国茶の奥深さを体験しました。

🌹 バラ茶
• バラの花びらを使った香り豊かな中国茶。
• 今回は乾燥ナツメを加え、香りと味わいが一段と引き立ちました。

🌼 ジャスミン茶
• 日本でも親しまれるようになってきたお茶。
• 中国では最もポピュラーで、日常的に飲まれているそうです。

🍂 プーアル茶
• 今回初めて登場した後発酵茶。黒茶に分類され、雲南省プーアル県が原産。
• 便秘や冷え性の改善、免疫力アップ、ダイエット効果などが期待されるとのこと。
• 熟成させるほど価値が高まり、数十年ものは非常に高価になるそうです。
• 宋敏さんが専用ナイフで固形茶葉を崩す様子も印象的でした。

🎤 宋敏さんのお話
中国でのお茶文化や日常のエピソードも交えながら、楽しい時間となりました。参加者同士の交流も深まり、毎回「お茶を通じて心が温まる会」となっています。

✨まとめ
今回の例会では、香り高いバラ茶、親しみやすいジャスミン茶、そして奥深いプーアル茶を通じて、中国茶の魅力を存分に味わうことができました。次回もまた、新しい発見と交流の場になることでしょう。