中国茶講座7月は広東省のお茶

香り高い烏龍茶、鳳凰単叢茶などを紹介

7月の中国茶講座は「香り高い烏龍茶、鳳凰単叢茶(ほうおうたんそうちゃ)を中心に中国・広東省のお茶を講師の神田貴子高級茶芸師、高級評茶員が紹介します。どなたでもご参加頂けます。事前にお申込み下さい。定員になり次第締切ます。

日時:2020年7月15日(水)午後1:30~3:00

会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」

※阪急岡本駅南口を西へ徒歩1分、「鳥貴族」さんが入るビル3階

講師:神田貴子さん 高級茶芸師、高級評茶員

参加費:1,200円 定員:15人 事前予約が必要です

※7月13日現在の参加予約数:14人 間もなく締切

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)412-2228(月曜日~金曜日)

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net 

盧溝橋事件83周年

事件を契機に侵略戦争を中国全土へ拡大

1937年7月7日、中国・北京(当時は北平)の中心地から南西へ約15kmにある永定河にかかる全長260mの盧溝橋付近で夜間軍事演習を行っていた日本軍の部隊へ中国軍の陣地から数発の銃弾が撃たれたとして、これを不遜な「不法射撃」ととらえた日本軍は「膺懲」(征伐してこらしめる)と称して中国軍の陣地を攻撃、中国軍も抗戦し盧溝橋付近で日中両軍の戦闘が繰り返された。これが盧溝橋事件(7・7事変)です。

この事件をきっかけにして日本は1945年の敗戦まで中国全土への侵略戦争をおしすすめ、第2次上海事変、南京事件、731部隊の細菌戦、戦時性暴力、燼滅掃討作戦(三光作戦)、強制連行・強制労働事件、重慶などへの無差別爆撃、遺棄毒ガス事件をはじめとした加害行為を重ねてきました。今年は事件から83年になります。

「国家安全法」の香港導入決定で協会が理事長談話発表

全人代での国家安全法制決定に関し、6月16日、日本中国友好協会本部は理事長談話を発表し、報道各社に送付しました。以下はその全文です。

全人代での「国家安全法制」決定に関し、中国政府による香港基本法と「1国2制度」の原則遵守を求める

5月28日、全人代で香港の「国家安全法制」(以下「安全法」)が採択されました。同法では香港での国家分裂行動、政府転覆、外国勢力の関与、さらに組織的テロ活動などが禁止されることとなっています。昨年行われた逃亡犯引き渡し条例に反対する抗議行動を、中国政府は外国勢力の関与による不法な組織的テロ行為、国家分裂活動と見なし、安全法が不可欠としていますが、国際世論は強く反発しています。さらに中国の国家安全当局が香港に配置されて監視活動が繰り返される事態に至っています。

植民地香港を平和的に、繁栄を維持しつつ返還させるため、中国はイギリスとの協定で「1国2制度」「資本主義50年不変」を世界に約束しました。1997年の返還式典にはアメリカを含む世界各国が招待され、香港の繁栄を共に慶祝しました。この歴史的事業を成功させ、その後経済大国となった中国がこの約束を守るのかどうかを世界中が注目しています。仮にも「1国2制度」が崩壊すれば、香港の繁栄と香港市民の将来だけでなく、中国に対する世界の信頼は奪われることになるでしょう。

返還時には香港独立や革命を主張する勢力は皆無でしたが、残念ながら返還からの20年余りの間に香港市民の不安や反発が強まり、現在は香港を脱出する市民も増え、全人代決定が実行されればその数が急増することが懸念される事態となっています。あらゆる暴力に反対する立場に立つ者として、昨年の主催者発表100万人の平和的な抗議行動、区議選等で示された市民の感情に配慮し、冷静に市民との対立を回避し、基本法と「1国2制度」の原則を厳守することこそが香港の繁栄維持に向けての唯一の解決策と考えます。

香港基本法では「1国2制度」の原則の下で、集会、結社、デモなどの自由が保障されていますが、死文化してしまうことを香港市民は恐れています。中国は多くの国際人権条約の批准国として人権規約を順守する義務があることは言うまでもありません。

いまや香港の将来は香港市民だけのものではありません。「1国2制度」の破綻は中国本土と香港両市民間の信頼の醸成を妨げ、日本における反中感情をさらに高めることと強く懸念します。国際紛争の平和的な話し合いによる解決を主張してきた中国が、平和を願う大国としての責任を果たすことを心から願い、力ではない平和的な話し合いによって事態が打開されることを強く求めるものです。

白茶の起源、生産地、効能などを学ぶ

白茶は微発酵のお茶で「三降三抗」の効果

6月17日午後、「白茶」をテーマに中国茶講座を開催し、定員の15人が参加しました。講師の神田貴子高級茶芸師、高級評茶員が白茶の起源や生産地、種類、その薬効効果について話しました。

白茶の殆どは福建省で生産されています。福建省の福鼎、政和、松渓、建陽が主要生産地です。1796年(嘉慶元年)頃に作られ始めたと言われています。現在、福建省以外では雲南省等でも僅かに作られています。白茶の種類はあまり多くなく、基本の種類を覚えておけば、各白茶の大まかな傾向はわかります。・白毫銀針・白牡丹・寿眉・貢眉・新工芸白茶。

白茶は漢方薬として使われることもあり「一年茶、三年薬、七年宝」と言われ、経年熟成により味に深みが出るだけでなく、薬効効果も高くなります。漢方では涼性に属し、体の熱を取り除き炎症を抑える働きがあるため、昔から子供の麻疹の解熱に良いとされていました。また白茶には「三降三抗」(高血圧、高脂血症、高血糖の改善・抗酸化、抗腫瘍、抗輻射)の効果があるとされています。

講師から詳しい説明を聞き、白毫銀針、白牡丹、白牡丹餅茶、寿眉餅茶などの銘茶を味わいました。(写真は白牡丹茶葉)

次回「中国茶講座」は7月15日(水)開催予定です。

盛唐の詩人・杜甫の絶句を読む

人間の悲哀を歌い続けた詩人・杜甫

6月13日、4ヵ月ぶりに開いた「漢詩を読む会」は盛唐の詩人・杜甫の「絶句二首」其二を丹羽博之大手前大学教授の解説で読みました。

杜甫(712~770)河南省鄭州市鞏義の生まれ字は子美。若いころ科挙を受験するが及第できず各地を放浪、李白などと親交を結んだ。安史の乱で賊軍に捕えられ、その後脱出して、新帝・粛宗のもとで左拾遺に任じられた。翌年左遷されたため官位を捨て48歳の時、四川省成都の近くに草堂を建て4年ほどを過ごす。その後、再び各地を転々として苦難の一生を終えた。杜甫は乱で賊軍に捕えられ、幽閉を体験したことで自身の悲しみや外界の事象を歌いながらもその悲しみは常に同じ悲しみを持つ多くの人々へ拡げていこうとする傾向が表れてきた。杜甫は中国最高の詩人として「詩聖」と呼ばれ、李白とともに「李杜」と称されている。

「絶句二首 其二」

江碧鳥逾白 江碧にして鳥逾々白く

山青花欲然 山は青くして花は燃えんと欲す

今春看又過 今春看のあたり又た過ぐ

何日是帰年 何の日か是帰年

江は深緑に鳥はいよいよ白く、山は早緑に花は燃えんばかりだ。ああ今年の春も私の見つめる目の前を過ぎていこいうとしている。いつの日に故郷へ帰れることやら。

(読み下し文は、中国詩人選集第9巻「杜甫上」岩波より)

次回「漢詩を読む会」は8月8日(土)午後2:30~開催予定

太極拳の練習を再開しました

自粛による運動不足解消に太極拳は最適

3月中旬から新型コロナウイルス感染拡大で休講していた太極拳講習会を6月から2か月半ぶりに再開しました。長期にわたる外出自粛のため運動不足となり、特に足が弱りがちになります。太極拳は年齢に関係なく誰にでも出来、運動不足を解消するためには最適です。

高齢者が通う垂水区の朝霧太極拳同好会は6月11日から練習を始めました。会場を使用する際の会館からの「お願い」は、入館の際は必ずマスクを着用し、当日の体温を毎回参加者各自が検温し、体調について所定の項目ごとにチェックし、体調が優れないときは参加を控える。チェック用紙は主催団体が記録を保存し、要請があればいつでも提出できるようにします。また会場で使用した部屋の備品等は使用者が除菌して退室します。感染拡大が収束するまではこの状況が続きそうですが安全第一で練習に汗を流しています。(マスクをして練習する太極拳メンバー)

西宮市に「火垂るの墓」記念碑が完成

「戦争の不条理」伝える記念碑の除幕式―西宮市

2020年6月7日(土)午後、強い日差しの下、西宮市奥畑の震災記念碑公園の一画で、小説「火垂るの墓」記念碑の除幕式が行われました。新型コロナウイルス感染防止のため規模を縮小して開催された除幕式には実行委員会の人たち、地元住民、マスコミ関係者など約100人が参加しました。「火垂るの墓」記念碑建碑実行委員会の土屋純男代表が碑建立に至った経緯を紹介しました。(写真上:除幕式であいさつする土屋純男代表)

「1967年に野坂昭如さんの体験を題材とした短編小説『火垂るの墓』が発表され、1988年にアニメ映画が制作されました。1995年の阪神・淡路大震災後この辺りは空地のままの土地があり、そこに野坂昭如さんが居たことを知り、当時、野坂少年が過ごした防空壕の場所などを調べることになりました。(完成した小説「火垂るの墓誕生の地記念碑)

その過程で、この戦争体験を何としても後世に伝えたいという願いが湧いてきました。2017年3月に建碑実行委員会をつくり、戦後75年にあたる2020年の完成をめざし昨年7月から寄付金募集を開始し、多くの人びとのご協力によりこの地に記念碑を完成させることができました。誠に感無量です」とあいさつし関係者により除幕されました。

西宮市に戦争の不条理を伝える記念碑が建立され、芦屋市には1973年7月に日中戦争への反省のもと、二度と戦争の惨禍を繰り返さないと誓った「日中友好平和の塔」が市民の努力で芦屋川河口付近の東岸に建てられました。阪神間に平和を祈念する記念碑が新たに建てられたことは、風化が叫ばれる中で戦争の悲惨さを後世に伝える身近な場所になることを願っています。(U)

現代中国学習会

コロナ後の中国の政治・経済のゆくえ―2ゕ月遅れて開かれた「全人代」を読み解く―

 中国・武漢に端を発した新型コロナウイルス感染症は、全世界へと拡がり、今も多くの国に困難をもたらしています。感染拡大にともない、日本では4月7日「緊急事態宣言」が発出され、約50日間にわたる自粛を余儀なくされました。5月25日に宣言は全国で解除され、新しい生活様式での日常が戻りつつあります。

 中国は、1月23日に人口1,100万人の武漢市を都市封鎖し、徹底した検査と隔離により感染拡大を防止、コロナ禍を克服してきました。今年3月に予定していた全国人民代表大会を5月下旬に開催し、コロナ後をスタートさせました。今年の「全人代」では何が議論され、何が決まったのか。会議内容の解説とこれからの中国の政治、経済を展望し、安井三吉神戸大学名誉教授に講演して頂きます。最近の「香港問題」についても語って頂きます。

  • 日時:2020年7月18日(土)午後2時~4時
  • 会場:東灘文化センター8階第1会議室(旧区民センター)
  • 講師:安井三吉神戸大学名誉教授

1941年東京生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒、1972年神戸大学教養部助教授、国際文化学部教授、2004年定年退官、名誉教授、孫文記念館館長・神戸華僑歴史博物館研究室長。専門は中国社会文化論

参加協力費:500円 事前予約が必要です

主催:日本中国友好協会東神戸支部

Tel&Fax(078)412-2228(兵庫県連内)

E-mail:sps98kg9@kobe.zaq.jp

「第53回兵庫県平和美術展」出品募集中!

平和の壁に花一輪を

兵庫県平和美術展は、無審査形式を採用し、平和を愛する人ならどなたでも自由に出品できる展覧会です。ぜひ貴方も出品されますようご案内いたします。

絵画・書・写真・漫画・きり絵・版画・彫刻・工芸・絵手紙・ちぎり絵など(グループ出品も可)。出品される方(17歳以上)は、ハガキかメールで氏名、年齢、住所(〒番号)、電話、作品名(12文字以内)、ジャンル(例=油彩、書、写真など)、サイズ(額縁含め横のみcmで)を記載し、7月8日(水)までに下記連絡先までお申し込み下さい。なお、大きさ制限や、大きさによっては2点扱いもあります。宅急便利用も含めて、詳しい内容について、連絡いただければ資料をお送り致します。

  • 搬入=7月21日(火)10時~14時 県民会館2F大展示室へ
  • 搬出=7月26日(日)17時~18時
  • 出展料=1点 2,000円 30歳未満は無料

平和美術展日程

  • 2020年7月22日(水)~26日(日) 10時~18時(最終日は17時まで)
  • 兵庫県民アートギャラリー(JR元町駅北へ 県民会館2F)
  • 入場無料

連絡先:☎070-1749-0112(宇山さん)

E-mail:yari58 hotaka53@song.ocn.ne.jp

講座「中国外交史のなかの日本」

東アジアを視点に古代中国と日本の歴史を学ぶ

激動の東アジアをNHK TV歴史番組などでお馴染みの北村多加史先生が講演する「中国歴史講座」です。中国の歴史を基本に、同時代の日本をわかりやすい先生手づくりの「テキスト」で日中交流の歴史を学びます。

今年2月29日に予定していた講座ですが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期していました。どなたでも参加頂けますので改めてご案内致します。お誘い合わせてご参加下さい。

日時:2020年7月25日(土)午後2:00~4:30

会場:東播磨生活創造センター「かこむ」1階講座研修室

(兵庫県加古川総合庁舎1F、JR加古川駅を南東へ徒歩6分)

講演:来村多加史先生(阪南大学国際観光学部教授)

テーマ:中国・唐時代―後期

資料代:1,000円 大学生800円 高校生以下無料

主催:日中友好協会加古川支部

お問い合わせ:☎090-8753-5972(前田)