中国残留日本人への理解を深める集い

中国「残留孤児」の歴史と今後を考える

尼崎市に大谷昭宏氏(ジャーナリスト)迎え記念講演

中国残留日本人支援団体「コスモスの会」は今年で発足10周年を迎えました。改めて中国残留日本人の悲惨な人生を再認し、今後の支援につなげていきたいと思います。一人でも多くの方に中国残留日本人について知っていただき、支援の輪に加わってほしいと願っています。

と き:2018年10月20日(土)13:00~16:15

ところ:アルカイックホール・ミニ(尼崎市総合文化センター2F「玉翔の間」(阪神尼崎駅から立体遊歩道徒歩5分)

入場無料

◆特別記念講演 大谷昭宏氏(ジャーナリスト)

「みんなの命輝くために」―中国残留日本人の歴史~過去、現在、そしてこれから―

◆音楽のひととき ヴァイオリンとピアノのアンサンブル

ヴァイオリン 吉川哲波(あきは)さん

ピアノ 田中さおりさん

◆シンポジウム 支援活動に参加して

中国残留日本人1世、2世、支援者が参加

主催:尼崎市(委託事業団体コスモスの会)

協賛:近畿中国帰国者支援・交流センター

問合わせ:コスモスの会 090-1483-0510(田中さん)

HP:http://kosumosunokai.sakura.ne.jp/

10月の「中国茶講座」

8月に続き「台湾茶」がテーマです

台湾で人気の紅茶や高山茶など前回紹介しきれなかった台湾茶を数種類テイスティングします。気候も秋めいて参りました、美味しい台湾茶を味わいにお越し下さい。どなたでも参加できます。

  • 日時 2018年10月17日(水)PM1:30~3:00
  • 会場 日中友好協会兵庫県連合会「会議室」(阪急岡本西へ1分)
  • 講師 高級茶芸師 高級評茶員 神田貴子さん

参加費:1,000円(お土産、茶菓子付き) ※要事前予約

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

☎078-4122-2228   E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

記念講演「中国見たまま、聞いたまま」

日中平和友好条約締結40周年・神戸で記念講演会

「日中平和友好条約締結40周年」を記念し、前しんぶん赤旗北京支局長の小林拓也氏を招き記念講演会を開催します。小林氏は今年1月まで北京に在住し、5年半にわたり中国の政治、経済、歴史問題、社会問題などを精力的に取材してこられました。今回、長年にわたる取材活動を通して感じてこられた中国の姿をリアルに語って頂きます。お誘い合わせてご参加下さい。

  • 日時:2018年10月20日(土)午後2時~
  • 会場:兵庫県民会館 10F 会議室「福」(JR/阪神「元町駅」下車、東口より北へ徒歩約7分)下図参照下さい
  • 講師:小林拓也 前赤旗北京支局長
  • テーマ:中国見たまま、聞いたまま

参加協力費:1,000円 (高校生以下無料)

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会

Tel&Fax(078)412-2228 

 E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

10月の「漢詩を読む会」は白楽天の諷喩詩

炭売り爺さんの悲劇を詠った「売炭翁」を講読します

白楽天は少壮官僚であったころ、時の政治を批判した「新楽府五十首」を詠んだ。これは『詩経』以来の風刺の詩であり、白楽天はそれを諷喩詩と名付けた。その中でも有名な炭売り爺さんの悲劇を詠った「売炭翁」を今回は講読します。紫式部もこれらの作品を読んでいます。

第13回「漢詩を読む会」

  • 日時:2018年10月13日(土)午後2時~4時
  • 会場:日中友好協会兵庫県連合会「会議室」(阪急岡本駅西すぐ)
  • 講師:丹羽博之 大手前大学総合文化学部教授

テーマ:白楽天の政治批判の詩「売炭翁」

資料代:1,000円  事前にお申込み下さい。

主催:日本中国友好協会兵庫県連合会「神戸中国文学同好会」

連絡先:Tel&Fax(078)412-2228

E-mail: okmt50@nicchu-hyogokenren.net

強制連行・強制労働による中国人犠牲者を追悼

犠牲者追悼と日本・ドイツの戦争加害映画について講演

日中友好協会兵庫県連合会は、9月4日午後、大雨警報が出る中、神戸市兵庫区の宝地院本堂で、戦争末期、強制連行・強制労働による「中国人犠牲者を慰霊する集い」を開催し、神戸港と相生の播磨造船所(当時)での苛酷な強制労働により亡くなった中国人45人を中川正興住職の読経と出席者の焼香で追悼しました。

日本への中国人強制連行は全体で約3万9千人、犠牲者は6千8百人余りですが、日本軍侵略下の中国大陸での強制連行・強制労働は膨大な人数となります。要塞の構築や石炭などの地下資源の採掘略奪などに苛酷な労働を強いられ数えきれない中国の人々が犠牲になり、今も犠牲者の人捨て場「万人坑」が発見されています。

なぜ日本は加害に背を向けるのか?

慰霊の後、学習講演会を開催。大阪府立大学大学院で抗日映画論を研究している永田喜嗣氏が「戦争映画に観る戦争加害~なぜ日本は加害に背を向けるのか?戦後ドイツ映画の歩みと比較して」と題し講演しました。

永田氏は、戦後のドイツでは1946年から戦争映画をつくっています。その頃は、ナチへの反対を描く内容でユダヤ人についての映画はつくっていません。1950年以降のドイツの戦争映画を作品名をあげて変化していく内容を紹介。ナチからの被害を描いた映画が海外から入り出し、アウシュビッツ、ホロコースト問題への関心が市民の中に高まり、アイヒマン裁判やホロコーストはドイツの一般国民にも責任があるとしたダニエル・ゴールドハーゲン論争を経て、加害の実態を知った一般市民の中に加害責任を負わなければならないという意識が広がりました。

統一されたドイツでは数多くの加害映画がリメイクされました。一方日本は真逆で、戦争映画は日本の被害を描いた内容中心の作品がつくられました。1997年、横浜で日本の加害、南京大虐殺の「南京1937」が上映された際、右翼がスクリーンを切り裂く事件が起こりました。それ以後、映画館で加害映画の上映はなくなりました。加害の実態を知る人は少なくなり、加害抜きの映画は日本人にとっては心地よいのかも知れません。最後に永田氏の解説でドイツ映画「ベルリン1945」と日本映画「戦争と人間」の抜粋映像を鑑賞しました。

加古川で「中国を知る学習会」

加古川支部が4回連続の学習会を企画

2018年12月9日(日)、加古川市の東播磨生活創造センター(加古川総合庁舎)で第5回「中国百科検定」を実施するにあたり、日中友好協会加古川支部は、4回連続の「中国を知る学習会」を開催します。百科検定受験に関係なく、中国の各分野を詳しく知る機会として多くの方の参加を呼びかけています。どなたでもご参加頂けますのでお誘い合わせてお越し下さい。

● 9月14日(金)18:00~20:00 地理・民族宗教・世界遺産

● 9月22日(土)14:00~16:30 政治と法・経済と産業

●10月12日(金)18:00~20:00    古代文明・中世・近現代史

●11月24日(土)14:00~16:30     文化・芸術・風俗習慣

会場:サンライズビル5F 市民団体室 JR加古川駅南すぐ(南東側) 

会費:1回 500円

連絡先:日中友好協会加古川支部  ☎090-8753-5972(前田)

「河南省の歴史と世界遺産の旅」中止のお知らせ

「河南省の歴史と世界遺産の旅」(9月17日~22日)は関西国際空港の台風被害状況により中止します。参加申し込みをされた皆さまには誠に残念ではありますが何卒ご了解頂きますようお願い申し上げます。申込みされている方々には別途個別にお知らせさせて頂いています。

2018年9月10日  日本中国友好協会兵庫県連合会

中国「残留孤児」が記念碑建立めざす

苦難の歴史を碑に刻んで残したい

「先の戦争で、日本は中国を侵略しました、そして敗戦国となりました。両国民はこの悲惨な戦争の被害者でした。私たちも残留孤児になりました。幼い時に、両親、兄弟・姉妹と死別、生き別れとなりました。戦後40年以上経てようやく祖国日本の土を踏むことができました。しかし国は十分な日本語教育の支援を提供してくれず、早く仕事をするよう迫られました。多くの帰国者は日本語がわからないまま仕事を始めざるを得ず、汚い、危険、きつい「3K」の重労働に就くしかありませんでした」

「10数年前、老後の生活と尊厳の回復を求めて、全国の残留孤児たちは、国の責任を問うべく裁判を開始しました。裁判は敗訴が続きましたが、唯一神戸地裁で勝訴判決を勝ち取りました。そして2007年にようやく中国残留邦人に対する新しい支援策ができました。しかしその支援策も決して十分なものではなく、まだ様々な問題が存在しています」

「私たちは2015年12月6日に兵庫県中国帰国者の会を発足させ、今も活動を続けています。しかしながら活動経費は少なく拠って活動する場所もありません。これまで安住の地である兵庫県に帰国者のための共同墓地建設を心から望んで運動を進めてきました。併せて残留孤児の苦難の歴史を記念碑に銘文(碑文)として刻み残したいと願っています。私たちのこの願いを実現するために皆さまのご支援、募金へのご協力を心からお願い申し上げます」

兵庫県中国帰国者の会 代表 植田恒陽

募金にご協力頂ける方は、お名前・住所・電話・メールアドレスをご記入の上、郵便振替用紙をご利用下さい。

郵便振替口座:00980-3-236555 

加入者名:兵庫県中国帰国者の会

中国語2018年度後期受講者募集!

10月9日(火)より各クラス順次開講

初級(3クラス)中級(6クラス)上級(1クラス)で受講者を募集しています。各クラス見学受講できます。(各クラス定員15人)

  • 初級Ⅰ(金)18:30~(夜間1クラス)
  • 初級Ⅱ(火)10:00~/18:30~(朝・夜
  • 中級Ⅰ(月)10:15~/18:30~(朝・夜)
  • 中級Ⅱ(水)10:00~/18:30~  (朝・夜)
  • 中級Ⅲ(木)10:15~/18:30~  (朝・夜)
  • 上 級(金)13:30~(昼1クラス) 

授業は1時間45分、全クラス中国人講師 

入会金:10,000円(学生・協会員は不要)

受講料:35,000円(6ヵ月、全20回分)

お問合せ:日中友好協会兵庫県連合会「中国語を学ぶ会」

☎078-412-2228   E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

第5回・第6回「中国百科検定」

「初級コース」を新設~中国力で可能性を広げよう!

中国百科検定とは、中国語の能力ではなく、歴史・地理・政治・経済・社会・文化・教育・スポーツなど多方面の知識を問う、日本でも極めてユニークな検定です。

「受験コース」初級・3級・2級・1級・特級(試験は全国一斉)

特級は、地理・政治経済・歴史・文化、芸術、風俗習慣の4分野から1分野を選択。第5回から「初級コース」が新設されます。

「受験資格」―どなたでも受験可能です。年齢、国籍の制限はありません。日本語での設問となります。1級の受験は2級合格が、特級の受験は1級の合格が条件となります。2級・3級・初級はどなたでも受験できます。※併願はできません。

「試験日/試験時間/申込期間」全国一斉実施

2018年12月9日(日)15:00~15:50   申込:9月1日~11月9日

2019年3月21日(祝)15:00~15:50  申込:12月1日~2月21日

2018年12月9日は加古川市で、2019年3月21日は神戸市で実施

加古川会場2018年12月9日(日)東播磨生活創造センター1階講座研修室(加古川総合庁舎)JR加古川駅より南東へ徒歩約6分

神戸会場2019年3月21日(祝)兵庫県民会館10階「福」

◆申込票、リーフレットの請求は日中友好協会兵庫県連合会へ

◆問題集(株式会社メコン)1,000円、増補版200円(何れも送料別)

Tel&Fax:078-412-2228   (月~金 10:00~19:00)

E-mail:okmt50@nicchu-hyogokenren.net

主催:日本中国友好協会

後援:(公社)日本ユネスコ協会連盟、(公財)日中友好会館、(一財)日本中国文化交流協会、中国文化センター(東京)

協賛:中国駐東京観光代表処、中国日本友好協会、中国国際航空公司、日本華人教授会

お問い合わせ:日本中国友好協会事務局

〒111-0053  東京都台東区浅草橋5-2-3    鈴和ビル5階

E-mail:nicchu@jcfa-net.gr.jp 

Tel:03-5839-2140    Fax:03-5839-2141