中国歴史講座「古代日本人の世界観」

来村多加史先生講演ー弥生人が見た中国ー

東アジアを視点に古代中国と日本の歴史を学ぶ講座は新しいシリーズに入ります。古来、日本人が中国とどう付き合ってきたかを、文献記録や考古資料で探り、現代の日中外交史を考える上での基本を追及します。

NHK歴史番組などでお馴染みの来村多加史先生の「中国歴史講座」です。中国の歴史を基本に、同時代の日本人=弥生人はどういう世界観をもっていたのか?わかりやすく、大好評の先生手作りのテキストによる講義で学びます。どなたでも参加できます。

日時:2021年2月27日(土)午後2時~4時30分(質疑応答含む)

会場:東播磨生活創造センター(かこむ)1F講座研修室

講師:来村多加史 阪南大学国際観光学部教授

資料代:1,000円、大学生800円、高校生以下無料

感染予防対策をして開催します。必ずマスク着用下さい!

コロナ感染拡大状況により変更になる場合がありますので、参加に際しては下記へご確認下さい。

主催:日中友好協会加古川支部 090ー8753-5972

2・11「建国記念の日」不承認兵庫県民集会

講演「戦争孤児から考える戦後75年」

「建国記念の日」は、元々天皇を神格化し、その政治を美化した戦前の「紀元節」を復活させたもので、「紀元節」の復活をねらう政府は、1966年に「紀元節」であった2月11日を「建国記念の日」と制定しました。2月11日を「建国記念の日」とすることには、何の科学的、歴史的根拠もありません。「建国記念の日」は主権在民を基本とする憲法の民主主義的原則に反し、歴史の真実を歪めるものです。

日時:2021年2月11日(木・祝)13:30~16:00

会場:神戸市勤労会館308号室

講演「戦争孤児から考える戦後75年」

本庄 豊さん  京都橘大学・立命館大学非常勤講師

平井美津子さん  大阪府公立中学校教員、大阪大学・立命館大学非常 勤講師

資料代:500円(学生無料) 参加定員120人

※新型コロナ対策をして開催、必ずマスク着用をお願いします!

2・11「建国記念の日」不承認 兵庫県集会実行委員会

連絡先:電話 078-341-6745

記念講演「コロナ禍の中の現代中国社会」

―監視社会論からの視点―Zoom視聴も可能

非核の政府を求める兵庫の会は2月13日に第35回総会を開催します。当日、神戸大学大学院・梶谷懐教授を迎え総会記念講演会が開催されます。講演会にはどなたでも参加できます。

コロナ禍が全世界に広がる中、アジア諸国と欧米との対応の差が目立ちます。その象徴が、発生源である武漢を皮切りに都市を封鎖し、人々の移動の自由を奪った上で、スマートフォンのアプリで個人情報を記録し徹底した感染対策を行った中国と、いくつかの都市を封鎖しながらも、感染対策を基本的に個人の判断に任せ、結果として世界最悪の感染拡大を招き、40万人に迫る死者を出しつつある米国という二大大国の対比でしょう。

本報告では、コロナ禍によって顕在化した、個人情報を利用した感染対策の徹底化とプライバシー保護との相克という問題を、功利主義と監視社会という切り口から考えてみたいと思います。

日時:2021年2月13日(土)14:30~16:30(総会は1:30~

会場:兵庫県保険医協会6階会議室

JR/阪神「元町」駅東口を南へ徒歩7分、兵庫県農業会館向かいの神戸フコク生命海岸通ビル6階(078-393-1833)

講師:梶谷 懐 神戸大学大学院経済学研究科教授

参加費:1,000円(会員は無料、Zoomも同様)

「Zoom視聴について」

メールの件名を「非核の会Zoom視聴希望」にし、本文に①お名前②電話番号③会員、非会員の区分、を記載の上、前日までに下記アドレスへ送信して下さい。案内メールを返信します。

Zoom申込用メールアドレス hikakunokai.hyogo@gmail.com

主催:非核の政府を求める兵庫の会

事務局:電話 078-393-1833

e-mail:yamakawa-t@doc-net.or.jp

第9回「中国百科検定」申込みは2月20日締切

第9回「中国百科検定」は3月20日(土・祝)実施

中国百科検定は、中国の歴史・地理・政治・経済・社会・文化・教育・スポーツなど多方面の知識関心を試すユニークな検定です。理解は中国国民との絆を強くします。中国力で可能性を広げましょう。第9回「中国百科検定」は全国20会場で実施されます。検定コースは初級、3級、2級、1級、特級の5コースです。どなたでも受験可能です。年齢、国籍の制限はありません。日本語での設問となります。

但し、1級の受験は2級合格が、特級の受験は1級の合格が条件となります。2級、3級、初級はどなたでも受験できます。併願はできません。

試験日/試験時間:2021年3月20日(土・祝)15:00~15:50

試験会場:兵庫県民会館10階 会議室「福」

受験申込期限:2021年2月20日(土)締切

第8回中国百科検定(2020年11月実施)で出題された3級問題の一例を参考までに紹介します。(問題は初級40問、3級2級1級は60問、特級40問)

・海南島の原住民は台湾と同じく漢族の進出後のその統治下にはいった者と入らなかった者が長らく区別されてきた。現在もなお海南島で人口の19%を占める民族は以下のどれか。

 ①リー(黎)族 ②チワン(壮)族 ③タイ(傃)族 ④キン(京)族

・中国の最高国家権力機関は全国人民代表大会であり、中国の最高国家行政機関として位置づけられているのは国務院である。では国務院の長は何か。

①国務院長 ②国務院総理 ③総統 ④内閣総理大臣

・中国人民政治協商会議は中華人民共和国成立の直前、1049年9月に第1回が開かれ現在も続いている。憲法上規定された国家機関ではないが、この会議の性質は何か。

①政党 ②商工会議所 ③労働組合 ④統一戦線

※払込取扱票(受験申込票)付リーフレットは下記へ請求して下さい。

日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax:078-412-2228

E-mail : okmt50@nicchu-hyogokenren.net

核兵器禁止条約の発効を力に核兵器廃絶へ!

禁止条約に署名・批准する日本を!

今年の「3.1ビキニデー」は、その歴史の中でも特別な機会になろうとしています。それは、1954年のビキニ水爆被災事件を契機に誕生した原水爆禁止運動が、65年以上にわたって求め続けてきた核兵器禁止条約が1月22日に発効し、核兵器が違法化された中で迎えるからです。

こうした画期的な情勢を切り開く土台となったのは、核兵器の非人道性を訴え、核兵器の全面禁止を要求し続けてきた被爆者と原水爆禁止運動、そして世界の反核世論と市民社会の運動にあります。

核兵器禁止条約の発効によって、核兵器廃絶のたたかいは新たなステージに入ります。重要なのは日本です。人類でただ一つ、戦争による核の惨禍を体験した被爆国の日本が禁止条約の参加に踏み出せば、核兵器廃絶のたたかいに大きなインパクトを与えます。

3・1ビキニデー集会は、歴史を動かしたビキニ事件と市民の運動について学ぶとともに禁止条約を力に、核兵器のない世界、非核平和の日本とアジアをめざして、海外代表と一緒に討論し、行動に力強く踏み出す場です。(原水爆禁止日本協議会パンフより)

3・1ビキニデー・オンラインに参加を!

オンライン会議アプリZoomウェビナーで開催します。参加ご希望の方は http://www.antiatom.org/   から登録して下さい。登録者には参加URLがメールで通知されます。

登録費:「全体集会・分科会」1,500円(一般)、500円(被爆者・学生・高校生) 「3・1ビキニデー集会」1,000円

原水爆禁止日本協議会 03-5842 -6031  Fax.03-5842-6033

E-mail:antiatom55@hotmail.com

元八路軍兵士の日本人「私は八路軍の少年兵だった」

元八路軍兵士となった日本人の体験記録

著者の藤後(とうご)博巳さん(1929年生)は、1943年(昭和18年)、高等小学校卒業後、満蒙開拓青少年義勇軍に志願。茨城県内原訓練所に入所。1944年2月渡「満」四平省昌図訓練所に入所後、ハルビン郊外の嚮導訓練所に移る。1945年8月、敗戦とともにソ連軍の捕虜となり、海林捕虜収容所を経て牡丹工捕虜収容所に収容される。同年10月釈放されてハルビン郊外の難民収容所に収容される。1946年、ハルビンに進駐してきた八路軍に加わり、以後、各地を転戦。1955年(昭和30年)帰国。以来、日中友好運動に携わる。現日中友好協会大阪府連合会顧問。

日本と中国との関係は歴史的に古く、絶ち難い強い絆で結ばれていますが、その背景には過去も今も、様々な人間のドラマがあります。その卑近な例を挙げるとしますと、一つに中国残留―日本人孤児たちがあります。歴史に翻弄されて苛酷な人生の苦渋を余儀なくされたこの人たちは、日本の中国侵略戦争のもたらした「負の歴史」の生き証人でもあります。その日本の子どもたちが、中国の人の手によって育てられ、成長し、その多くが中国の地に根を下ろしているその意義は深く、かつ重いものがあります。そしてその動機はともかく、中国の養父母たちの人道精神は、私たちに深い感銘を与えました。その孤児たち一人ひとりの心情はどうであろうとも、かれらこそ日中両国のかすがい的存在であることは何人も否定できません。

いま一つに、戦後、日本人でありながら八路軍(現中国人民解放軍)の兵士として戦後内戦に参加し、前線で、あるいは後方で、中国人たちとともに新しい国づくりに協力した人たちがいました。世間ではほとんど知られていない戦後の日本人の足跡があります。実は私もその一人だったのです。(著書の「はじめに」より抜粋)

(藤後さんの体験は2020年8月22日付毎日新聞夕刊に大きく紹介されました。上)

著書「私は八路軍の少年兵だった」お申込みは下記へお問い合わせ下さい。

E-mail:tougohiromi@yahoo.co.jp (藤後博巳さん)

中国百科検定公式テキスト増補分・問題集増補分新版到着

「中国百科」増補分新版・検定問題集増補分新版が到着

第9回「中国百科検定」が2021年3月20日(土・祝)に全国20会場で実施されます。すでに受験を申し込まれた方、また受験を考えておられる方々にはそれぞれ学習に励んでおられることと思います。日中友好協会は検定受験のための学習や中国を正しく知ることに役立つ中国百科検定公式テキスト「中国百科」(2013年初版)と中国百科検定問題集(2015年初版)を発行してきましたが、その後の情勢の著しい変化により「中国百科増補分」「中国百科検定問題集増補分」を発行しました。その後、昨年12月、香港問題や新型コロナ感染症の拡大など更なる情勢の変化などを加えた増補分新版を作成しました。増補分新版は既に兵庫県連合会事務所に到着しています。必要な方はお申込み下さい。

中国百科検定公式テキスト「中国百科」増補分新版(32ページ)

中国百科検定問題集増補分新版(14ページ)

価格:テキスト・問題集増補分新版セットで 300円(送料164円)

申込先:日中友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax:078-412-2228

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

漢詩の起こりと進化②「漢詩の全盛期」

中国を代表する盛唐の大詩人

李白と杜甫は中国を代表する大詩人です。その2人が同時代に生きたということは、繁栄と混乱を合わせもつ激動の時代が彼らを、そして彼らの作品を作り上げたと言っても過言ではありません。唐を初唐・盛唐・中唐・晩唐の4期に分ける区分方法があります。これは唐の王朝としての繁栄度合による区分ではなく、文学の流れによる区分であり、李白と杜甫が生きた時代を盛唐とするのは2人への評価の高さを示すものです。

李白は「詩仙」と称され、8世紀に活躍した李白の生涯は不明な点が多い。若い頃は道士修行や、侠客との交際など、放浪の生活だった。玄宗の時に推薦により翰林供奉となるが、約2年で辞職。安史の乱の混乱期も生き抜いたが、最期は月を取ろうとして長江に落ちたという伝説もある。李白は七言絶句を得意とし、自由な発想と豪快な表現を特徴とする。

「詩聖」と称される杜甫は、李白より10歳ほど年少。役人を志すもかなわず、仕官のため生活のために人生の大半を放浪して過ごした杜甫の作品には、失意と沈鬱さがあふれている。中でも、彼は社会の矛盾を訴える詩を多く作る。日本では「春望」が有名。盛唐には他に、自然を詠った詩の多い孟浩然、王維、辺境地帯の風土を詠んだ辺塞詩に特色を持つ高適、岑参、王昌齢といった詩人がいる。

韓愈と白居易など、官僚としても出世をした詩人が登場します。文章家でもある韓愈は、その文章と同じく詩も非常に難解だが、細やかな表現が特徴です。韓愈のいわば弟子のような存在で、その作風を受け継ぐ詩人に猛郊、賈島、李賀らがいる。特に27歳で亡くなった李賀は、怪奇な題材を好み、異様な雰囲気の作品が有名です。白居易はその字の白楽天のほうが日本では馴染みがあります。白居易は韓愈と異なり、平易な言葉を用いて作詞を行った。玄宗と楊貴妃の悲劇を詠った「長恨歌」は七言百二十句の長編です。(中国百科検定公式テキスト中国百科より、画像は百度百科)

漢詩の起こりと進化①

詩経~楚辞~五言詩へ

儒教の最初の経典、孔子やその弟子が編んだとされる書物に「四書五経」(大学・中庸・論語・孟子・詩経・書経・易経・礼記・春秋)があります。「詩経」は春秋時代の中期頃の当時の中国北x中部の地域の歌305篇を集めたもので、編纂者は孔子と言われている。「詩経」は風・雅・頌の3つに分類されます。

「詩経」の詩から300年ほどのちも、南の楚の国の歌を集めた「楚辞」が編まれ、「楚辞」の中心的な作者は屈原です。楚の王族の出身とされる屈原は、大臣として活躍するが勢力争いに敗れて追放され、失意の内に汨羅(べきら・川の名)に身を投げて死んだと言われています。屈原の代表作は「離騒」で、楚辞の代表作でもあり、失意のどん底にあった屈原が、その怒りと悲しみを詠った作品です。(画像は屈原)

詩はその後、後漢から六朝時代にかけて五言詩が一般的となり、さらに七言詩が生まれてきます。こうした形態は漢代に起こった「楽府」という歌謡が起源と考えられます。南北朝時代に編纂された詩や文の選集「文選」収録の「古詩十九首」が古い五言詩として最も有名です。

三国時代の魏の皇帝一族である曹操、曹丕、曹植はいずれも文学者としても高い能力を持ち、多くの五言詩を残しています。中でも曹植は三国から南北朝時代を通じてもトップクラスの文学者です。東晋から南北朝時代の南朝宋の時代の詩人、陶淵明は、隠逸詩人と呼ばれる。他の詩人たちが宮廷で詩を詠んだのに対して、農村で暮らしながら自然や農村での生活を詠った、当時としては異質の詩人です。代表作の「飲酒」は陶淵明の生活、日々の過ごし方が目に浮かぶような、誰もが安心感を覚える作品と言えるでしょう。(中国百科検定公式テキスト中国百科より、画像は陶淵明、何れも百度百科より)

「中国残留日本人孤児」の人生が問いかけること

―日本人として、日本の地で、人間らしく生きるために―

中国「残留日本人孤児」への支援事業として、神戸市と明石市の委託を受け、日本語教室や生活講座などを開催している中国「残留日本人孤児」を支援する兵庫の会(浅野慎一代表)は、毎年1回、11月に中国残留邦人への理解を深める集い(神戸市主催)を神戸市内で開催していますが、昨年は新型コロナウイルス感染症の拡大により開催を中止しました。代替え事業として、中国残留日本人孤児への理解を深めるために昨年末、動画を作成し、多くの市民に見て頂くために現在Youtubeで公開しています。動画は「中国残留日本人孤児が問いかけること」―日本人として、日本の地で、人間らしく生きるために―、をテーマに、前半は浅野慎一代表(神戸大学教授)による日本語版、後半は佟岩さんによる中国語版です、ぜひご覧下さい。