帰国者支援「生活講座」で素麺味わう

日本の夏の麺料理、帰国者と共に素麺を味わう

神戸市と明石市の委託を受け帰国者支援活動を続けている中国「残留日本人孤児」を支援する兵庫の会は、7月26日午後、神戸・岡本教室で、生活講座学習の一環として日本の夏の麺料理、「素麺」について紹介しました。猛暑の中、ボランティアスタッフが麺をゆがき、大葉・錦糸タマゴ・茗荷・シイタケなど9種の薬味を用意し、試食準備が整うまでの間スタッフが素麺のゆがき方、食べ方、ダシの作り方などについてプリントを配り説明しました。

参加した帰国者、スタッフ合わせて23人が氷水で冷やした素麺を椀に入れ、好みの薬味を加え味わいました。帰国者の一人は、こんな細い麺は中国で見たことはありません。これまでも、中国へ里帰りの際、素麺を土産に持参し、冷麺や汁麺をつくり食べたことがあります、とても美味しいですと話していました。

第19回「加印平和のための戦争展」

―再び戦争の道を歩まぬために―地域にある戦争の事実から学ぶ

戦後73年、戦後生まれの人たちが大半を占め、戦争体験者が少なくなる中、戦争の悲惨さや平和の大切さを語れる人たちが少なくなってきました。再び戦争への道を歩まぬために、過去の歴史から学び、平和な未来を子どもたちに伝えていきましょう。

展示日程:2018年8月11日(土)~8月13日(月)

11日・午後1時~5時、12日・午前9時~午後5時、13日・午前9時~午後4時

展示会場:高砂市文化会館 1F展示集会室

展示内容:加印地域の戦争遺跡・日中戦争に従軍した位田さんのアルバム・原爆写真・戦没者名簿・沖縄と基地・戦時中の遺品・尾上飛行場から飛び立った特攻隊員の血書・戦争ごっご・曽根天満宮の梵鐘など

講演会会場:高砂文化保健センター2F多目的室

◆8月11日(土)午後1時30分~

  • 平和の歌声 東播センター合唱団
  • 記念講演 「戦争ごっこ」午後2時~ 天尾宏氏

―旧日本軍最年少召集兵の戦争体験―

◆8月12日(日)午後3時~ 永井幸寿弁護士

  • 記念講演「憲法に緊急事態条項は必要か」

◆8月13日(月)午後1時30分~ 展示集会室

  • 「朗読劇」高原脩氏 日中友好協会加古川支部事務局長

主催:加印平和のための戦争展実行委員会

☎ 080-6158-2371 (菊本睦人さん)

後援:加古川市・高砂市・稲美町・播磨町、各教育委員会

「河南省の歴史と世界遺産の旅」間もなく締切

中国の歴史遺産とIT活用した現在の中国を見る絶好の機会

―中国ツアー説明会を開催―

7月22日(日)午後、日中友好協会兵庫県連合会企画の「河南省の歴史と世界遺産の旅―洛陽・登封・鄭州を巡る5泊6日の旅」(9月17日~22日)の旅行説明会が開かれ、すでに参加を申込まれた方やまだ決めていない方など15人が参加しました。

旅行取扱会社、(株)国際ツーリスト・ビューローのツアーコンダクター・宋敏さんが、ツアーコースや見学地について地図を示し説明、訪問先の気候・食文化・ショッピング・宿泊ホテルを紹介し、気候に合わせた服装や持参して役に立つものなどについてアドバイスし、参加者からの質問に応えました。

旅行を企画した日中友好協会兵庫県連は、7月22日現在の申込み者は15人で、さらに5人について確認中であることや、7月31日の締切日まで参加を呼びかけ、中国悠久の歴史と最先端のIT技術を活用した現在の中国の人々の日常などを間近で見学し、中国を正しく理解するする絶好の機会として、安全で楽しく役に立つ中国旅行にしようと、1人でも多くの参加を、と呼びかけています。

大豪雨から鉄道橋を守る

2018年7月11日午前、四川省内の大豪雨は涪江の水位を一気に上げました。宝鶏鉄路の涪江橋梁では封鎖警戒水位に達しました。建設以来最大の洪水の危機となりました。

中国鉄路成都局有限公司は応急指揮センターを立ち上げすぐに対策に乗り出しました。総重量8000トン近い2本の列車を臨時に仕立てて橋梁の自重を増やし、豪雨で橋脚などが押し流されないように対策を施しました。そして5時間あまりが経過し、水位は次第に下がり橋梁への被害もなく、西南部の鉄道大動脈の安全運行が確保されました。(中国鉄路総公司サイトより抜粋)

中国の「地理・民族・宗教と歴史」を知る学習会

日中友好協会加古川支部は、7月8日(日)午後、「中国を知る学習会」を加古川サンライズビル会議室Bで開催。当日は西日本豪雨災害の影響で開催自体危ぶまれましたが。天候が回復するなか15人が参加しました。

大西広慶応義塾大学教授が、「中国百科検定」対策を兼ね、中国「地理・民族・宗教+歴史」と題して、大づかみに「中国の基本」を手づくりテキストとスクリーンを使って、2時間タップリ時間を使って解説、習近平体制についても質問に答え、「中国の基本と事実をしっかりつかむ」重要性をわかりやすく話しました。第5回「中国百科検定」は12月9日に大阪で、第6回は2019年3月21日(祝)に神戸の兵庫県民会館でも実施します。

日中友好協会兵庫県連合会は中国百科検定「問題集」(増補版含む)を扱っています。ご希望の方は下記へご連絡下さい。

日本中国友好協会兵庫県連合会 ☎&Fax:078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

蘇州交響楽団 初来日演奏会

若手女流ピアニストと世界の若き精鋭たちの共演

2016年中国江蘇省蘇州市が中心となり、民間と共同で設立したオーケストラです。団員71名は、中国はもとより世界19か国からオーディションにより集められました。音楽監督・指揮者の許忠のもとに、幅広いレパートリーを提供しています。2017年に初めてヨーロッパツアーを行い、フランス・ドイツでも好評を得ました。2018年はシンガポール・台湾・日本でコンサートを行います。今後が期待できる中国のオーケストラです。

―日中平和友好条約締結40周年記念コンサート― 

神戸公演 8月14日(火)神戸国際会館こくさいホール  

開場:18:15 開演:19:00

  • 指揮:許 忠(Xu  Zhong)ピアノ:万 捷旎(Wan  Jenny)
  • 演奏:蘇州交響楽団 (Suzhou  Symphony  Orchestra)

料金:A:3,000円 B : 2,000円

◆東京公演:8月12日(日) 18:00 サントリーホール

料金:5,000円/4,000円/3,000円/2,000円

チケットの取扱い:イープラスでの取扱いは終了しました

8月7日以降は下記へお問い合わせ下さい。

お問合わせ先:日本楽友協会 

℡・03-6277-6521     Fax・03-6277-6541

サンライズプロモーション(東京のみ)0570-00-3337

チラシはこちらからダウンロードできます

中国茶講座・姫路

姫路支部が福建省へのツアーを前に中国茶講座

日中友好協会姫路は今年9月、烏龍茶の本場「福建省」をツアーで訪れます。ツアー説明会を開催するにあたり特別講座として、中国政府認定・高級茶芸師・高級評茶員の神田貴子さんを迎え中国茶の話や茶の入れ方、飲み方を実演して教えて頂きます。旅行に参加されない方も興味をお持ちの方はぜひお越し下さい。

  • 日時 7月28日(土)1:00~旅行説明会、2:00~中国茶講座
  • 場所 戸倉ビル2F(姫路市古二階町、割烹森富の東)

参加費 1,000円

お問合わせ ☎090-1131-0283(姫路支部・川口さん)

京津城際鉄路開通10周年

2018年7月5日、北京において京津城際鉄路(北京-天津都市間鉄道)開通十周年の祝賀行事が行われました。

その中で今後の展望について述べられました。

  • 今年8月8日より復興号で時速350キロ運転を行う
  • 2019年にスマート型復興号を京張高鉄に導入
  • 2020年に京雄高鉄開業
  • 今年4クール目から電子チケットの試験運用開始、来年から全国へ広めていく
  • 2019年17両編成の復興号を京沪(北京-上海)高鉄に導入

他にも高鉄列車内での旅客向けWi-Fiサービスの開始などが計画されています。(中国鉄路総公司サイトより抜粋)

8・15平和のつどい-DVD上映と講演

1945年8月15日は、日本がポツダム宣言を受諾し日本の降伏を国民に公表した日です。同9月2日は、日本政府が、ポツダム宣言の履行等を定めた降伏文書に調印した日です。兵庫の「語りつごう戦争」展の会は、この日を決して忘れず、二度と戦争の惨禍を繰り返さない強い願いで毎年「8・15平和のつどい」を開催しています。

  • と き 2018年8月15日(水)午後1:30~4:00
  • ところ 妙法華院2階本堂(神戸市兵庫区永沢町)
  • 講演:「沖縄が背負わされた問題を共に考える」
  • 講師:芳沢あきこ氏(基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会共同代表)
  • 資料代 500円(高校生以下無料)

主催:兵庫の「語りつごう戦争」展の会 ☎078-575-2608

国家級総合博物館「河南博物院」

発掘された考古文物を多数展示

中国河南省鄭州市にある河南博物院は中国国家級の重点博物館の一つとして有名です。その歴史は古く、1927年(民国16年)に鄭州東部の開封市に河南省博物館が建てられ、その後、何度か所在を変え、1961年に鄭州市に移されました。現在の新館は1998年5月に完成しています。

展示館の面積は一万余平方米、所蔵文物は14万点で、その内国家一級文物、二級文物が五千点余りあり、歴史文化芸術的価値は極めて高いと紹介されています(百度百科)。20世紀初頭に商丘・洛陽・安陽・開封・淅川・三門峡・輝県・新鄭などで発掘された有史以前の商周青銅器、歴代の陶器・磁器、玉細工器具など考古文物多数が館内に展示されています。

今年9月の「河南省の歴史と世界遺産の旅」5日目の9月21日に博物院を参観することになっています。